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SOVで後置修飾の言語についての質問

なぜチベット語やソマリ語は、SOV語順にもかかわらず、修飾語順がNAなのですか? SOV語順の言語においては、動詞の直後に名詞を置くことで修飾ができる前置修飾の方が動詞を連体形や分詞に活用する必要がない為、そのように発展する事が多いと思うのですが、SOV NA言語は、なぜ後置修飾なのでしょうか?

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回答No.1

SOV/SVO 語順と修飾語の位置は、それほど強い相関関係はないことが分かっています。 英語なんかはSVOですが、関係節以外は前置修飾が基本です。 他にも、形容詞だけは後置修飾だが、冠詞や数詞は前置修飾、といった様々なバリエーションが言語にはあることから、いろいろな要因が絡まった、複雑な現象であることが分かってきました。 副詞の位置も重要です。 英語は副詞も前置修飾(I usually walk to school.)ですが、フランス語は形容詞も副詞も後置修飾(I walk usually to school.)です。 というわけで、SVO だから NA、SOV だから AN というのは、50年前の認識だとお考えください。

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