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黒船について

こんばんは。 黒船について不思議に思っている事があります。 黒船が1853年に浦賀に寄港した事は承知しているのですが、ペリー提督達は当初から浦賀を目指していたのでしょうか? それとも着いた所がたまたま浦賀だったのでしょうか? そしてもし前者であれば、その様な時代に太平洋を渡ってピンポイントで浦賀に来 れたのはどの様な航海術であったのでしょうか? やはり星頼みでしょうか? 若しくは羅針盤? 羅針盤は12世紀に中国で発明されたと習いました。 という事は、日本と接触する前にアメリカは中国と接触し羅針盤の技術を学んでいたという事ですか? きれいにまとまらずにすみませんが、時間のある時にでも回答お願い致します。

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  • sesame
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回答No.1

>>ペリー提督達は当初から浦賀を目指していたのでしょうか? >>それとも着いた所がたまたま浦賀だったのでしょうか? 最初から錨泊地を浦賀と決めていたかどうかはわかりませんが、少なくとも江戸湾(現在の東京湾)を目的地としていたことは間違いありません。 ペリー艦隊は当初から日本開国交渉の命を受け、すでに補給地として確保されていたケープタウン、シンガポール、香港、上海を経る東回りルートで、さらに沖縄、小笠原にも寄港し、浦賀到着を果たしたのです。 >>という事は、日本と接触する前にアメリカは中国と接触し羅針盤の技術を学んでいたという事ですか? 羅針盤は13世紀(1200年代)にはすでに中国からヨーロッパにもたらされていました。 本格的な大航海時代の始まりは15世紀初頭からですが、もちろん当初の喜望峰まわりの航路開拓者も、またコロンブスもクックもマゼランも、みんな羅針盤は使っています。 19世紀の欧米の航海術はかなり進んでおり、羅針盤の他にも機械式クロノメーター、測深儀、速力測定器なども装備した近代的なものだったのです。

good_speed
質問者

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おはようございます。 的確なご回答ありがとうございます。 知識として蓄えておきたいと思います。 また何かありましたらお願い致します。

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回答No.4

造船については明治期のものなら、下のアドレスで見られますけど、時期がずれ過ぎかな。

参考URL:
http://www.mhi.co.jp/nsmw/html/siryou1.htm
good_speed
質問者

お礼

こんにちは。 URLありがとうございます。 明治時代からこの様な技術があったとは凄いですね。 実際にその場面を見てみたいものです。 ありがとうございました。

  • mieeko
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回答No.3

黒船来航の頃の航海は基本的には現代と変わりません。帆船が主流(大航海時代)の頃は、帆の形が(利用法も)違いますが、日本でも海外、おもに東南アジアに交易を始めています。1613年にはイスパニア人の協力も有りましたが、約45日で外洋船を建造して、支倉常長はメキシコ経由でローマに行き、無事、帰ってきています、現代人が思っている以上に、航海術は昔から進んでいたのです。

good_speed
質問者

お礼

こんにちは。 航海術の凄さにも驚きますが、その様な時代に未知にも思える海やその向こうの異国に行く勇気にも驚きです。 どうもありがとうございました。

  • shoyosi
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回答No.2

アメリカが東洋(中国など)を交渉する時には、喜望峰を迂回して航海していました。ところが1846年米墨戦争の結果して、西方に出口がつくられ、新たに発明された蒸気船を使って太平洋航路で航海し、中国と交易するためや、捕鯨基地の交渉には、日本で食料や石炭の積み込みが必要になり、このための交渉を主目的として、喜望峰まわりで、ノーフォーク(東海岸)、セントヘレナ島、希望岬、セイロン、シンガポール、香港、那覇に寄港して日本に向かいました。当然江戸を目指しましたが、当時は海図もなく、船が大きかったため、座礁を恐れて、浦賀で落ち着きました。江戸に近づくため、測量船で測量を始めましたので、一悶着ありました。羅針盤の技術はスペインやポルトガルによる大航海時代を通じて、書物、学校などで米国を含むヨーロッパ世界共通の知識となっていました。

good_speed
質問者

お礼

おはようございます。 当時、その様な船をどのように造っていたのでしょうね。 まさかドックとかも既にあったのでしょうか? だとしたら、進水する際の場所はそれなりに深さも必要で、港も整備されていなくてはならないはず・・・。 そこまでの技術があったのでしょうか? ナゾは深まるばかりです。