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なぜ食事会終わりの締めを好みますか
日本語を勉強中の中国人です。日本の方はなぜ食事会終わりの締めを好まれますか。昔からの伝統でしょうか。 また、質問文に不自然な日本語の表現がありましたら、それもご教示いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
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手締めと言われるやつですね。一本締めとか三本締めなどがありますが, この本来の意味は,その行事を取り仕切っていた人が,その行事が無事に終了したことを協力者に感謝する為に行うものだとされています。 日本人は会食などで,みんなばらばらに帰って行くのが,だらしない終わり方に思えてしまいます。一方堅苦しく閉会の言葉となると,お客さんにお願いしたり,年長者がまた同じ事を繰り返すような言葉を言わないといけなくなります。 これで会は終わり。けじめを付けて感謝して終わりましょう。 後はいんな別々に帰るだけ。とするために,やることがあります。 大勢のメンバーでやられたのを経験すると分かると思いますが,みんながそろって手拍子をして締めることで,終わった瞬間の静寂に緊張感があり本当に気持ちがしまったような気分になります。丁度オーケストラのコンサートで演奏が終わった,その瞬間のイメージです。そうやって盛り上げて締めくくることで会を盛大に終わらせたという意味合いもあるかと思います。
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- ichikawa2017
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>日本の方はなぜ食事会終わりの締めを好まれますか。昔からの伝統でしょうか。 伝統というか習慣です。 行事を取り仕切った者が行事が無事に終了したことを協力者に感謝する所作とされています。 江戸時代初期、大阪で開設された米穀市場の売買成立時に行われていた「手打ち」がルーツと言われていますが、現在は関東型というか浅草の三社祭りでやられる形式が一般的です。 大阪では現在も「手打ち」と言われていますが、人口の半分を武士が占めていた江戸では武士が懲罰を下す「手討ち」と同じ発音であったことから使われなくなりました。 やり方も東京、大阪だけではなく名古屋、博多でも異なります。 参考 手締め www.seas.or.jp/datafile/GData/tejime.html 手締め(手打ち)の作法 食事会だけではなくいろいろな会合で行われています。 有名なのが東京証券取引所で年始と年末の行事の最後に行われるものです。 浅草など下町では人が集まればなにかにつけてやります。 参考 手締め - 消防防災博物館:見て学ぶ-消防の歴史・現在・未来- www.bousaihaku.com/cgi-bin/hp/index.cgi?ac1=R101&ac2=R10104&... 御質問で食事会とされていますが、全ての食事会でではなく、事前に日時や会場や出席者(人数)などを確認して決められ始める前に挨拶などがあるような食事会かと思います。 会場を手配したり会合の司会のようなことをやった人(幹事役)を慰労する意味と滞りなく会合が実施できたのも参加者の協力があったればこそだということに対する幹事側からの感謝の意味もあります。 「手締め」をすることで、会合の当初の目的は完了したことになりますので出席者はそれ以降帰るのも二次会などへ行くのも自由ということになります。
お礼
ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。いろいろとても参考になりました。
個人的には嫌いです(笑)。たぶん,宗教的な由来をもつ行為ではなく,農民,漁民,商人,職人,大工などの庶民が,「何かの仕事を終えたときに集団で喜んでおこなった野蛮な風習」だろうと思います。むかしの貴人や武士がしたとは思えません。 クラッカー(紙筒の中に火薬が入っている小道具)を「パン! パン!」と鳴らすようなものと,ぼくは解釈しています。中国人も正月などに盛大に爆竹を鳴らすじゃないですか。 実用的には,「宴会は終わったぞ。会場は2時間しか予約してねえんだ。だらだら飲み食いしてないで,とっとと帰れ」という合図になっています。
お礼
ありがとうございます。外国人の私はとても新鮮に思えました。野蛮とはちっとも思いませんよ。いろいろとても参考になりました。
ご質問は手締めのことですね。 手締め(てじめ)とは行事を取り仕切った人がその行事が無事に終了したことを協力者に感謝するために行う日本の風習の一つです。 宴会の最後に『皆さん、お手を拝借』と声がかかり手拍子をします。 手締めをすることによって気持ちよく宴会が締められます。 また、食事会や宴会の最後だけでなく、お祝いの席や商談取引が成立したときなどにも行われます。 一般的によく行われる手締めは『一本締め』です。 一本締めというと『よぉ~パン』と一回だけ叩くと勘違いされている人もいるみたいですが、一回だけ叩くのは『一丁締め』です。 一本締めの手拍子のリズムは 『パ・パ・パン』3拍手 『パ・パ・パン』3拍手 『パ・パ・パ・パン』3拍手+1拍手 ですが、 一説では、3拍手が3回で9となりますので『9=九=苦』と考えられ、最後に1を足すことで『九』が『丸』となり、『丸くおさまる』ということのようです。 物事が無事に終わったことを祝って、その関係者が掛け声とともにリズムを合わせて打つ手拍子で昔からの日本の風習の一つとお考え下さい。
お礼
ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。おかげさまで、よくわかりました。
- toiawasedesuyo
- ベストアンサー率15% (733/4702)
57歳 男性 再度、書き込みます 感謝の気持ちを盛り上げたり お礼の気持ちを盛り上げたり 様々なシーンで締めます 中国ではその様な場面は無いのですか? 国それぞれの文化や風習があるので、新鮮に思えましたか? それともそんな事して何になるのって感じましたか?
