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同じ境遇だった韓国と台湾。

kaxuma119の回答

  • kaxuma119
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回答No.2

歴史的見地でいえば同じく日本が支配した韓国とは経緯が異なります。 台湾は日清戦争の結果、日本に組み込まれましたが、当時の台湾を清朝は「化外(けがい)の地(皇帝の支配する領地ではない)」としてまともな統治をしておらず、日本の台湾占領時も一部漢人グループが蜂起しましたがオール台湾の活動とはなりえず多くの台湾人は支配者として清よりも日本を選んだと言えるでしょう。 他方韓国には清の冊封を受ける李氏朝鮮王朝がありました。日本は大日本大朝鮮両国盟約を締結し「朝鮮の独立のためのもの」(第一条)として日清戦争を行いましたが、むろん本音はそこにはなく、戦勝後15年かけて韓国を解体し併合しました。韓国ではその期間を通して反日蜂起が相次ぎました。早い話が、騙したうえで無理やり支配下にしてしまったわけで、これが韓国民の日本に対する恨の意識の基盤になっています。 そうそう、台湾の親日意識の重要な部分に鄭成功があるでしょう。彼は明朝の官僚だった鄭芝龍と日本人の母田川松の間に生まれた混血児です。清に滅ぼされようとしている明を擁護し抵抗運動を続け、永暦帝を奉じて台湾に渡りました。鄭成功の活躍は台湾の人たちの誇りであり国家的英雄です。中華民国海軍のフリゲート一号艦名が「成功」なのです。

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質問者

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ご回答ありがとうございました。

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