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何故プロ野球機構側は1リーグ統一にしたかった?
古田選手潰瘍が大奮闘したプロ野球再編問題 2004年、 プロ野球機構側は1リーグ統一を狙い、古田ら選手側はそれを見透かしていた? ので頑なに反対したと言われていますが・・ 何故プロ野球機構側は1リーグ統一にしたかったのでしょうか? 2リーグより機構側に何かメリットが有るのでしょうか? 当時もその辺がいまいち分かりませんでした。 解説宜しくお願い致します。
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- princelilac
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その頃は球団が経営不振で、パリーグ球団のが次々と身売りした年代です。パリーグの集客力が弱かったのが理由です。逆にセリーグに観客が集まったのは、ひとえに巨人の人気そのものだったのです。関西地区には南海、阪急、近鉄があったのですが、いずれも休場はガラガラで、ただ一つ阪神だけが巨人戦を組めるということで、観衆だけではなく、放映権やグッズ販売などでも莫大な利益を得ていたのです。 ですので当時1リーグ制を望んでいたのはパリーグ側でした。セリーグは巨人戦の試合数が減ることから2リーグ存続を主張したのです。また、10チームや8チームで1リーグ制にすると、シーズンの成績不振のチームにとっては、早々と興味を失ってしまうことになるからです。 ダイエーが経営危機に瀕した時、チーム主力である小久保選手を、交代選手も金銭補償も全くなく、只で巨人に3年間の期限を決めてレンタルしたことがあります。これなどは球団が廃止にならないよう、読売を通じてプロ野球機構への口利きをするためのゴマすりだったというのが公然の秘密です。その後ソフトバンクが球団を買い取って現在に至っています。 パリーグがペナントレース中に巨人戦との試合を確保できるように考えたのが交流戦です。これはセリーグが2リーグ制を存続させるための条件として、譲歩したようです。ただ、これも当初は3試合ずつ行っていたのが多過ぎると感じたことから、2試合に減らしました。また、地上波で野球中継をしなくなった以上に、ケーブルテレビなどが普及したので、巨人戦以外や、パリーグの試合も、見ることができるようになったという時代の変化もあります。
- eroero4649
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あの当時は交流戦もなく、パリーグの選手が流出している時代で、サッカーの人気が増えて相対的に野球人気(特にジャイアンツ人気)が低迷している時期でした。 1995年の野茂英雄のメジャー挑戦をきっかけに、パリーグのスター選手がメジャーまたはセリーグに流出するケースが相次ぎました。 96年には西武の清原がFAでジャイアンツに移籍、97年にはオリックスのエースだった長谷川、ロッテの人気選手だった伊良部が渡米します。99年にはこれまたオリックスのエースだった星野がFAで阪神へ。01年にはイチローが渡米し、日本ハムの人気選手だった片岡が阪神にFAで移籍します。 つまり90年代後半から00年代初期にかけては、パリーグから人気選手がボロボロとメジャーまたはセリーグへ流出していた時代だったのです。 そこで当時人気も実力も低迷しつつあったパリーグは人気が落ちたりとはいえまだネームバリューが抜群のジャイアンツとタイガースとの試合を熱望したのです。 そこにあのナベツネの爺さんが絡んできて、良くも悪くも求心力があるナベツネの爺さんが「じゃあ1リーグにしよう」といって、そういう方向に話が進みつつあったのです。 ナベツネの爺さんも含めて多くの人が、「パリーグはオワコン」と思っていたんですよね。今はセパの実力差がありすぎて、むしろセリーグがオワコンな時代ですね。 ただこれはセリーグの努力不足と言い切ることもちょっと難しい点があって、というのも、ここ10年くらいはダルビッシュ、マー君、ハンカチ王子、中田、大谷、オコエ、清宮くんといったような野球を知らない人でもその名を知っているようなスター選手をことごとくパリーグ球団(というか日ハム率が高いですね・笑)がドラフトで引き当てているというのも影響あると思います。とはいえセリーグの二大人気球団であるジャイアンツとタイガースがどちらも選手を育てるのがヘタクソなチームであるというのは事実だと思います。藤浪くんも、パリーグに行っていたらあんな体たらくじゃなかったかなあと思わなくもないです。 金足農業の吉田くんも、どこが指名するか分かりませんがジャイアンツとタイガースにだけは行かないほうがいいよなあと思ってしまいます。
- yama1998
