• ベストアンサー

「こんなような」と「こんなふうな」

「こんなような物」と「こんなふうな物」はどう違うでしょうか。 また、「こんな様な物」、「こんな風な物」と書くのは間違いでしょうか。

noname#9284
noname#9284

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#10086
noname#10086
回答No.4

電子辞書を串刺しで使っているので引いてみたところ、 まず、「こんな」には「このような」という意味があるため「こんなような」は「このようなような」となり、 「こんなふうな」は「このようなふうな」となってしまうため日本語としては不適切です。 それぞれ、「このような物」と「こういうふうな物」が 正しい表現となります。もしくは、「こんな物」です。 次に、「こんな」を「このような」の口頭語的表現としているのは新明解国語辞典第五版だけで、 広辞苑第五版、国語大辞典、日本語大辞典では 「こういうふうに」という表現だけで、「こんな」は 古文では文章表現として使われています。 前述の通り「このような」と「こういうふうに」は ほぼ、同じ意味です。 違いといえば、両方「やり方」という意味があるため、 このようにやりなさい。 こういうふうにやりなさい。 という表現はできても、「よう」には、意図・希望を表すという意味があるのに対し「ふう」には無いため、 成功するようにと祈る。は適切ですが、 成功するふうにといのる。は不適切です。 このような違いは、なぜというより、決まりだからとしか 言いようがありません。 また、文化庁の国語世論調査で、自分の主張や考えを、広く人々に知らせて同意を求めるという意味の 「檄を飛ばす」を、74・1% の国民が「元気のない者に刺激を与えて活気付ける」と答え、岩波書店の「広辞苑」でも、1991年発行の4版から「刺激して活気づける」の意味が加えられていることからも正しい日本語というのは非常に難しい問題です。 最後に漢字ですが、漢字で書くと、 此の様な物。 斯ういう風な物。 となりますが、「今日は」を「こんにちは」と書くように ひらがなで書くのが一般的です。 これもなぜといわれても、なぜでしょうねぇ。

noname#9284
質問者

お礼

ご回答をありがとうございます。 日本語は生きているので常に変化してゆくということですね。 つい、しみじみしてしまいました。(この使い方もまちがっているかもしれません) > 「よう」には、意図・希望を表すという意味があるのに対し「ふう」には無いため、 > 成功するようにと祈る。は適切ですが、 > 成功するふうにといのる。は不適切です。 言われてみればたしかにそうです! 8月27日05:19

その他の回答 (3)

回答No.3

口語では使われますがどちらも「ぜひ使ったほうがよい」表現とはいえないと思いますが。。。 まず、表記。「様」は、ひらがなで書くほうが一般的ですが、漢字で書いても間違いではありません。 「風」は私は漢字で書くほうが多いかと思いますが、人によると思います。一般的には(書籍や新聞など)ひらがなで書いているケースが多いかもしれません。 次に、指示語である「こんな」について考えましょう。様というのは様子のことですから、状態とも言い替えられます。つまり「こんな状態」「こんな様子」という意味ですが、名詞に続く形としては「この」の方がより正確で(このような物)、「こんな」は口語的あるいはくだけた表現です。また、くだけた表現であることから、私個人としては、あまりその示している内容のものを大事に思っていないというか軽く考えているという印象を少し受けます。(若い人は意識しないで大切なものにも使うかもしれません。若い人相手に使うならOKでしょう。)様は文字通り様子のことですから、外見を中心に現しています。 それに対して風は、こんな風な、の「な」の後に「物」が続くのは私は少し違和感があります。(もちろん日常的には使われている表現ですが)。「こんな風に○○をする」という風に、動詞を修飾するする用法は一般的に昔から使われていると思います。また、「こんな風な形の△△」というのは使うと思います。(「この風な」とはいいませんね。) つまり、意味としてはどちらも「大体このような外見の」あるいは「およそこのような雰囲気を持った」ということを言っているわけですが、一般的には前後関係と、どちらを重視するか(外見を強調するか、雰囲気を強調するか)で、使い分けていると私は思います。他の方の意見も聞いてみてください。

noname#9284
質問者

お礼

ご回答をありがとうございます。 表記についてわかりました。 > また、くだけた表現であることから、私個人としては、あまりその示している内容のものを大事に思っていないというか軽く考えているという印象を少し受けます。 そう言われてみればそうですね。 > それに対して風は、こんな風な、の「な」の後に「物」が続くのは私は少し違和感があります。 ここらへんになると日本人でも難しくなりますね。 これを説明しようと思う相手は日本語を勉強している外国人です。 「こんな風に言う」と言ったら「かぜですか?」と 意味がわからない様子でした。 > つまり、意味としてはどちらも「大体このような外見の」あるいは「およそこのような雰囲気を持った」ということを言っているわけですが、一般的には前後関係と、どちらを重視するか(外見を強調するか、雰囲気を強調するか)で、使い分けていると私は思います。 大変参考になりました。 8月26日21:19

