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藍染の日傘について
科学的な手法を使っていない、伝統的な本藍染の日傘は、紫外線カット加工をしなくても、藍染そのものが紫外線を防いでくれるし色落ちもしづらい、と耳にしました。 ですが、本藍染の日傘は昨今ではなかなか手に入りづらく、例えば、工房「紺邑」は今は日傘製品を作っていないそうなんですが、どこかで伝統的な本藍染の日傘を作ってらっしゃる方、もしくは、販売しているお店、販売しているウェブサイト、等をご存知ないでしょうか? もしご存知でしたら、ご回答宜しく御願い致します。
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【藍染そのものが紫外線を防いでくれるし色落ちもしづらい、と耳にしました。】 素人の趣味ですが、染色を始めてかれこれ4年目になりました。 主に、絹物、反物を染めているのですが。 私は素人ですが、先生は、銀座の老舗ともつながりがあり、 シドニーオリンピックなどでもお仕事なさった方です。 お教室のときに、あれこれ、お話を聞くに、 藍染が落ちないというのは嘘だそうです。 落ちない藍染というのは、化学染料で染めて、藍色を出し、アリバイ的に 多少は藍も入れて染めてあるというだけのことで、藍も、本藍とか、 インド藍とか、なんちゃら藍とかいろいろあるそうです。 で、素人には藍色していれば、「藍染ですか?」と聞くと、まぁ、 藍が入っていれば、「藍染です」ということになる。 同じマンションに、同じ染色教室に私以前にも通っていたかたがいて、 ご自身で藍を起こして、染色されている。 インド藍ですが。 先日も、ご自身で染められたものをご自身で縫って、着用してらした。 藍色とは言いますが、やはり化学染料の藍色とは違う。 そして、並べると、インド藍と本藍とは色が違うのです。 まさにジャパンブルーというわけです。 比べないとわからないけど、本物見ちゃうと、偽物はわかります。 そして、何が言いたいかですが、どんどんと色落ち、さめます。 本物は(インド藍も)。 落語に紺屋高尾というのがあって、 庶民が紺屋のヨメになった高尾を見たいのでを藍染に出す(染に出すものがうちにはもうない・・・というセリフ)、染め直しに出すわけです。 現代でも着物も、上級者は色落ちするのを承知の上で、本藍を求める。 帯は汗で蒸れて、擦れて青くなります。 そして、そのまま。 日傘だって落ちますよ。 パラソルとして日傘は最初白ものだったけど、日光を遮るという意味合いで 本藍染めしたけど、色落ちする(パラソルするような洒落として利用するにそぐわない) なので、本物としての本藍を色としてもお探しなら、飾っておくだけのもので、 汗で濡れたような手で触ると、色移りもする。 紫外線を防ぐ・・・は、黒いものが日光を遮ると同じ理屈ほどのものです。 明るいけど、UVカットになってる窓ガラスなどとは、違う理屈?としてです。 落ちない、さめない藍染は、本藍染ではなく、 (化学的)藍色染め?ということ。 ご自身で本ものの藍染布地を持っていれば、日傘になるような代物ではないとわかるでしょう。 染色の先生が、残り布?古い布をいじって、リメイクされるのも遊び?趣味?として、よくされます。 藍染だと思われた古いのれんを何種類か利用して身頃違い、パッチワーク?された。 「全部、本藍だと思って、小さいのも、取っておいて使ったのだけど、 洗濯繰り返すと、藍はさめる。 コレはきっとインド藍で、コレは本藍で、 最初はだいたい同じような色で揃えたはずなんだけど・・」と まさに色見本のようになって、化学戦染料で染めたものだけは今も「藍色」 ソレ以外の本藍、インド藍が藍の熟成違いと、塩素の違いでと 色変わりする。
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- nagata2017
