• 締切済み

インバータの零相リアクトル

インバータの零相リアクトルは、通常主回路配線を貫通させて使用します。 零相リアクトルに短絡環を取り付けたとき、零相リアクトルの値は変わりますか? 変わる変わらないに関わらず、電磁気的な説明があると助かります。

みんなの回答

  • m_and_dmp
  • ベストアンサー率54% (974/1797)
回答No.1

素人の考えです。 零相リアクトルはリング状のコアです。これに電線を貫通または巻きつけて電流を流すと、リングコア内に円周方向に磁束が発生します。交流電流の場合、磁束が変化しますが、その変化により、電線に逆起電力が生じ、電流の変化を妨げます。その効果により零零相電流が低減し、電線から放射されるラジオノイズが低減します。 短絡環を取り付けた零相リアクトルを見たことがないのですが、短絡環を取り付けると、どうなるか考えてみます。 短絡環があると、交流電流によってリングコアに生じた磁束の変化により短絡環に誘導起電力が発生し、電流が流れます。その電流は磁束の変化を打ち消す方向です。短絡環には漏洩磁束がないものと仮定し、かつ、短絡環のインピーダンスがゼロと仮定すると、短絡環に流れる電流により、短絡環の磁束の変化が完全に打ち消され(抑制され)、短絡環内の磁束が変化することができません。 結果として、リングコアに巻きつけ、または貫通した電線に交流電流を流しても、リングコア内の磁束は変化しません。よって、リアクタンスがゼロになり、零相電流を低減する効果がなくなります。実際には完全に打ち消すことはないと思いますので、リアクタンスがゼロにはなりませんが、短絡環がないときより小さくなると思います。 簡単に確かめることができますのでやってみてください。 零相リアクトル(短絡環なし)の先(モーター側)の電線にAMラジオを近づけるとインバータから漏れ来る高周波ノイズのためにラジオがギャーとかジーとか雑音を出します。その状態で短絡環を取り付けてみてください。雑音レベルがどう変わるかにより、短絡環の働きがわかると思います。

関連するQ&A

  • 電流形、電圧形インバータについて

    こんにちは、 1. 下記HP図2、3の電圧 電流形インバータ 主回路'の説明は簡単で解りやすいですが、「直流電流を順次切替えて」と表現されておりますが、この意味は、インバータ部で、半導体SWをON/OFFするということでしょか? 2. 下記HP図2の電流形インバータは、サイリスタが使用されておりますが、現在でもサイリスタが使用されているのでしょうか? 3. 電流形インバータは、図2の回路で、そのまま回生エネルギーを電源側に戻すことが可能。電圧形インバータは、図3の回路(ダイオード)でそのまま回生エネルギーを電源側に戻すことは不可能。回生用コンバータ(PWMコンバータ)を使用すれば、回生エネルギーを電源に戻すことが可能。でよろしでしょうか? http://motor-inverter.meidensha.co.jp/technology/information/pdf/HG-001_-0911.pdf#search='電圧 電流形インバータ 主回路' 4.インバータで、高周波化することは、波形の改善になるのでしょうか?

  • インバータ使用法

    はじめまして。電気の勉強をしているものです。 インバータの取扱説明書を読んでいる際に記載されている内容で分からない点がありました。 お詳しい方おられましたらご教示のほどよろしくお願い致します。 記載(1):インバータの二次側に電磁接触器を用いて運転中にON/OFFはしないでください。インバータに大きな電流が流れて故障の原因になります。 (疑問)なぜ二次側でON/OFFをしてはいけないのでしょうか?一次側に電磁接触器を接地する場合はインバータの故障信号などによって電磁接触器をOFFにして回路を切り離すような使い方が一般的だと思いますが2次側でそれをやるとなぜ問題なのでしょうか? 記載(2):ブレーキ付きモータをインバータで駆動する場合、ブレーキ回路をそのままインバータの出力側に接続すると始動時に電圧が低くなるため使用できません。 (疑問)この記載の意味はインバータの端子からブレーキ電源電圧をとるケースを述べているのでしょうか?ブレーキ用の電源を単独で設置すれば済むものと考えますが「始動時に電圧が低くなるため使用できません。」というのがピンときません。 記載(3):インバータ一次側に設置するMCCBに完全電磁型を使用してはいけない。 (疑問):高調波による動作特性の変化を考えると熱動電磁型も使用してはいけないのでしょうか?それとも加熱も問題のみを言っているのでしょうか?電子式を選定するのが普通でしょうか??また、インバータの二次側に関してはどのタイプにしても遮断器の設置は不可という認識でOKでしょうか?

