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ヨーロッパなど日本以外の国の気象学

日本付近で発生する、温帯低気圧や台風等のメカニズムは、小倉先生の「一般気象学」等で勉強できますが、例えばヨーロッパ等でも同じように温帯低気圧は発生しているのでしょうか。ヨーロッパで台風というのは聞いたことがないような気がしますが、こういったことを書いた本、というとどのようなものがあるか、ご存じでしたらご紹介お願いします。

  • 地学
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  • eroero4649
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回答No.2

大西洋では温暖なカリブ海辺りで熱帯低気圧が発生することがあります。これは「ハリケーン」と呼ばれます。有名なハリケーンが、2005年に発生してアメリカに甚大な被害を出した「カトリーナ」です。 インド洋で発生した熱帯低気圧は「サイクロン」と呼ばれます。台風、ハリケーン、サイクロンは同じ熱帯低気圧を指す言葉ですが、発生する場所によって呼び名が変わるのです。 ちなみに日本では台風は発生順に数字で呼ばれますが、国際ルールでは主に女性の名前がつけられると決まっています。ちなみにこの回答をしているときに発生している台風24号の国際名は「チャーミー」です。日本だけ「台風24号」と呼び、その他の国では「チャーミー」と呼ばれます。 北大西洋(カリブ海)で発生したハリケーンは、ほとんどがフロリダ半島辺りからアメリカ東部沿いに北上します。日本列島が台風の通り道になっているのと似たようなものですね。 北大西洋を北東のヨーロッパ方向に進んでいくのは極めて稀ですね。ですのでヨーロッパではハリケーン災害は稀ということになります。 ちなみに天気予報が始まったのは1858年のフランスからで、クリミア戦争中に嵐に巻き込まれてフランスの軍艦が沈没したことがきっかけでした。 そのわずか25年後の明治16年に日本でも天気図が作られて天気予報が始まりました。 明治日本の天気予報の白眉は日露戦争です。このときは香港や上海などに観測員を派遣して東シナ海の天気予報を行いました。理由はバルチック艦隊を迎え撃つためです。そしてその業績はあの有名な言葉として歴史に残ることとなりました。 「敵艦見ユトノ警報ニ接シ、連合艦隊ハ直ニ出動、之ヲ撃滅セントス、本日天気晴朗ナレドモ波高シ」 そう。この有名な電文の最後にある「本日天気晴朗ナレドモ波高シ」は当日の天気予報の一文だったのです。

seiko20
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回答有難うございます。 ヨーロッパの天気や気象のことを書いた本ってないのでしょうか。 図書館で観たけど見当たりません・・・。

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  • nagata2017
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回答No.3

地勢学的に言って ヨーロッパには 台風にあたるようなものはできない。 日本近海の台風 アメリカ東海岸のハリケーン どちらも 陸地の東に海が広がっている場所です。 ヨーロッパは 逆ですね。アメリカの西海岸にも 台風のようなものはありません。 太陽の光が地球に届くと 大地 海面が温められます。温められた 大地 海面は 輻射熱で大気を温めます。温められた大気は軽くなり上昇します。 すると空気が薄くなります。それが低気圧です。 陸地では 空気だけが上がっていきますが 海面からは水蒸気も上がっていきます。それが雨の元になります。 海の上にできる低気圧が台風の元になるのです。 地中海程度の大きさでは 台風になるほどのパワーは生まれないのです。 上陸するとすぐに衰えて台風ではなくなります。熱帯低気圧です。 大地の上からは水分の補給がなくなるからです。 太陽に熱せられた海面を移動している間は大量に水蒸気を巻き上げながら進んでいくので大きくなっていきます。

seiko20
質問者

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回答有難うございます。 ヨーロッパには台風はないんですか。勉強になりました。 ヨーロッパの天気や気象のことを書いた本ってないのでしょうか。 図書館で観たけど見当たりません・・・。

  • nananotanu
  • ベストアンサー率31% (714/2263)
回答No.1

全体的な回答でなく恐縮ですが、先ずは パッと 分かるところから… 台風はそもそもその定義から「北西太平洋」にしか存在しないので、ヨーロッパには無いですね。こういうことから、コツコツ知っていきたい、ということですか? https://ja.m.wikipedia.org/wiki/台風

seiko20
質問者

お礼

回答有難うございます。 ヨーロッパには台風はないんですか。勉強になりました。 ヨーロッパの天気や気象のことを書いた本ってないのでしょうか。 図書館で観たけど見当たりません・・・。

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