圧入タイプの治具設計及び製作
- 圧入タイプの治具の設計及び製作で、材料や加工規格、品質保証値についての情報を提供します。
- 現在の設計では品質保証が難しく、特に平面度や平行度が保てない状態です。
- アドバイスや解決策を求めています。
- 締切済み
圧入タイプの治具設計及び製作
材料仕様 部品 材質 寸法規格 使用数 電木板 200mm(長)×200mm(幅)×9.3mm(厚) 1 圧入ピン SUS303 φ2×5mm 128 磁石 φ3×3mm 64 加工規格 加工 規格 寸法規格 電木板 下穴径 φ2mm×128 ← 現設計値 下穴径 φ3.1mm×64 ← 現設計値 品質保証値 完成規格 寸法規格 平面度 0.2 ← 品質保証値 平行度 0.2 ← 品質保証値 挿抜量 200g保持 ← 品質保証値(浮き、抜けNG) 上記内容で治具製作を考えており、 試作を試みましたが品質保証が出来ない状態。(特に平面、平行度が保てない)何か良いアドバイスなどが有りましたらご教授願います。 以上 よろしくお願い致します。
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「電木板」ってフェノール樹脂積層板(ベーク板)のことなんですね。 一般的な内容で具体性がご所望に達していないと思いますが、次のような 事柄について配慮する必要があると思います。 1) 「しまりばめ」に対する適切な「しめ代」を確保できる、ピン径と 穴径の設計を行う必要があると思います。 お問い合わせの磁石の場合、磁石がφ3に対して、下穴がφ3.1なので 完全に「すきまばめ」の状態です。これでは、挿抜量200gを確保できな いのは明らかと思います。 「しまりばめ」とするには、例えば次のような公差設定を規定して管理す るのが一般的な方法と思いますが、「しめ代」をどの程度に設定すれば よいかは、実験的に決めることをお勧めしたいと思います。 ピン:φ+0.01/+0.005 穴 :φ+0.00/-0.02 1')上記のような公差管理が困難であれば、圧入に拘らずに接着剤を併用 するとか、ピンの外周にローレット加工を施すなどして摩擦力をアップ するなども選択肢として考慮したほうがいいと思います。 2) 穴加工には、マシニングセンタなど、十分な加工精度を確保できる機械 設備及び適切な刃具(ドリル)を使用する必要があると思います。 3) 「電木板」自体の平行度、平面度が所要の寸法規格を管理できるか心配 です。 信頼できるメーカーの材料を指定するとともに、アニール処理など寸法 安定化を行ったほうがいいかもしれません。また、厚さ寸法は、公称10mm の板を切削して、9.3mmとしたほうが結果がいいかもしれません。 片面にピンを圧入するので、圧入の応力によって「反り」が発生する 場合も考えられるので、この点からも 「しめ代」の設定には注意を払う 必要があります。
ライセンス料をとれるような設計なんで インターネッツ上でさらすのはどうかと 壁に耳あり障子に中国 まあ、やれるとして最後の最後までガイドで絞めておくことでしょう マザボのピンみたいに 参考資料 https://blog.tsukumo.co.jp/dosv/2015/08/post_114.html
お礼
貴重なご意見と参考内容有難う御座いました。
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