  • インバータ制御について

    こんにちは、 次の2点を教えて下さい。 1、 P1/3の説明で、電流形インバータの説明で、「三相交流電源をサイリスタ整流器(CR)で可変直流電圧に変え、直流リアクトル(DCL)によって平滑された直流電流を、インバータ部で、半導体スイッチを順次切換えて、可変電圧・可変周波数を出力する。」と記載がありますが、「可変直流電圧→可変直流電流」、「可変電圧→可変電流」が正しいのではないでしょうか? 2、P2/3の図4の電源回生方式で、電源の次にインダクタンスが有りますが、不要ではないでしょうか? http://motor-inverter.meidensha.co.jp/technology/information/pdf/HG-001_-0911.pdf#search='電圧 電流形インバータ 主回路'

  • 三菱インバーターの寿命について

    初めまして、三菱のインバーターの寿命測定についてお聞きしたいことがあります。 よろしくお願いいたします。 現在、会社で使用しています三菱汎用インバーターの寿命測定を行おうと考えております。 Dシリーズ・Eシリーズに関しましては、取扱い説明書から ・主回路コンデンサー寿命  ・制御回路コンデンサー寿命 ・稼働時間 を表示できるとしり、寿命は推測できると考えております。 ここからが本題なのですが、 Sシリーズなどは上記のような表示機能が無く、寿命を推測できない状況です。 (設置して日などは分からず、稼働時間は分からない状況です) Sシリーズに関しまして、どのような方法ならば寿命を推測できますでしょうか? (基板についているコンデンサーの抵抗を測定などでしょうか?) お忙しいと思いますが、ご回答の程よろしくお願いいたします。

  • リアクターとラインノイズフィルターは必要ですか?

    AC380V、2.2KWのインバーターで1.5KWのモーターを回し、スピンドルと6インチのスクロールチャックを回転させようと思います。 動作状況は、1~3分間回転させ、1~3分間停止 を繰り返す様な感じです。 負荷は起動停止時の負荷以外、ほとんどありません。 インバータの取説に、オプションとして、ACリアクターと、ラインノイズフィルターを付けた方が良いと説明がありましたが、これは必須でしょうか? 何のために必要か、その目的と、付けない場合に、どんな問題があるのか、ご教示頂けませんか? 販売店に質問したところ、その装置を使う、工場の状況次第だと言われました。 とりあえず、それらを付けずに使用してみて、問題があった場合に追加するのは、危険でしょうか。 以上、宜しくお願い致します。

  • スイッチ・インバータ・タイマー・モーターの接続方法

    当方、配線の知識がほとんどありません。 スイッチ・インバータ・タイマー・モーター(三相)の接続を考えています。スイッチを1度押し、回転速度を調整する目的でインバータを介してモーターを動かし、3秒後に停止させます。インバータの制御回路でスイッチを押している間だけ作動するまではできたのですが、タイマーをどのように接続したらよいかわかりません。当方のインバータは古いのか、タイマー機能がありません。簡単な説明過ぎますが、ご存知の方、よろしくお願いいたします。 スイッチ:接点構成1aの押しボタン インバータ:パナソニック dv-551 タイマー:富士電機機器制御 MS4SA モーター:産業用汎用モーター

  • インバータキャリア周波数によるノイズについて

    お世話になります。 37KWのインバータを更新したところ、同一盤に設定されているPID制御器が誤動作を起こしました。 温度表示が大きく頻繁に変動し、それに合わせてPID制御出力がハンチングしてしまい、必要な温度管理が出来ないというものです。 PID制御器は温度にあわせて重油バーナの燃焼出力を制御するために使用しています。 東芝に確認したところキャリア周波数による磁気ノイズであろうとのことで零相リアクトルをインバータ出力側につけました。 零相リアクトルをつけた先週の操業は問題なかったのですが、本日誤動作が再発してしまいました。 モータの高音ノイズを抑えるためにキャリア周波数をあげたいというのが狙いです。 交換前のインバータ(コレも東芝)はキャリア周波数12k、交換後のインバータのデフォルトは4Kです。 以前のインバータが12Kで何事もなくPID制御器が動作するのに、4Kの新しいインバータで誤動作する理屈がわかりません。 温度計(TC)からの補償導線にノイズが乗るからかとも考えますが、キャリア周波数が1/3になっているのに何故なのでしょうか。 今後どう対応すべきか悩んでいます。 補償導線をシールドするくらいしか思いつかず。 お知恵を拝借したく。 よろしくお願いします。 説明不足で申し訳ありません。 時系列で行きます。 1.インバータ故障(12K) 2.新規インバータに更新(4K)  試運転時にモータから高音のキーン音あり。  業者に対応を求めると、対応した場合ノイズが増えること、定格電流値が下がること、正弦波が崩れること を説明されキャリア周波数変更断念。 3.操業を開始したところやはりキーン音が気になるためQ&Aに相談。  旧機が12Kなのでそこまで上げても良いのではとの回答でキャリア周波数上げ。  とたんにハンチングや温度異常発生し、キャリア周波数を2Kまで下げて操業継続。 4.Q&Aに確認し零相リアクトルをつければキャリア周波数をあげてもノイズの影響を抑えられますとの事でリアクトル設置。 5.リアクトル設置後、2から少しずつ最終的に12Kまでキャリア周波数をあげてもPID制御器に影響なし(コレが先週)。 6.本日操業開始後PID制御器ハンチング誤作動再発(12Kの状態)。 7.再びキャリア周波数を2Kまで下げ、補償導線にアルミホイルをまいてアースをとる。 8.技術の森に質問する。 キャリア周波数を下げる事でPID制御器の誤動作レベルが下がることは間違いないと思います。 問題は何故先週OKなものが今週NGになるか、そして今後どう対応すればよいのかということです。 よろしくお願いいたします。