お礼
再びありがとうございます。中国ではないですね。とても新鮮に思えました(*^o^*)。
- Nakay702
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>日本語を勉強中の中国人です。日本の方はなぜ食事会終わりの締めを好まれますか。昔からの伝統でしょうか。 ⇒あ、なるほど、そう言われれば、宴会などでは必ずといっていいくらい「中締め」や「手締め」がありますね。これまでは当たり前と思っていて、あまり意識していませんでした! ということは、これは、おっしゃるように「伝統」、あるいは「習慣」とか「風習」のようなものかも知れません。 前後の状況をもう少し敷衍すると、こんな感じです。 (1)「中締め」は別面、「終了時間の予告」でもある。会場を借りている場合などは特に重要なことで、参会者は修了までに、二次会へ行こうとか、どこへ行こうかなどを三々五々話し合っておく。 (2)「中締め」前後の簡単な挨拶や「手締め」で、(無意識のうちに)「仲間・親睦・結合」などを再確認し、その意識を高める。 (3)幹事役は、これを機にお役から解放される(と感じる)。そして、この「中締め」から本当の終りである「お開き」までの間に初めて「幹事役が飲食」するということもよくある。 (辞書による定義) 「中締め」:宴会などの修了近く(例えば、30分前)に一区切りをつけ、手締めなどをすること。 「手締め」:事の決着を祝って行う揃いの拍手。 「お開き」:祝宴・会合などのおわり。閉会。 以上、ご回答まで。
お礼
ご親切に教えていただきありがとうございます。いろいろとても参考になりました。
- tpg0
- ベストアンサー率31% (3785/11963)
こんにちは。 食事会というより宴会の締めだと思います。 宴会の場合は、食事をしたり酒も飲みますが、宴会の終わりに「三三七拍子のような締め」を行って景気付けをして解散することが多いです。 ですが、三三七拍子では他の部屋で宴会をしてる人達にうるさくて迷惑を掛けることがあるので「一本締め」という一回だけ手を叩くような簡単な締め方もあります。 このような、宴会の締め方は昔からの伝統で食事だけの食事会では行われないです。
お礼
ご親切に説明していただきありがとうございます。いろいろとても参考になりました。
- sukeken
- ベストアンサー率21% (1454/6647)
こんにちは。 >日本の方はなぜ食事会終わりの締めを好まれますか。 締めをしないと、会が終わらないのです。 皆の幸せのために行っているんです。
お礼
ありがとうございます。大変参考になりました。
- heyboy
- ベストアンサー率21% (1852/8730)
先に訂正から入ります。 日本は締めを含む時の呼び方は「食事会」とは言いません お酒を飲む場合は「宴会」、お酒、無しは「会食」と言います。 確かに中国の人の宴会は ・長い箸を使う ・食べ物を多く注文する ・お金があるようにわざと残す とかありますよね、、、、。 まあ、「締め」は日本人の場合 ・また締めで食べた同じ物が次の機会にも食べれるようにとの願い。 ・貧乏性な国民性なので最後の一滴まで食べ切ると言う意味合い。 ・日本人は下戸(お酒に弱い体質)が多くお酒を飲めない分の血糖値が 上昇しずらく最後の最後で満腹感を感じたいから。 とにかく日本人はお酒が一滴も駄目!って人もいますし そんな人も満足させるには 最後においしい物を食べさせるようになったのだと思われます。
お礼
ありがとうございます。参考にさせていただきます。
- toiawasedesuyo
- ベストアンサー率15% (733/4702)
57歳 男性 締めって何ですか? 手拍子の事ですか?
お礼
ありがとうございます。
補足
一本締めなど手を叩くことをさします。
お礼
ご丁寧に教えていただきありがとうございます。おかげさまで、よく理解できました。今度おっしゃるような心境で体験してみます。