• 締切済み
※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:材料におけるJIS規格について)

JIS規格における材料の衝撃試験要件

このQ&Aのポイント
  • JISG3106規格の7.2項には、厚さ12mmを超える鋼材についてのシャルピー吸収エネルギーの試験方法が示されています。
  • しかし、厚さ12mm以下の鋼材については衝撃試験の必要性については明記されていません。
  • そのため、厚さ12mm以下の鋼材については衝撃試験は行わなくても良いと判断できます。

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.2

興味があり少しだけ調べてみました JISB7740「シャルピー振子式衝撃試験-試験機の検証用基準試験片」を見ると 試験片は断面寸法が、幅10±0.075で高さ10±0.06でノッチ面以外は3.2μmと 仕上げ粗さにも規定があり、単に試験片を「厚さ12mm以下の鋼材」からは入手 (加工)することができないからではと思うのですけど、どうでしょうか 回答(1)甲東さんのリバティ船の事故調査もとても分り易くて興味を注がれます

noname#230358
質問者

お礼

御解答有難う御座いました。 とても参考になりました。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。
noname#230359
noname#230359
回答No.1

申し訳ありませんが回答ではありません。G3106の規格(解釈)上は、12mm以下の鋼材は衝撃試験は行わなくても良い、との解釈に間違いありません。ただ、ご質問の趣旨は何故行わなくて良いの、その根拠は、だと思います。いくつかの材料規格を改めて見てみましたが、海外規格も含めて12mm(1/2 inch)という数値は頻発します。G3136に立派なSN材がありますが、これも12mmです。想像しか出来ませんが、終戦前後にアメリカ船級協会ABSが基準を出したのでは無いでしょうか。リバティ船の事故調査の結果では。12mm以下の船には脆性破壊が無かったというような。G3106のSM材は日本の造船業界が作った物。吸収エネルギ27Jという基準値もABSの調査結果に基づいています。薄ければ衝撃に強いという感覚と合っていますね。大きな事故さえ起こらなければ、12mmも27Jも今のままでハッピーです。阪神大震災の事故調査から、重要な建築材は70J必要という結果も出始めていますので、板厚も遠い将来どうなるか分かりません。 終戦後直ぐにアメリカの多くの技術陣も日本を訪れ、日本の技術を調べ上げたそうです。造船で使われていた日本の鋼材は、”これはあかん”という評価だったそうです。それに発憤してSM材等を作りました。恐らく随分ぱくったのだと思います。従って、基礎資料が日本にはなかなか無いのだろうと思います。つらい。こんなことに興味を持つ人も少ない。 少し話しが変わります。10mm厚みの試験片が採れない場合、厚みを薄くして衝撃試験を行うというのが一般的です。その場合、試験温度を下げるのが普通で、合格値は同じです。薄ければより低温でも大丈夫と言うことになります。

noname#230358
質問者

お礼

なぜ行わなくても良いのか?は自分で再度調べてみます。 参考になる回答を頂きまして、すごくありがたいです。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。

関連するQ&A

  • ステンレスSUS403焼入れ焼き戻し材の衝撃値を…

    ステンレスSUS403焼入れ焼き戻し材の衝撃値を教えてください SUS403の焼入れ焼き戻し状態の機械的性質はJISG4303-2005ではシャルピー衝撃値147J/cm^2と規定され、試験片形状については規定がない。JISZ2242-2005の規定では、6.2.2項に「特に指定がない限り、ノッチ深さ5mm・・・」となっている。 ところが、古いJISの、JISG4303-1998の表10では、「シャルピー衝撃値はJISZ2202の3号試験片が採取できる・・・」とあり、JISZ2202-1980の3号試験片はノッチ深さ2mmでJISG4303-1998の表10のシャルピー規定値は147J/cm^2である。 ノッチ深さが、5mmと2mmと全く異なるのに、同じ衝撃値はありえないと考えるが、どのように考えたらよいか、教えてください。現在次のどれかに迷っています。 1.JISが間違っている。(ISO規格を取り入れる時点で、衝撃試験片が変更になっているのに前のままの試験片の値を記載した)試験片が変更になっているので衝撃値の値を変更すべきである。 2.新JISの試験片形状指定の間違いである。ノッチ深さ2mmのUノッチ試験片を指定すべきである。 3.新JISの試験片の記載形状が間違っている。 4.中国の国家標準であるGBはGB/T 1220-2007の表9で118Jと規定している。 これが正しい値である。もし、これであれば、この118Jの正しい根拠もあわせて教えてください。 なお、このようなJISの内容に関する質問はどこにすればよいか教えてください、同じ質問をJISG4303の素案作成者であるステンレス協会に質問しても返事がありません。

