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何故平安時代からライフスタイルが変わったか
一般庶民はともかく貴族においては、飛鳥時代や奈良時代には 靴をはき椅子とテーブルを使いベッドで寝ていました。 しかし平安時代にはこういうライフスタイルは無くなりました。 これは奈良時代とかは外国の影響が強い時代だったのが、 平安時代は国風文化が発展したと一応の説明はされますが、具体的に 上記のような文化が日本人の生活様式とマッチしなくて、廃れてしまった理由は何でしょうか?
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気候の違いが大きいでしょう。 大陸や欧米に比べて、日本は湿度が高く気温もどちらかといえば温暖です。 たとえば沓を履く文化ですと、ほとんど年中「履きっぱなし」ですしどちらかといえば通気もよろしくない。奈良・飛鳥時代はまあ、大陸とのつきあいもあるからそれでもよかったのでしょうが、平安時代になるとつきあいも疎遠になって無理に合わせる事もありませんね。 したら、足が蒸れ蒸れになる沓なんかは履いてはおられんのではないでしょうかね。裸足や草履、そう言った蒸れない履き物の方が快適ですものね。 で、履き物が裸足や草履になったら椅子やテーブル、ベッドは不便ですね。何よりも「狭い日本」ですから、場所取って敵わんですよね?膳や畳の様な片づけられるものの方が「日本向き」って事ですね。 特に平安時代は「首都が京都」ですからね。気候は大陸の様にはいきませんね。夏の暑さと来たら、そりゃもう!d(^-^)ネ! それで何で十二単なんて言う物が発達したのかはさっぱりわかりませんけど(笑)。こっちはこっちで「新たな歴史のなぞ」って言う事ですね。
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- nemosan
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奈良時代に発明された「畳」の具合が良かったためでは? 畳は最初は寝床(ベット)で、やがて座具(座布団)、部屋の床全体(土足厳禁)へと広がって行きました。 http://www.moon2.net/tatami/infotatami/history.html
- ffffffff
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今の時代も そうですが、日本人は、自分たちの都合の良いものを取捨選択するという特質があるようです。例えば、第2次世界大戦後、アメリカ風の応接セットが流行しましたが、最近は、畳や丈の低いソファーなどが見直されています。 それと同じように、平安時代も菅原道真の遣唐使廃止以降、道具の取捨選択が起こった訳です。同時に、藤原氏による同族支配が300年続いたため、ゆったりとした華美な文化が発達し、椅子やベッドが不要になったと思われます。椅子より畳で寝そべっているほうが楽ですしね。