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昔読んだ絵本なのですが…

私が子供のころ読んだ絵本のタイトルなのですが、題名を忘れてしまって気になっております。 登場人物は王様、三人の王子、猫(実は人間でお姫様)で、王様は次期国王を決めるために三人の王子に課題を出します。課題はうろ覚えなのですが、「指輪に通るくらい柔らかい幅広の布をとってくる」とか「美しい姫を連れてくる」などがあったと思います。末の王子は困り果てては猫の女王の助けを借りて成功するのですが、最後の「美しい姫を連れてくる」という課題を猫の女王に相談したところ、猫は「私を焔の中に放りこんでください」といったのでそうすると、焔の中から絶世の美姫が出てきた、というエピソードがあったと記憶しています。 この話に心当たりのある方、もう一度通して読みたいので書名などの情報をお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • Isa_
  • ベストアンサー率75% (3/4)
回答No.2

お探しの絵本は私もこみねゆらさんの「白いねこ」だと思います。 絵本についての詳細はすでに下に出ている通りです。 妖精物語作家としてサロンで有名になった、オーノワ伯爵夫人(ルイ14世頃のフランスの人。Marie Catherine D'Aulnoy 1650~1705)の"La chatte blanche"が原作で、絵本以外の邦訳だと100年ほど前にイギリスで出版された世界各国のおとぎばなし(民話・昔話・童話)の再話集である「ラング世界童話全集」に収録されています。 絵本よりも詳しい話が載っていますが、すでに絶版も多く、もし興味を持たれましたなら書店よりも図書館を探してみることをおすすめします。 日本語版のラング世界童話全集では「白いねこ」としてそれぞれ  ・偕成社文庫版(1977年~1978年出版/全12巻/165話収録)ちゃいろの童話集(6)  ・ポプラ社版(1963年出版/全15巻/197話収録)あかいろの童話集(2)  ・東京創元社版(1958年~1959年出版/全13巻/169話収録)ちゃいろの童話集(6) に収録されています。  ※偕成社文庫版は、東京創元社版からアラビアン4話を抜き再編集したもののようです。 英語版(全12巻/437話)では"The Blue Fairy Book"に"The white cat"として収録されていますが、日本語版では英語版の"The Brown Fairy Book"の"Kisa the Cat"の代わりにちゃいろの童話集に収録されている感じです。(英語版とは収録内容が違います) ラング世界童話全集については、こちらのサイトが良く纏められています。 http://homepage2.nifty.com/n-bunko/pc/lang-01.html 英語版は著作権が切れていますのでネット上でも読めます。 http://www.maerchenlexikon.de/etexte/aulnoy/aulnoy012.htm その他の「白いねこ」関連の邦訳本  猫のフォークロア 民俗・伝説・伝承文学の猫/ キャサリン・M・ブリッグズ著/   アン・ヘリング訳/ 誠文堂新光社/ 1983出版  ※「白猫姫」として紹介されています。  佛蘭西家庭童話集 第2部/ 長松英一訳/ ドルノワ夫人著/ 改造社/ 1930~1932出版  ※大きめの図書館や大学あたりには置いてあるかも。英語を経由していない点も含め、これが一番原作に忠実な翻訳だと思いますが、私は見たことがありません。 ちなみに私はマイケル・ページのエンサイクロペディアがきっかけで、白いねこの話を読みました。こちらは「白ねこの城」としてあらすじが紹介されています。

nyanko3104
質問者

お礼

丁寧に回答してくださって、どうもありがとうございました。おかげでまた読むことが出来ました。 やはり外国の作家さんの作品だったのですね。 私の記憶の中にあるものと同じ、美しい本を見ることが出来て嬉しかったです。本当にありがとうございました。

その他の回答 (1)

noname#17522
noname#17522
回答No.1

私も読んだような気がするので調べてみました。 そうすると↓のようなサイトがヒットしました。 http://homepage3.nifty.com/masahirokitamura/chatte.htm ちょうど図書館に行く用事があったのでここに書いてあった本を借りてきました 「白いねこ」 原作 オーノワ夫人 文・絵 こみねゆら 偕成社 1800円 素敵な絵の描かれた絵本です。 お話も仰るような内容なので たぶんこの本がお探しの本だと思います。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4039602102/249-4797389-0492364 なお、グリム童話「三枚の鳥のはね」は類似した話だとありましたね。 グリム童話のは猫ではなくてヒキガエルでした。

nyanko3104
質問者

お礼

回答してくださって、どうも有り難うございました。

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