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直流、交流の接地、地絡の違い
はじめまして さっそくですが、電気回路において直流の場合1点が接地してももう一点が接地しない限り大事には至らないと思います。 一方、送電系統などの交流系では落雷や感電事故などの1線地絡でも負荷遮断に至ると記憶しています。 この違いは何なのでしょうか? そもそも電気とは電子の流れでその方向が時間的に変化する交流と一定の直流という解釈なのですが、その違いだけだと交流で地絡が起こっても問題ないような気がします。 どなたか詳しい方教えてください。
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#2です > 中性点にの零層電流を抑えることが出来ればもう一点の接地が発生しない限り運転継続可能ということでいいのでしょうか? 地絡していないのなら運転継続可能では。 > 消弧リアクトル接地方式を採用すれば三相交流系でも送電継続可能。 消弧リアクトル接地方式とは地絡電流をほぼ零として故障アークを自然消弧して送電を継続させる方法なので送電はとりあえず継続可能では。 > 単相交流においては全く問題ないということでいいのでしょうか? 2次側中性点が接地してあれば問題ないということでしょうか。このように接地してあれば、地絡が起こった時、漏電遮断機や漏電ブレーカーが働いて回路を遮断出来ますので問題ありません。
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- capa0218
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#1です リアクトルって言うのは事故時の電圧の上昇スピードを抑えるもので 電圧が一気に上昇するのを抑えその間に遮断器を開放するためのものではないですか? 中性点に帰る電流を抑える為に中性点抵抗を高くすると 確かに電流は抑えられるでしょうけど 接地している意味があまりありませんよね? 柱上の単相変圧器って言うのはあるのかどうか知りませんが、あるのならば#2さんの見地からやはり一線は接地するのでは?と思いますよ
直流でも交流でも同じですが、直流ではトランスがありませんから、送電では交流だけを考えます。 「柱上トランス 接地」等で検索すれば、接地の必要性がわかると思います。トランスの2次側が接地されていないと、トランスが絶縁不良になった時、高圧が直接2次側に出てきて非常に危険です。この為2次側の中性点等が接地されています。雷等が高圧側に入った時も同様に接地がないと非常に危険です。 2次側が接地されていると、地絡(漏電)すると接地電流が流れます。危険を防止する為、漏電遮断機等で負荷を遮断するようになっています。
- capa0218
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確かに電気回路においては 直流も交流も1線が接地におちても、なんら問題ありません ただ 実際の送電線等にでは 変電所の変圧器の中性点を変圧器の保護等の目的で接地してありますので 三線のうち1線でも接地に落ちるとそこから変電所の変圧器の中性点接地に電流が帰るので大きな電流が流れる事になります だから送電線では地絡を検知して遮断機を開放するために 地絡過電流を検出して遮断機を開放するようになっています
補足
capa0218さん、jsyさん、さっそくのご回答ありがとうございます。 回答から考えると1線接地は中性点にの零層電流を抑えることが出来ればもう一点の接地が発生しない限り運転継続可能ということでいいのでしょうか? 電圧上昇対策の上で非接地方式は危険とのことですが、消弧リアクトル接地方式を採用すれば三相交流系でも送電継続可能。 単相交流においては全く問題ないということでいいのでしょうか?