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1リーグにすれば、今まで対戦のなかったセとパの対戦が実現し、そうなれば注目度が高まり客を呼べる、多くの球団が経営難だったパリーグの球団が救われる、という考えです。 ただこれは元々はパリーグの球団の要望で、セリーグは反対してました。パリーグは当時まで経営難でセリーグとの交流戦、とくに巨人戦との対戦があれば客も呼べて入場料収入やグッズ、テレビ放映権料など1試合主催ゲームをするだけで億単位のオカネが入ってくるからで、一方セリーグはその分巨人戦が減ってしまうので、ずっと交流戦には反対してたので実現しませんでした。 しかし近鉄とオリックスの合併の話が出てパリーグの現状が深刻であり、このままでは日本のプロ野球が衰退してしまうと危惧した巨人のナベツネがもっと球団を減らして1リーグにしようと言い出したのです。ヤクルトやロッテ、ダイエーなどが合併してもうひとつ減らして10球団にできれば1リーグというわけです。しかし阪神などセリーグは猛反対、そこでナベツネはどうしても2リーグがいいというなら、パリーグどうしてもうひとつ合併させてパリーグ4球団となれば、巨人がパリーグに移籍してセパ5球団ずつ、奇数になるので毎回セパ1球団ずつ交流試合をすればいいと持ち出し、セリーグをあわてさせました。 しかし当のパリーグで合併候補となったダイエーやロッテなどは合併そのものに猛反対し、削減できず11球団のままと中途半端な状態のまま、そのうち選手会が球団削減反対あくまで2リーグ12球団維持を訴えてご存じのとおりストライキに発展したという経緯です。 要は野球機構側は1リーグにしたかったけど前提となるもうひとつの合併が実現せず、セリーグも反対と決して足並みが揃っていたわけではありませんでした。近鉄とオリックスの合併だけは承認されたので、11球団状態で1リーグないし2リーグかと意見が分かれ、その間に選手会が現状維持を訴える、という構図であったのです。
- NOMED
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『当時』、サッカーやラグビーなどは、ワールドカップがありましたが、野球はありませんでした また、オリンピック競技ではありますが、ヨーロッパなどほぼほぼ野球(ベースボール)の人気などはなく、アメリカ主導の競技です アメリカの野球人気も、バスケットボールやフットボールより人気は、やや劣る感じです また、ウインタースポーツのフィギュアスケートなどは、まず国内で大会を開き、優勝者たちが集う4大陸選手権なども成功していました このように、それぞれの国内で盛り上げて、4大陸なり世界選手権が成功するとそれぞれ各国内の(各大陸)予選から、大会(試合)が注目され、最後の世界選手権(ワールドカップ)まで、各国で放送されるほど注目を浴びていれば、他の国の試合の放送もそれぞれで放送されますので、最後まで安定した放送権料が舞い込みます プロ野球も甲子園のように、短期間で国内予選をして、国の優勝チームを早々に決め、各大陸(各国)の代表チームがまた、予選を行い、ワールドカップを毎年開催できれば、ちまちま、12球団が半年もかけて日本一を決めるよりも、儲かるのです 昔ほどテレビでプロ野球が放映されず、広告収入も放送料も下火になるよりかは、シーズンで戦い、毎年、フィギュアスケートのように順番に国を変えてワールドカップを開催できたほうが、人気球団にとっては良いわけです その道への構想のひとつが、2006年から始まった野球世界一決定戦であるWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)です つまり、 >古田選手潰瘍が大奮闘したプロ野球再編問題 2004年 もう日本のプロ野球もその構想に向けて、動き出そうとしていたので、プロ野球機構側は1リーグ統一を模索していたのです しかし、本当のところは、昔からプロ野球の人気球団であるジャイアンツのオーナー会社である、読売新聞グループの画策であり、現在の渡辺恒雄代表取締役主筆が、アメリカと水面下で強引に推し進めようとしてた構想です なので、読売新聞と敵対している中日新聞社の中日ドラゴンズは当初、WBCに一切選手を出さなかったという経緯もあります 蛇足として今は逆に、球団を増やして、メジャーリーグのように、地区予選からちまちま儲けたい思惑があるため、ZOZOTOWNが新球団を作りたいというニュースが少し注目を浴びています
- nagata2017
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それぞれ6チームで12チームを 少し減らして 10チームにしたい。 ひとつのチームの収益が落ちているから 数を減らそうという意図。 全体の収入が1200億円だったら1/12で1チーム100億円 1/10にすると120億円になる。という計算。