  • ruru-po2
  • ベストアンサー率18% (96/508)
回答No.2

>「こんな様な物」、「こんな風な物」と書くのは間違いでしょうか。 そうですね。 正しくは「このような物」です。 似ているようでも「こんなふう」と「このような」は違いまして、「こんなふう」の後に名詞はまずこないですね。 たとえば・・ 「このような物はいただけません」 「こんなふうにやってごらん」 となります。

noname#9284
質問者

補足

ご回答をありがとうございます。 書くのを忘れました。 会話文です。 それから、漢字で書かずにひらがなで書く、ということですね。 > 似ているようでも「こんなふう」と「このような」は違いまして、「こんなふう」の後に名詞はまずこないですね。 なるほど、です! 8月6日20:36

  • adjective
  • ベストアンサー率17% (241/1356)
回答No.1

質問にこたえていませんが。 どちらも,ニュアンスは同じでしょう。 「この様な物」「こういう風な物」が丁寧な言い方のような気がします。文語的かな~。

noname#9284
質問者

補足

ご回答をありがとうございます。 漢字で書いてもいい、ということですね。 8月26日20:35

関連するQ&A

  • ヒーターが壊れたのか、暖かい風が出ません。

    1993年式アウディですが、エアコンの風が冷たくて困っています。ファンはガンガン回って風は出るのですが、いつまでも暖かくなりません。 (1)原因で考えられる物は何でしょうか、 (2)自分で直せるものでしょうか お手数ですが教えてください、よろしくお願いします。

  • 風の音

    ボコボコ音を消す為にウインドウシールドを付けると、無音になるのですか? 風が吹いていると分かる物が映っていないと、無風に感じるのですか? ボコボコ音を消して、風が吹いていると音で分かる方法はありますか?

  • なぜ海沿いは風が強いのですか?

    建物などのさえぎる物がないからですか? 海から風は発生してるのですか?

  • 風が少ないのか

    私はエアコンを27度ぐらいに設定して、汗をかくなら 扇風機を回します。 寒い時でも扇風機を回して風を当てると、洗濯物も乾きました。 人の場合ですと扇風機を当てて乾くという事は、逃がす熱を汗によって 逃がして、熱を逃がす事になるのではないかと思います。 扇風機を有効に使っている方の御意見を頂きたいと思います。

  • 『千の風になって』と『1000の風』

    昨年、友人のご主人が亡くなりました。 そんな友人にちょっとでも元気を出して欲しいと思っています。 今日NHKで見た番組で、『千の風になって』という本のを特集していて、 漠然と、いいなぁと思いました。 ところが、この本についてインターネットで調べてみると、 『千の風になって』と『1000の風』と、2冊似たような本があります。 これらの本を読んだことのある方、是非ご感想をお聞きしたいです。 近くに本屋のない田舎なので・・・実物を見ることが出来ません。 どうぞよろしくお願いします。

  • 吹き返しの風ってなんですか?

    よく吹き返しの風って聞くけれど、吹き返しの風ってなんですか? 海からの強い風が山に当たって跳ね返って戻って来るって事でしょうか? そういう風があるとすれば何と言いますか? 宜しくお願いいたします。

  • 引き戸が風でガタガタ

    私の部屋の戸は引き戸(木)なのですが、 風でガタガタと音がして、夜、気になります。 隙間に物を挟んで、戸の遊びがないようにしても またすぐガタガタいいます。 なにか、簡単な方法で解決することはできないでしょうか。

  • 髪の毛を風になびかせるには

    3Dソフト未経験で現在購入を考えています。 候補としては「SHADE」です。 目的は人物のCGアニメーション製作です。 髪の毛や服が風になびいているアニメーションを製作したいと思っているのですが、これって簡単にできるものなのでしょうか? 風の角度と強さを設定するだけで髪の毛がなびくアニメーションが作れると嬉しいのですが、いかがでしょうか? もし「SHADE」で不可能であればその他ソフトで可能な物はありますでしょうか?

  • 「風そよぐ」は正しい?

    「そよぐ(戦ぐ)」を辞書で引くと、どの辞書でも「風に木の葉などがそよそよと音をたてているさま」などと書いてあり、一見したところ「風そよぐ」はおかしように感じます。「そよぐ」のは風ではなく、あくまでも葉や穂の方ですからね。 しかし、一般に「風そよぐ」が使われているのは、百人一首の98、 「風そよぐ ならの小川の 夕暮れは みそぎぞ夏の しるしなりけり(従二位家隆)」 を本歌として引いたものだと考えられます。 この歌は、京都にある「ならの小川(御手洗川)」と樹木名の「楢(なら)」が掛詞になっているので「風そよぐ」が成り立つのです。つまり、「風そよぐ」と書いてはありますが、実際は「風に楢の木(葉)がそよいでいる"ならの小川"の夕暮れは……」という意味だからです。 ただし、掛詞以降の部分をぶった切って「風そよぐ」だけを引いてしまう ってアリでしょうか?  「風たちぬ」のイメージからきているような気もしますが、そもそも「風がそよぐ」という使い方は許容範囲なんでしょうか?

  • 「風が光る」とは、どのようなことですか?

    「風が強い」とか「風が冷たい」等の表現は体感的な感じとして日常、よく使われますが、「風光る」 「風が光る」とは、どういうことでしょうか? 文学的描写を基軸に、ご自分の自由な印象を教えてください。