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奈良時代の貴族と庶民
奈良時代の貴族と庶民の生活の違いについて簡単にまとめてください!
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- tzd78886
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回答No.1
当時の庶民は今でいえば掘立小屋のような家に藁を敷いて寝ていました。当時布というのは非常に高価なもので、ましてやそれを寝るときに使うなどあり得なかったからです。布団が安くなったのは化学繊維などの布団が普及してからで、実はごく最近です。有名人の貧乏暮らしを描いたドラマなどにも布団を質入れして金を借りる話がよく出てきます。今思えばどこの誰が使ったか分からないような布団が質草になることが驚きですが、考えてみれば当然とも言えます。 その代り、食べ物は庶民の方が恵まれていました。貴族は仏教が入ってきたこともあり、肉食が制限されていたうえ、たくさん食べることは賤しいこととされていたからです。おまけに迷信が食事まで縛っていたほどです。庶民は働くためにそんなことは言っていられませんから、よほど貧しい人たちを除けば様々なものを食べていました。 もちろん、貴族と言っても様々な階級があります。底辺クラスの貴族は相当に貧しい暮らしをしていました。