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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:焼入焼戻し硬度のばらつきについて)

焼入焼戻し硬度のばらつきについて

noname#230359の回答

noname#230359
noname#230359
回答No.11

試験機の測定精度はすでに回答(1)が指摘。本気で±1でやろうとすると熱処理屋と依頼側の試験値の目あわせも必要になる。 あたかも熱処理屋の姿勢の違いのような指摘されているが、使用設備と処理ロットが重要。質問者の依頼分だけを処理するのか他依頼分も同装処理するのか(一般的な狙い硬さなら十分有り得る)。小型炉で処理するのか大型炉(温度分布幅が大きくなる)で処理するのか。これらにより規格を考えるはず。 目に余る出鱈目回答が出現。 回答(2)→回答(4)が指摘済。 回答(9)→回答者「そのような方法がある事を初めて知りました」と誤解。 そのような方法はあり得ない。SKH51の焼戻温度は560度。どうやってドライヤで昇温できるのか。仮にハンディ熱風器を使用しても、熱伝達係数が低いのでコーナー程度しか昇温できない。 さらに問題は「硬度と靱性のバランス」から言って、客先に測定される表面だけの硬さを下げても本来の靱性にはならない。完全な偽装工作。小生ならこの回答者には絶対に仕事を依頼しない。 回答(9)追記と回答(13)について。 偽装を指摘されても反省するどころか屁理屈を並べて「実用上は問題ない」と主張するのは倫理欠落、反社会的企業(あるいは技術者)。 工具鋼の「耐摩耗性と靱性のバランス」が判っていない。「問題が発生すれば高目での特別救済処置を目論んでいる」はあり得ない。ユーザーにとって「割れ」と「早期摩耗」のいずれが重大問題なのかを理解していない。 また硬さ規格はユーザーが決める事。熱処理屋が「実用上問題ない(大差ない)」などと技術的に言えるはずが無い。屁理屈以外の何物でもない。 荒れているが真面目な技術者のために技術論だけを展開する。 回答(15)で小生の回答追記が質問の答えになっていないと指摘されているが、小生が問題にしているのは回答(9)。つまり硬さ規格を満たすために「若干高目に硬度を出し、その後規格に入るように(何らかの方法で)表面の硬さだけを落とす」という方法。 その方法は完全に偽装であり絶対に許されない。その理由。 (1)「総焼(全体熱処理)」を指定されているのに、硬さ規格を満足させるために熱処理屋が、かってに表面処理することは許されない。 (2)材料特性として表面硬化処理はあっても「表面軟化処理」が許されるケースはほとんどない。高強度鋼の領域で言えば、亀裂は多くの場合表面で発生するのだから表面軟化処理をすれば疲労特性は目標値よりも低下する。 耐摩耗用の工具鋼の領域で言えば、耐摩耗性は表面が担うのだから表面軟化してしまっては特性が劣化する。但し今回の例では、表面硬さを規格通りにするのだから耐摩耗性は問題にはならない。問題は内部の硬さ。部品の割れを避けるための硬さ範囲なのに、それよりも硬さが高くなれば割れのリスクが増大する。 HRC1ポンイトがどれだけ変わるのか反論するのは屁理屈。確かに1ポンイト高くなったからと言って急に割れるわけではない。ユーザーは実使用条件のバラツキまで想定し、割れ発生の確率をどこまで許容するかという観点で硬さ規格を決める。熱処理屋にはその内容は判らない。 (1)(2)から硬さ規格を満足させるために焼入焼戻の後に表面軟化処理をする熱処理屋などあり得ない。回答(15)では「熱処理業者の対応を聞いた範囲で紹介しているだけです」としている。熱処理業界に対する冒涜であり業務妨害に当たる。

noname#230358
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 業者の設備により保証するかどうかの違いはあると思います。 図面で公差を指定する場合、業者毎に2種類を用意するのも無理があり、さりとて公差の甘い方に統一するのも今一つ抵抗があります。 杓子定規にやらず、社内では多少外れてもOKにする柔軟な判断をする方がいいのかもしれません。

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