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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:焼入焼戻し硬度のばらつきについて)

焼入焼戻し硬度のばらつきについて

noname#230359の回答

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noname#230359
noname#230359
回答No.1

使う側で±1まで要らないと思います。 それをウンヌンするには測定精度が0.1は欲しいが難しい。   http://kikakurui.com/b7/B7726-2010-01.html   JIS B7726 ロックウェル硬さ試験-試験機の検証及び校正   偏りの許容範囲 ±1.5HRC 繰返し性の許容範囲 0.8HRC   合成標準不確かさ±0.33HRC  硬さ標準試験片で較正しても、なお公差あり。 なので測定の面から±1を保証しろは難しいです。 SKD11として、下限のみのHRC61以上 とする方が楽。上限は低温焼戻を常識的に実施するから不問。 柔らかめの HRC58±1 では硬さを下げる調整ができるので容易。 もうひとつの論点は測定箇所の指定とサイズ効果。 SKD11、SKH51は焼入性がよくほぼ均一な硬さとなるが、SKS3以下なら箇所によりバラツキあり。   http://www.iri.pref.niigata.jp/25new56.html   硬さ試験の結果の解釈について   1.測定位置・・・(上記の通り)   2. 硬さ換算表   換算値はあくまでも参考値であることに注意が必要です。   換算表に載っている引張強さにも注意が必要。場所によって部品の硬さ(強度)が異なるうえ、   材料には目に見えない残留応力も存在しています。このため、硬さ値から換算した引張強さは、   あくまで参考値に留めておくことをお勧めします。 ↑硬さ―引張強さの関係を、宗教みたく、お経みたく何百回唱え続けるヒト。 面粗さは<16%ルール>の救済がありますが、硬さはHRcΔ0.1でもアウトはアウトです。 救済の幅も一筋縄でいかぬ難しさあり、面倒を避けて±2やそれ以上にすることが多いかと。 上記  柔らかめの HRC58±1 では硬さを下げる調整ができるので容易  の実例   http://www.yamagataseiken.co.jp/technology/hardness_02.pdf 同じ温度で焼戻を重ねると低下。温度、回数まで規定されるとやりにくい。 公差±1は測定精度から厳しい。 だからと±2にするのも問題です。 研削加工のベテランは、上限下限の4も違えば、砥石の切れ味で見破ります。 したがって使用時の摩耗具合も違ってくる。

noname#230358
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 岩魚内さんが指摘されたように±1はきついようで、弊社の検査そのものが合格させる為の検査(例えば3ヶ所測定して1個でも公差内になれば合格、3ヶ所全てがNGも場合によっては特採にする)をしています。 冒頭の質問内容と少しニアンスが違いますが、現状はこのように不良を出さない様な受け入れをしています。 岩魚内さんの回答を読んでみると公差±1そのものが難しいのかもしれません。

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