いずれも、難しい問題ですね・・・
我が家は、保護団体から、猫ちゃんを受け入れました。
人身売買はダメで、動物の命の売買、動物の俗悪な環境での繁殖は大丈夫なのか?
と言われると、もちろんそれはいけないだろうということで、イギリスでも販売を禁止したと思います。
一方で、食用の牛さんや豚さん、鳥さんたちは、まるで工業製品の用に飼育され、”消費”されていることに対して、安さをトレードオフし容認されているのも事実です。
工業製品を賃金の安い地域で作る時には、現地の子供たちを月数百円で雇い、まるで奴隷のように雇用していることが問題になってりもしています。
いずれもマルクスの指摘していた資本主義のダークな部分でありましょう。
一方で、経済繁栄の原動力になっているのも事実なわけです・・・
物事には光と陰が存在していて、そのどちらか一方にフォーカスして議論をすると部分最適な解を得てしまいがちです。
多くの視点で事実を集めて、まずはその事実を情報として認識する、そして、人として、どんな判断をして行くべきかを議論して行くべき必要があるんですかね・・・
”英イングランド、子犬・子猫の販売禁止へ 生後6カ月未満”
https://www.bbc.com/japanese/45279524
”今年2018年は5年に1度の日本の動物愛護法改正の年に当たる。5月に衆議院会館にて開かれた有志による緊急院内集会では、さまざまな改正案が出されたが、その中でももっとも注目されたのが、「8週齢(56日齢)規制の完全履行」。前回の改正で生後56日を経過しない子犬は販売、ならびに販売のための展示や引渡しが禁止されたものの、激変緩和措置が取られた結果、実際は49日齢規制に留まり、そのままになっている。”
https://news.nifty.com/article/domestic/society/12184-42301/
”確かにこの問題は、保護動物が○で、ペットショップが✖という簡単な図式ではこの問題は語れない。しかし、現在のペットショップのあり方には問題点が多いのも事実だ。”
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/57418
>1.幼なすぎる動物の販売は許されるか否か?
許されないと思います。イギリスの政策に賛成です。
保護動物をやり取りするときに、その保護にかかった費用やご飯代などをやり取りすることは(それを販売と同義にみるなら)必要になるかもしれません。
>2.ペットショップは法律で禁止して動物愛護団体のシェルター保護猫犬だけしか飼えない様ににすれば動物にとって住みよい社会になるのだろうか?
血統にこだわって、様々なイベントがあり、これを文化として認める以上、この分野の人々を否定することはダイバーシティーの観点から難しいと思います。保護動物を受け入れつつ、相互に理解をして行く立場が必要であると思います。
>3.ペットショップは動物を幼さい頃に親元から離すために問題行動が生じやすいからから禁止すべきなのだろうか?
親も一緒に引き取るとかの付帯条件があればいいかもしれませんが、基本は禁止の方向にすべきだと考えます。
>4, 欧米基準ね8週齢規制(生後56~62日)の販売が日本ペット業界に浸透した場合どのように変化が起きるのだろうか?
店頭に子供の動物たちが並べられることはないでしょう・・・
新しい販売形態が生み出されるのかもしれません・・・
>5.全国ペット協会、ペットフード協会、ジャパンケネルクラブの三団体は改正動物愛護法に反対しているらしいがそれは何故なのだろうか?
今の市場がどのように出来上がっているかというと、それを受け入れている購買者がいるから成り立っているのも事実です。この方々の権利を守るという意味では、三団体の主張は一定の正当性を得ていると思います。
より広く高い視点で、命の尊厳を遵守するメンタリティーが”購買者”に芽生えて、それが一定以上に広がれば、流通に関わる人たちも、その立場を見直さなければならなくなるでしょう・・・
こちらも参考に!
「保護動物」「子」に関する質問と回答
https://okwave.jp/searchkeyword?word=%E4%BF%9D%E8%AD%B7%E5%8B%95%E7%89%A9+%E5%AD%90
良い方向に進んでいきますように!
参考になれば幸いです。
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