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金糸・銀糸
江戸時代に織物に使われる金糸銀糸ってどうやって作られていたのでしょうか? 生糸にメッキ技術も金属蒸着技術も無い時代に金を定着させる方法が想像つきません。
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クラウン工業という会社のWebサイトには「金銀糸とは、和紙に漆などで金箔・銀箔を貼り付け、それを糸状に裁断したものが始まりで、薄い金箔・銀箔と、丈夫な和紙の技術が発達していた日本で特に普及しました。」との説明があります(参考URL参照)。 この手法であれば、奈良時代あたりにはすでに問題なく金糸・銀糸の生産が可能だったのではないでしょうか。 漆や膠は古来より接着剤として有効に使われています。
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- chiychiy
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こんにちは 輸入という説もありますが はっきりとした分権がないようです。 >金銀糸・平箔の歴史は非常に古い時代に発生しているのですが、 その文献はほとんど見当たりません。また同様にわが国において、 金銀糸・平箔がいつ頃から製造される様になったかを知る確かな資料も ありません。 江戸時代初期までは金糸を輸入していた形跡があります。 しかし、室町末期に京都に来任したキリシタン宣教師が 当地方産の金襴の祭服を着けミサをしたことや、 上京・西陣の町衆が盂蘭盆会で風流踊りを競いあったときの 金襴の衣装が見事であったということが文献にあり、 この時代から流行しはじめた金襴帯や、金紗、金銀糸多用の縫い、 まで輸入で賄い切れたとは考えにくく、 国産の金銀糸との併用があったのではと思われます。 http://kinginshi.com/?p=21 >金銀糸の始まり 日本では6~8世紀頃に金銀糸が登場し、江戸時代には幕府によってその生産が管理され、明治以降は営業が自由化、その後前述した現在の大量生産時代を迎えます。いつから金銀糸の国内製造が始まったかについては、記録が少ない事、中国から輸入していた記録が残っている事もあり、残念ながらはっきりしていません。 中国では、漢の時代にすでに記録があり、6世紀頃には平糸・撚り糸共に存在したようです。 インドでは、紀元前から金銀糸が存在していたといわれています。現在ではサリーなどの民族衣装によく使われています。 ヨーロッパでも紀元前に既に金銀糸が存在していたようで、王族・貴族など権力層・富裕層の衣服に使われたのが始まりといわれています >http://www.brightex.co.jp/jp/about_metallic_yarn/
お礼
うーむ戦前まで伝統工芸で作られていただろうにロスとテクノロジーとは驚きです。 ご回答ありがとうございました。
お礼
えーと和紙に金箔を漆で貼り付けて、さらに漆を和紙に塗って生糸に撚りつけて・・・ うーんこれが織物糸の細さになるんですか。 ちょっとすごすぎて想像つきませんね。 ご回答ありがとうございました。