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正でも本でも 画像検索すれば どちらもどっさり出てきます。 ただし 全部が全部 販売店の画像ではないということですけど 「正藍染 日傘」で画像検索 https://www.google.co.jp/search?rlz=1C1DIEZ_enJP738JP740&biw=1360&bih=662&tbm=isch&sa=1&ei=fKJEW7eoO4Kg-Qa_87uIBA&q=%E6%AD%A3%E8%97%8D%E6%9F%93%E3%80%80%E3%80%80%E6%97%A5%E5%82%98&oq=%E6%AD%A3%E8%97%8D%E6%9F%93%E3%80%80%E3%80%80%E6%97%A5%E5%82%98&gs_l=img.12...4520.6571.0.12904.7.7.0.0.0.0.152.651.5j2.7.0....0...1c.1j4.64.img..0.2.211...0i24k1.0.vZa4v_1QLsk#imgrc=_
お礼
お礼が遅くなり大変申し訳ございません。 具体的な画像をご紹介下さり、ありがとうございます。 一つ一つ製品のページを見てみようと思います。
- takuranke
- ベストアンサー率31% (3923/12455)
本藍染め 日傘で検索すれば何件か出てきますよ。
お礼
正藍染という言葉以外に、本藍染という言葉もあると、ご紹介してくださり、ありがとうございます。 正藍染で探すと、なかなかコレというものが見つからなかったのですが、本藍染のキーワードでも探してみて説明を読んでみようと思います。
- skp026
- ベストアンサー率45% (1010/2238)
Googleで 日傘 本藍染め このキーワードで検索すると、けっこうな数ヒットします。 お試し済みでしたらごめんなさい。 あとは、 和装の着物を傘にリメイクしてくれる業者がありますから、 質問主さんが本藍染めの布地を持ち込んで傘にしてもらう ということは実現できると思います。
お礼
正藍染という言葉の他に、本藍染という言葉もあるのですね。本藍染で検索してみた事はなかったので、それででてきた品の説明を読んでみたいと思います。ありがとうございます。 古い着物が家に眠っているので、着物リメイクの話も興味深かったです。
「藍染日傘」で検索すると30件以上ヒットします。 一例 https://search.rakuten.co.jp/search/mall/%E8%97%8D%E6%9F%93+%E6%97%A5%E5%82%98/?scid=s_kwa_dsa1
お礼
調べて下さり、ありがとうございます。 楽天で買い物したりする事もあるのですが、 昔ながらのやり方で作っていますよと謳っているところでも、実際には工程の中に微妙に現代ならではの科学的なものが入り込んでいたりして、純粋に昔ながらの工程だけで染めているところは数少なくなっている、とも耳にした事があったので、 どれが昔ながらの作りなのかがなかなか判断出来ず迷っていたので、質問を立ち上げてみた、という次第です。 楽天の商品の説明文にも、また目を通してみようと思います。 ありがとうございました。
お礼
とても詳しく教えて下さり、ありがとうございます。 そうなんです、「藍染」という範囲だと、科学染料使用も含めてしまい、とても様々なやり方があるようで、お店の人に話を聞いても、(買って欲しいからなんでしょうが)売る側の言葉が様々でした。買い手の私同様、売り手も実はあまり藍染に詳しくないようで、店頭での聞けば聞くほど、よく分からなくなってきていました。 そんな中で、正藍染という言葉にたどり着いたのですが、色落ちしないのは科学的な手法を取り入れている場合なのですね。訂正、有難うございます。 自然な手法で作っているからこその退色を再び染め直してもらう、というのは素敵だなと思いました。元々、職人の手仕事品が好きなのですが、最近旅先で出会った藍染に興味持ち、それで日傘を探しておりました。 でも日傘の実用性を求めるなら正藍染は不向きなんですね...本物の藍染品を持ちたかったのですが、実用性にかけるなら迷います...まだまだ不勉強の為、また色々と調べてみようと思います。 丁寧に回答してくださり、ありがとうございました。