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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:高電圧設備の接地用コンデンサーの役割について)

高電圧設備の接地用コンデンサーとは?

このQ&Aのポイント
  • 高電圧設備における接地用コンデンサーの役割について疑問があります。なぜ接地用コンデンサーを使用するのか、また特定の電圧範囲にしか設置されていない理由は何なのか知りたいです。
  • 接地用コンデンサーは、絶縁変圧器の二次側の線路と地との静電容量を補償する役割を持ちます。負荷側で発生した地絡事故に対して地絡継電器や漏電遮断器を動作させるために必要な電流を確保するため、接地用コンデンサーが使用されます。
  • 使用している混触防止板付変圧器でも接地用コンデンサーを使用することは可能です。混触防止板付変圧器との併用により、より安全な運用が実現できます。

質問者が選んだベストアンサー

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  • fujiyama32
  • ベストアンサー率43% (2294/5270)
回答No.1

>(1) なぜ接地用コンデンサーを付けるのでしょうか? >  6600Vから200Vに落としているキュービクルには設置しており >  ませんでした。 >  440Vのキュービクルだけ設置しておりました。 200Vの系統ですと200Vへ降圧している変圧器の二次側の中性点または 中性点が無い変圧器の場合、二次側の1端を接地して良いことになって います。 二次側を接地することにより漏電遮断器や漏電リレーが動作しますので 漏電による事故などから保護できます。 440Vの系統ですと440Vへ降圧している変圧器の二次側の中性点は接地 することはできますが、中性点が無い変圧器(Δ結線)の場合、二次側の 1端は接地できません。 仮に接地しますと対地電圧が440Vになるため人体に対して危険度が高く なるため、接地できないことになっています。 >(2) 接地用コンデンサーをネットで検索すると > 「絶縁変圧器の二次側の線路と大地間に接続して、負荷側で発生 > した地絡事故に対し>て地絡継電器または漏電遮断器を動作させ > るのに十分な電流が流れるように、線路と大地間の静電容量を補 > 償するものです。」 > と書かれてます。 >しかし使用している変圧器は混触防止板付変圧器です。 前項の説明の通り、440Vの系統で中性点が無い変圧器(Δ結線)の場合 二次側の1端は接地できません。 1次側(高圧回路)と2次側の絶縁が何らかの原因により絶縁不良が発生 しますと2次側が接地していませんので1次側の地絡継電器が動作しま せん。 このため440Vの系統に高圧が加わりますので、大変危険な状態になり ます。 この危険を防止するため二次側巻線がΔ結線の場合、混触防止板付と してこの混触防止板を接地します。 これにより高圧回路に設けた地絡継電器が動作します。 また、Δ結線の場合、2次側の系統は接地していませんので、漏電遮断 器や漏電リレーが動作しません。 このため、接地用コンデンサー(*)を設けて、漏電事故やウッカリ接触 したような場合に、漏洩電流を流して漏電遮断器や漏電リレーを動作 させることができます。 (*) 接地用コンデンサーは所定の容量のコンデンサー×3個をY接続にして Y接続の中性点を接地します。

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