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柑橘類を食べる動物

柑橘類を食べる動物 柑橘類(ミカン属など)を食べる動物はヒト以外に何が居ますか? 近所のキンカンを頂き、美味しかったのですが、実が付いたまま多く余っています。野鳥とか昆虫類が食べている様子を見たことがないです。植物側はコストをかけて美味しい果実を作り、動物に食べさせ、種子を広範囲に散らす戦略を持っているんだと思いますが、どういう動物がターゲットなのでしょうか? 緑の中から果実を見つけ出すのに便利な、3色覚を持つ霊長類でしょうか? 微妙に皮膜強度のある皮を突破するのが鳥の嘴では困難な気もします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • eroero4649
  • ベストアンサー率32% (11071/34510)
回答No.5

我が家じゃ、ミカンが腐ったりカビが生えると庭に置いておけばあっという間に小鳥たちに食い尽くされます。昔から庭にパンくずを撒いているので、鳥たちが集まってくるのです。 庭には柿の木がありますが、カラスを筆頭に鳥たちにガシガシ食われますよ。 そのご近所のキンカンが鳥にやられないのは、そこが鳥にとっての安全地帯であると野鳥に認識されていないからだと思います。野鳥ってものすごく警戒心が強いので、食べ物があるからといっても安易に集まらないんです。ジブリ的パラダイスを夢見て庭にパンくずを撒いてみるものの、集まるのはカラスばかりで挫折したっていうのはパンくず撒きあるあるですね。 その代わり、ここは安全と認識されるとものすごいですよ。オナガってのはものすごく警戒心が強い鳥なんですが、一度「大丈夫」と認識するとみんな集まるんです。活動時間は早朝でしてね。朝5時くらいに何十羽っていうオナガがうわーっと集まってきたりするんです。かなりインパクトのある光景ですよ・笑。 そのご近所も野鳥に「ここは食っていい場所だ」と認識されたら「片っ端から鳥に食われる」ってボヤくくらいやられると思います。

1-propanol
質問者

お礼

ありがとうございます。やっぱり鳥ですか。警戒心の観点がなかったです。

その他の回答 (5)

