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習字用の筆の扱いについて
習字用の筆を使った後の扱いについて、テキストには、大筆は洗って、小筆は洗わずに保管すると書いてあります。大筆と小筆の扱い方が異なるのはなぜですか?
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- fujic-1990
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回答No.1
公式に説かれる理屈は存じませんが、実践的には、洗えば筆に腰がなくなり、書く文字が太くなるからではないかと思います。あとは、それぞれの値段と。 大筆は、もともと太い字を書く物ですから、極端な話、巾1センチの文字が1センチ5ミリになったところで大した違和感はありません。 でも、小筆による巾1ミリの文字が、1.5ミリ巾になれば違和感が出る、というか、用紙からはみ出るかも。 また、筆の素材が同じなら、それを大量に使う大筆のほうが値段が高い。 私も1万円を超える大筆(ふつうの文房具店で売っていた程度)を持っていますが、小筆は数千円です(記憶にないくらいの価格)。 なので、「高価で使い慣れた大筆は洗って長く使え」、小筆は文字の細さを優先して洗わず使い「墨で傷んだら買い換えろ」、ということなのではないかと思います。 余談ですが、大筆の説明書にも書かれていたのは「全部は洗うな」だったと思います(3分の2くらいは洗わずに残せだったかな?)。 でも、私は大筆は根元から全部洗いますが、それはテレビで武田さんほかの書家を見ていたら、全員が筆の穂全体を洗った(腰のない)筆を使っていたからです。 テキストに「大筆は洗え」的な説明が書かれていたというのは初見ですので、どこまで洗えと書いてあるのか、確認されたほうがいいかと思います。従うかどうかは別にして。