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市町村の合併について・・・
・合併問題について一般常識的な知識しかない民間人です。 ・今ワタシの住んでいる地域に合併問題が持ち上がっております。 ・合併によって住民に齎される利益不利益については個別に議論されている状況です。 ・先日合併に関する住民説明会に参加しました。 質問 市町村合併を推進しようとしている、おおもとのところ(国?政治家?)が享受する(であろう)『市町村合併によって齎される利益』について・・・が良くわかりません。 どなたか御存知の方がいらっしゃいましたならば御教え願いたいと思います。 宜しく御願い致します。
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今行われている市町村合併は、国による市町村のリストラです。 当面は、現状の交付税の交付水準が確保されますが、将来的には総額として少なく抑えることができる。 現に、交付率はどんどん下がっているし、交付団体はどんどん減るしで、国にとっては、ゆうことなし といったところでしょうか?
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- senrioka
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利権云々という穿った見方をあえて排除して国(中央政府)側のメリットを評するならば、「権限委譲のための受け皿づくり」ということが言えるでしょう。ある程度の規模と財政力が確立されていなければ、国の権限を委譲しようにも頼りなくて出来ないということになります。(これを「地方分権」とみるか「厄介払い」とみるかは難しいところですが・・・) 残念ながら現実には、市町村側では「合併特例債」(償還時に70%まで国からの交付金で面倒みてもらえるらしい)欲しさに「始めに合併ありき」で理念無く合併推進を図っていますし、その「合併特例債」の歳入で何をするのかといえば例によっての箱モノ土木工事・・・。土建屋さんからは国や地方の議員さん達へ献金としてキックバック・・・。この構図が最初から計算されていた「利権誘導」だったのか、利権の匂いに敏感な政治家さんがあとから集ってきたものなのかはわかりませんが、国側の「大儀」としては上記のようなことだと思われます。
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- shinkun0114
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想像ではありますが・・ 自治体が合併すれば、トータルとして組織がスリム化されます。 首長も一人でいいですし、議会も一つにまとまります。 重複した仕事を抱えている職員も減らすことができます。 単純に自治体運営に関わるコストが削減できるわけですよね。 自治体へは国からいろいろな形で補助が出ています。 この補助に関しても見直す動きもありますし、今後地方への 財源移譲考えた場合、地方の支出を抑えることは、 国にとっては大きなメリットではないでしょうか。
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補足
早速のお答えありがとうございました。 御回答に、ナルホド、と思いました。 ・・・思ったのですが、私自身としまして、もう少しナナメの方から市町村合併を見た場合に、一体どのような見方があるのだろうかという点についても同時に疑問を持たざるを得ない・・・ と申しますのは、たとえば『ダム問題』に関して、『ダムは一体どの様なメリットがあるの?』 というような疑問があった場合に、ダムに関して真っ直ぐに素直な気持ちで対するならば、治水災害防止、用水の確保安定供給などというメリットがあるように思われますが、ナナメに見た場合『土建絡みの消化試合』『族議員の地位保全』などというメリットがあるようにも思うのです。 のように、 たとえば『ダム建設』に関しまして、『ダム建設推進!』というような意思のベクトルがある場合には、穿った見方かもしれませんが、どこかで誰かが儲かっちゃう状況・・・というのがなんにせよなにかを推進させる力の根源になっているように思うのです。 素直じゃなというのは、わかってるんですが・・・ ・・・もしかしたら、そういったような側面が市町村合併にもあるのではなかろうか? というような感じを抱いておりますんですが・・・
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