  • 4017B
  • ベストアンサー率73% (1336/1814)
回答No.6

まずそもそも論として「タチバナ(橘)以外の柑橘類は奈良時代以前には日本に存在し無かった」ので、現在の日本国内で栽培及び自生している柑橘類はミカンを始めとして全ての外来種です。『魏志倭人伝』にも「倭人は橘を食べれる事を知らない」と記されていますが、タチバナの実は非常に酸っぱく生食は難しいので致し方無いかと(現在でも大量の砂糖を使ったジャム以外では食べない)。尚、最も古く日本に伝わった柑橘類はダイダイで、原産国はインドでそこから中国を経由して日本に持ち込まれましたが、当初は食用では無く観賞用か漢方薬の原料としての薬草目的でした。また沖縄にはそれ以前からシークヮーサーが自生していた事が分かっていますが、沖縄が日本国領土となったのは何百年も後の話なので除外します。 ですので今現在、野外で見かける柑橘類は最初から何万年も掛けて適応進化して来た環境から強制的に見知らぬ土地環境へ移植させられたモノであるので。そもそも日本に元から生息していた野生動物との共進化の関係性が全く無い新参者の部外者、敢えて言うならば侵略的外来種にも似た立場にあるので、質問者が想起する様な互いに利益有る最適な生存戦略をほとんど築けていません。つまり人間が四六時中、側にいて水をやり雑草を取り受粉を手伝って世話してやらないとあっという間に他の植物との生存競争に破れて絶滅してしまうのです。 ~という大前提を頭に入れて貰ってからの海外の事例で話しますと… 日本だと余り聞かない話ですが、欧州ではネズミがレモンの果実を食害するのは割りと知られた話で。また果実ではありませんが、野ウサギが新芽や若木の表皮を剥ぎ取って食べてしまい、そのダメージでレモンの木を枯らしてしまう被害が多く報告されています。リスやハタネズミ(それにウサギも)などの齧歯類はどうやら柑橘系の酸味を感じ無いか物ともせずに、あの超酸っぱいレモンの実を一晩に何個も噛じり尽くして食べてしまいます。全てでは無いでしょうが、そのらの内の何%かは種も丸ごと飲み込んでしまい、やがて遠く離れた場所で糞と共に排出してレモンの繁殖を手伝う事になるのでしょう。 つまり本来の原産種に近い状態での柑橘類は「非常に酸っぱい果実を実らせる事により他の動物に食べられる事を避けつつ齧歯類をパートナーに選んだ植物」と言えます。また日本国内でもイノシシやタヌキ、サル、クマなども好んでミカン等の柑橘系果実を貪り食います。特にイノシシはその見た目の不器用なイメージとは異なり、丸噛じりするのでは無く器用に皮を剥いて中身だけを食べてしまいます。 - イノシシによる食害痕 https://images.app.goo.gl/RG9nhsgsbhrShQUz6 イノシシは欧州にも多く生息している野生動物ですので、柑橘類もイノシシを充分に意識した進化をしてると思われます。これらの動物の多くは視覚では無く嗅覚で果実を探し出して食べていますので、果実園では収穫直前の色変わる前の「青い果実(だが中身は熟してる)」が根こそぎ食い荒らされる事が多々あります。 質問者は「実が付いたまま多く余っており、野生動物に食べられている様子を見たことが無い」と言っていますが、自分の住んでる近所にも柿の樹があり毎年たくさんの実が成りますが、やはり質問者の環境と同じくそのほとんどが熟した後に食べられる事無く地面に落ちて汚く腐っているのを見ます。しかしながら近辺にはヒヨドリやムクドリ、カラス等の野生動物が多数生息している事は事実なので、必ずしも果実を優先的に食べると言う訳でも無いみたいです。こればっかりは鳥に聞いてみないと分からないですが…既に他回答者が述べられている様に安全圏とみなされていない説に自分も一票を投じたいと思います(恐らく野良猫とカラスを警戒してる?)。 この他にも重要な点があり、それは「味」です。人間は何事も人間基準で考えるため「酸っぱい苦い=不味い」と考えがちですが…色認識と同じく動物の種類によって味わう事が出来る味覚の種類が全く異なるのです。人間にとっては不味くてとても食べられたものでは無い様な味であっても、一部の動物種にとってはとても美味しく感じる味である場合もあるのです。 例えば鳥類の多くは「辛味」を全く感じないため、暴君ハバネロみたいな人間が食べたら1週間は下血しそうな超弩級激辛トウガラシであっても平気で食べる事が出来ます。トウガラシ属が非常に辛い果実を実らせるのはグルメな哺乳類に食べられるのを避け、より遠くまで種子を運んでくれる鳥類に食べて貰える様に特化して進化したのではと推測されています。つまり敢えて "不味い果実" を実らせる事で生存戦略してる訳です。尚、余談ですが、トウガラシの辛味の主成分はあの赤い実の部分では無く、その中身の種を覆う胎座の部分(白い綿状の部分)にしか含まれていないため。メスなどを使って丁寧に手術して種と表皮果実部分を切り離せば、全く辛くないトウガラシとしてそのまま食べる事が出来ます。 またイノシシを始めとしたブタの仲間は「苦味」を感じないので、やはり人間は苦くて食べられない様なモノであってもバクバクと旨そうに食べてしまいます。昔は飼ってるブタのエサに人間のウンコをそのまま便所代わりにして食べさせた~なんて話を聞いた事はありませんか(漫画『ジョジョの奇妙な冒険』にもそんなエピソードがあります)?実は一般的な人糞は非常に苦くてそのままでは人間は食べられないくらい不味いのですが、ブタやイノシシは苦味を感じないので平気で食べる事ができるのです。あ、もちろん自分は実際に食べてみた事はありませんので。 イメージと違い哺乳類動物の糞、特に人糞はタンパク質が豊富で栄養価が高いので、これを食料にする事が出来るのは大きなアドバンテージとなり生存戦略としても理に適ってる訳です。糞を食料にする動物として有名なフンコロガシに様々な種類の動物の糞を与えてみた所、一番人気は人糞だったそうです(牛馬羊と比較した実験)。糞食家のエキスパートであるフンコロガシさえも夢中にさせる人糞はその味さえ克服できれば大変なご馳走なのかもしれませんね!念のためにもう1回言って置きますが、自分は人糞は食べた事はありません。 P.S. また質問者は主に「色」に注目されてますが「見た目が美味しそうなミカン」はあくまでも人間がそう感じてるだけで、多くの他の野生動物に取っては余り意味の無い色合いである事が多いのです。特に柑橘類のほぼ全てが人間が品種改良した品種であり、そのため必要以上に果実の色形が選別されている事も考慮しなければなりません。色、形、匂い、味などの全てが人間の好みを最優先に誇張させる形で進化(品種改良)させられてる訳です。 実際のアマゾンの密林などでは必ずしも「赤い果実」だけを選んでサル達が食べてる訳では無い事が研究者によって確認されています(植物の多くは緑色のまま完熟する)。赤く熟れた果実を人間が美味しそうだと感じる事は疑い様の無い事実ですが、それと他の霊長類が赤色を認識出来る事とは必ずしもイコールでは無いかもしれません。また特定環境下で飼育したサルは黄色を認識できなくなる事も実験で分かっています。さらに最新の研究では「人間の3色型色覚は互いの顔形を認識する際に有利に働く」ためでは無いかという説がだされています。色認識にはまだまだ謎が多く隠されてる分野の1つなのです。

