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予防に効く??
「予防に効く」という日本語に違和感を感じてしまいます。 私だけでしょうか?
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「効く」 …良い結果を求める場合に使います。 「予防」に使っても確かに意味は通じるのですが、 …どちらかといえば「なんとなく」言いたい事は分かるという程度です。 何故なら「予防」は、 「良い」というより「悪くならない」ことを求める表現であること、 「結果」ではなく「予め」の行為であることが、 …意味のズレとして違和感を与えます。 更に、 「予防」は漢語由来の音読み単語であり、 「効く」は日本語の訓読みであることに、 …読み方の組み合わせに違和感を覚えるものです。 「予防」には「効果」という言葉を組み合わせることで、 「予め防ぐ」ことに「効き目として良い結果」を期待する意味が、熟語として成立します。 予防に対して「効く」を用いるには、 例えば「予め防ぐ“こと”(行為ではなく事柄)に効き目が有る」 というように、 「防ぐ」という良い結果を求める訓読みに、 「効く」という訓読みの組み合わせをするのが、 …適切な表現になります。 ただ、 そこまで理屈にこだわって考えながら使ってる人は、殆んどいないだろうと思いますが。
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noname#252332
回答No.1
予防する、とは効果の有る無しについては議題に上らない場合。 予防に効く、とは効果があるかどうかを論じる場合。 風邪に効く、とはすでに発症した風邪に効果がある場合。 風邪の予防に効く、とは風邪にならない効果がある場合。 効く、と、効果がある、を等価とみなせば合理的な日本語であることになります。