  • インバータの一次電流について

    インバータに詳しい方、ご教授下さい。 ある商用回路で運転しているファンをインバータ駆動に替えた場合、 そのまま商用と同じ50Hzで運転すると、インバータで発生する変換損失の 分だけ効率が悪くなり、一次側電流も若干増加するとの認識でいました。 が・・・ ある物件においてインバータに変更した結果、インバータの一次側電流が 30%近く改善したデータが出ています。 本設備は、商用直入4kWのファン (200V 50Hz 10P 負荷率100%時に、電流26.1A、効率82.9%、力率53.3%)で あり非常に効率の悪い電動機を使用しています。 このファンをインバータで商用周波数(50Hz)で運転を行うと、インバータの 二次側電流が26A、一次側電流が16Aになるとの事。 二次側電流はインバータ本体の表示値。一次側電流は計測値ですが、 基本正しいものとの前提として下さい。 ここで皆様の知恵をお借りしたいのですが・・・ (1)インバータの仕様書(三菱電機)を確認すると、DCリアクトル設置の場合  力率が0.95まで改善されるとの事。  これは、インバータが進相コンデンサを設置したのと同様の効果を発揮し、  一次側電流が減少したものと解釈してよろしいのでしょうか?  もしくは全くありえない話で計測ミスとしか考えられない現象でしょうか? (2)通常の(力率 0.85~0,9)あたりの電動機をインバータに替えても力率の  改善以上に変換損失の方が大きく、上記効果を実感出来ていないだけと  仮定すると、逆に、極端に力率が悪い電動機を使用している設備では、  インバータに変更しただけで大きな省エネが期待できるとの結論になるの  でしょうか? 申し訳ありません。 上記を踏まえて追加の質問になります。 現在、上記商用直入4kWのファンを8台使っている設備があり、各々のファンに 40ATのMCCB。主幹は300ATのMCCBを設置しております。 この設備を4kWのファンを2台で1セットとして、インバータ化の計画があります。 その場合、電動機の運転電流から選定して15kWのインバータが4セット必要に なるかと思います。(三菱電機製を選定) その場合、各機器の遮断器の選定は、突入電流等を考慮してインバータの容量 からメーカー指定値の100ATを選定しますが、主幹ブレーカーの選定について 困窮しております。 (3)初めの質問で、実際に運転電流が1台あたり16A程度になると仮定すると  インバータ 1台あたり32A。4台の合計で130A程度になります。  始動電流を考慮しても175ATの主幹ブレーカーで足りそうな気になりますが  この選定で問題は無いのでしょうか? ※100ATが4台ブランチされている主幹が175ATというのは、非常に違和感  を感じますが・・・ 現実的には、内線規定・技術基準・各メーカーから出している選定表通りの物を 選定することになるかとは思いますが、理論的・又、可能性的にどんなものか ご教授頂きたく、お願いいたします。

  • 3相交流回路の短絡事故について

    三相交流について教えてください。 △結線で相間短絡した場合、残りの相はどうなるのでしょうか? 結果として3相共に短絡してしまっているのですが、その理由がよくわかりません。 対象回路について少し説明させていただきます。 変圧トランスY-△結線で、変圧後ダイオードブリッジで整流し、制御回路のDC電源として使用している回路です。 ダイオードブリッジの入力側(プラス)が3相共に短絡状態となってしまており、配線を焼損してしまっています。 宜しくお願い致します。

  • インバータ一次側の保護方法について

     インバータの電源側に、サーマルリレーを組み込んだ製品を生産しているのですが、最近このサーマルが頻繁に作動し、機械が停止するトラブルが起きていますが、原因が分かりません。 サーマルリレーの設定値は2.6アンペア インバータモータの仕様 モータ容量:0.75kw 定格周波数133.3Hz 定格回転数7999rpm 定格電圧:440v 定格電流値 1.61アンペア 使用中の電流値は、 ・高負荷でインバータ電源側で1.8アンペア、インバータモータ側で1.4アンペア回転数は6000rpm ・低負荷でインバータ電源側で0.9アンペア、インバータモータ側で0.75アンペア回転数は3500rpm です。 サーマル作動のタイミングは、高負荷で約7分間使用した後に作動  インバータの1次側には通常サーマルを取り付けることはしないそうなのですが、 インバータの保護と、他の機器の保護を兼ねてサーマルを取り付けました。 なぜサーマル設定値よりも低い電流でサーマルが作動するのか インバータにサーマルを使用する場合の選択基準や使用方法。 なぜ他社のインバータ回路は、サーマルを使用しないのか インバータ以外の方法はどんな方法があるのか など教えていただけないでしょうか