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X線について

先日読んだ本の中に、「レントゲンは受ければ受けるほど被爆により寿命が縮まる、がんにもなる」というような記載がありました。 日本ではたいてい、胸部X線検査での被爆は微量ですと言われますが、海外では被爆の体内への危険性からレントゲンなどを推奨しない国もあるそうです。 日本で言われているような「レントゲンの放射性による被爆」は体内への危険は微量なのでしょうか? それとも国が健康診断などを推奨するため、わざとそのように言っているのでしょうか? また、レントゲンやCT検査などで放射線は体内に蓄積されますか?

みんなの回答

回答No.5

>日本で言われているような「レントゲンの放射性による被爆」は体内への危険は微量なのでしょうか? 照射量を危険がないとされる量以下にすると同時に照射時間も短くしてあります。 この量と時間が絶対的に危険かどうかは不明です。 同時に絶対的に安全かどうかも不明です。 何故このような事が起きるかと言うと人間を直接実験に使えないためです。 生きた人間を実験に使えませんので低濃度放射線を長時間照射した場合に障害が起きる最低限の数値(しきい値)は推定で決められています。 国際放射線防護委員会 International Commission on Radiological Protection、ICRP)で合意された数値を使っていますがあくまでも推定値ですので反対意見を持っている人もいます。 参考 しきい値 - ATOMICA - http://www.rist.or.jp/atomica/dic/dic_detail.php?Dic_Key=313 抜粋 一般的にある値以上で効果が現れ、それ以下では効果がない境界の値をしきい値という。 放射線影響の分野では、皮ふの紅斑、脱毛、不妊など、放射線の確定的影響には、それらの効果を生ずる最小の線量が存在する。 これを「しきい値」という。ICRPの線量限度を決定するための大原則として、いかなる理由があってもしきい値を超えるような線量を与えないことがうたわれている。 ICRP勧告における「組織線量当量限度」はこの考え方に基づいている。 参考 何回も胸部のX線検査を受けていますが、大丈夫ですか?-北九州診療 ... http://kart.or.jp/ci_07_faq-page.php?id=id_54f3fe347e426 照射量などの具体的な数値が掲載されています。、 >それとも国が健康診断などを推奨するため、わざとそのように言っているのでしょうか? 健康診断を推奨するためでもわざとでもありません。 立法府である国会で定められた法律に従って実施しているだけです。 労働安全衛生法、第66条第1項に基づいて一般健康診断の実施に関する事項で規定されています。 従来は肺結核の予防や早期発見が主目的でしたが現在は肺がんを含む肺野の病変のほか、胸膜、縦隔・横隔膜・胸壁、心臓・大血管の病変等多種の病気の早期発見や治療方法の決定などに使われています。 肺結核患者が激減したことで患者をみたことがない若い医師が増えて風邪と間違えて治療した結果院内感染が広がるという事件が起きています。 このような事態を防ぐには明らかに影が現われる胸部X線検査は有効でしょう。 >レントゲンやCT検査などで放射線は体内に蓄積されますか? 照射された放射線そのものが蓄積されることはありません。 放射線をあびることで癌などの病変が起きた場合はその癌が体内に留まって増殖したり転移することはあります。 蛇足 地球上で生活している限り太陽など宇宙からふりそそぐ放射線を日常的にあびています。 日本の平野部では1日あたりに受ける平均的な宇宙線の線量は001mSv(1μSv)と言われています。 この値は高度が上がるほど増えてきます。 日本から欧米の都市へジェット機で1往復すると、0.1mSvほど被ばくすると言われています。 これは胸部X線撮影の約2回分に相当します。 ようするに低濃度放射線に余り神経質になるとウッカリ海外旅行にもいけなくなりますのでご注意下さい。

  • eroero4649
  • ベストアンサー率31% (10491/32993)
回答No.4

レントゲン検査における被ばく量(1年間に受けてもいい量)というのはちゃんと基準があります。日本は割とヌルめで、欧米は厳しめです。 特に欧米は子供へのレントゲン検査はかなり慎重で、日本みたいに記念写真的な感覚でバシバシ撮らないです。 チェルノブイリ原発事故や福島第一原発事故でお気づきになったと思いますが、欧米人とりわけヨーロッパ人は被ばくをかなり恐れています。ヨーロッパ人が過剰反応なのか日本人が鈍感なのかは分かりません。もしかしたら、広島と長崎で被ばくしていて「とはいいながら生き残ってる人も結構いるじゃん?」とか思っている我々は少し鈍感なのかもしれません。福島第一原発事故のときも原発推進派のオッサンたちが盛んに「少量の被ばくならむしろ健康にいい」とかいってたもんな。その割に福島県に近づいたやつは一人もいなかったけど。 どっちがいいのか、私には分かりません。新陳代謝に影響が大きいようなので、60歳を過ぎたらあまり気にしなくていいのですが、子供や若い女性にはもっと慎重になってもいいのかもしれませんね。

  • koncha108
  • ベストアンサー率49% (1312/2665)
回答No.3

レントゲンにかかわらずX線などの放射線は非常に強いエネルギーの電磁波(光の波長が短いもの)で、人体に影響を与える可能性はあります。あくまでも確率の問題。たくさんあびれば人体に悪い影響を与える確率が高くなるだけで、微量だと絶対大丈夫と言うものでもありません。だから本来はどこまでは大丈夫でどこからは危険と言う線引が出来るたぐいの物ではないし、これまでたくさん浴びて大丈夫だったから次も大丈夫と言うものでもなければ、次はもう危ないと言うものでもないです。 自然界にも放射線は存在していて、宇宙から飛んでくる宇宙線と呼ばれていますが、これにあたってガンになる確率だってあります。そう言う自然界の状況と比べて特別に放射線の量や強度が強くなければ大丈夫だろうと言うレベルの話で、国によって基準が違っても不思議ではないです。 核爆弾や原発事故で問題になるのは主にガンマ線ですが、X線に比べて遥かにエネルギーが高いです。そのガンマー線も浴びたからいきなりガンになると言うものでもないですが、粘膜など当たる場所によっては危険が高まります。特に問題になるのは放射性物質を体内に取り込んで体内からの放射線を浴びること。 それに比べればX線は遥かに安全です。

  • okvaio
  • ベストアンサー率26% (1785/6830)
回答No.2

チョット調べてみましたが、データはサイト(資料)により 多少ばらついていますが、以下の資料が分かりやすいものです。 http://www.paci-gan.com/kiso/4374/ 確かに微量ながら被爆します。 できれば、レントゲンやCT検査などは避けたいのですが、もしも の時に早期発見が困難になると思います。 因みに、飛行機に乗っても被爆します。 乗客は乗る頻度が少ないのですが、パイロットやCAは頻繁ですので、 規制され、管理されているようです。 まあ、福島原発の廃炉作業者は、比ではないと思いますが・・・

  • OKWavexx
  • ベストアンサー率7% (29/378)
回答No.1

一定量を超えない限り問題ない 医療用なら一般人の一定量をこえることがないくらいの微量

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