1-propanol
質問者

お礼

ありがとうございます。非常に詳しく私の疑問に答え、面白いこぼれ話が含まれた、こちらをベストアンサーにすべきでした。5番時点までみてベストアンサーつけてしまい、6番回答者様には申し訳ないです。(5番回答者様ごめんなさい、もちろん5番回答も素晴らしいものです) 種子の運び屋のパートナーを厳選するための植物の戦略のはなしが面白かったです。 人糞は栄養が豊富っていうのも興味深いです。消化器系の栄養回収ロスが多いのかなとか、細菌由来の病気にかかる恐ろしさがあって、ヒトは、あの臭いをもつ自らの排泄物を嫌うように進化したのかなぁとか色々考えてしまいます。特殊な性的嗜好の人は居る訳ですが。

回答No.4

森林豊かな場所で、鳥にとって他に食べ物があれば、また違うのかも知れませんけど、住宅地でレモンを育てると、鳥による食害が普通にすごいですよ。 レモンの皮くらい嘴でブスブスいきます、、、。(T T)

1-propanol
質問者

お礼

実体験の話、参考になります。ありがとうございます。

  • kaitara1
  • ベストアンサー率12% (1153/9138)
回答No.3

わたしは、ネズミにみかんを食べられたことがあります。他に食べるものがなかったので、やむなく食べたのかもしれませんが、、、、。蝶は柑橘類の葉を食べて生活するものがいますね。

1-propanol
質問者

お礼

ネズミが食べてたら意外な感じがしますね。6番回答でもメインターゲットとも言われ、認識を変えようかと思いました。ありがとうございます。

  • tzd78886
  • ベストアンサー率15% (2590/17104)
回答No.2

ヒヨドリが結構ついばんでいます。

1-propanol
質問者

お礼

ありがとうございます。ヒヨドリも食べるんですね。

  • DEN1010
  • ベストアンサー率24% (166/671)
回答No.1

目白 可愛いです。

参考URL:
https://www.youtube.com/watch?v=vgWy-qLm-3o
1-propanol
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 メジロ可愛いですね。

1-propanol
質問者

補足

切断されてない果実でも食べるのでしょうか?

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