  • シャルピー衝撃試験について。

    シャルピー衝撃試験の際に、VノッチとUノッチでは、吸収エネルギーに大きな違いがあるのでしょうか?? 初歩的な質問で申し訳ありませんが、どうかご教授お願い致します。

  • シャルピー衝撃試験で非熱処理,水焼入れ,油焼入れ,

    シャルピー衝撃試験で非熱処理,水焼入れ,油焼入れ,焼ならし,焼なましの5つで油焼入れが何故か1番衝撃吸収エネルギー量が多いのですが、何が原因と考えられるでしょうか。因みに冷却用の油はほぼ新品です

  • 破壊靭性値と衝撃値の違い

    用語についてですが、 破壊靭性値が高いという表現と とシャルピー衝撃試験で 使う衝撃値が大きいと 同じ意味と考えてよいのでしょうか? また、鋼材の中で 「強度が高い材料」、「強さ(強い材料)」、 「硬さ(硬い材料)」 の定義がよく分かりません。 違いについてアドバイスください。

  • シャルピー衝撃試験片の作製法で

    いつもお世話になっております. 熱処理してHB400ほどになった鋼材(バネ鋼)のシャルピー衝撃値を求めるとして,このような硬い鋼材を 試験片に機械加工仕上げすることができるのでしょうか? いまさらながらの質問で赤面しますが(加工できたからこそ衝撃値のデータを見ることができるのでしょうが), フライス盤などで平面だし・Vノッチ溝を機械加工できるものなのでしょうか?ご教示くださるとうれしいです.

  • JISが定める鋼材の判別(識別)方法について

    今働いている工場では、鋼材に白ペンキで直接識別番号が書かれていて、それを見て何の鋼材かを判断しています。 JISではどの様に鋼材を識別(判別)するのでしょうか? また、それについて書かれているJISの番号も教えていただけると幸です。 補足します。 ペンキで書かれている識別番号とは先ほど下の方がご指摘されたようなss300などです。 今、ペンキで何もかかれていない鋼材がありまして、確認作業をしなければならない状態です。 今までペンキで書かれていた識別番号で判断していたため、この材種が何なのかわからずに困っています。何も書かれていなくても判別する方法はJISで定められていませんでしょうか。 また、硬さ試験機などの各種試験機で試験を行って材種を特定する方法以外で調べています。

  • SM材について

    SM材のJIS規格JISG3106において、曲げ試験の項目が無いのですが、曲げ試験 はしなくても良いと判断していいのでしょうか? わかる方がいましたら御解答の方宜しくお願い致します。

  • JIS H 5302 に該当する、中国の規格はあ…

    JIS H 5302 に該当する、中国の規格はありませんか? ADC12=アルミニウム合金ダイカスト12種 ですが、 JIS H 5302-2006年版を見ますと、化学成分として、鉛が0.2%以下 となっています。 RoHS規制では、適用の除外項目として、 「合金成分として鋼材に含まれる0.35wt%までの鉛、  アルミ材に含まれる0.4wt%までの鉛、  銅材に含まれる4wt%までの鉛」 と、定められていますので、0.2%以下ならば問題ない材料となります。 弊社でも、その判断で使用していたのですが、 中国の取引先で作られた部品の成分分析を実施したところ、 0.4%を超えてしまいました。 ADC12は日本であれば、0.2%以下と決められているのですが、 中国では、どのように鉛の含有量が決められているのでしょうか? ご存知の方、いらっしゃいましたら、サイト等を教えて頂きたく、 投稿させて頂きました。(検索のやり方がヘタクソで思った物件が 出てきません(;;) ) お知恵をお貸し下さい、宜しくお願い申し上げます。

  • 機械的性質について

    いつも勉強させていただいております。 少し不安になったので御教授下さい。 ある材料がお客様の仕様書で規定されており 引張強さ:420N/m?以上 降伏点:340N/m?以上 伸び:22%以上 シャルピー吸収エネルギー:27J以上 となっています。 しかし、備考欄に 『機械的性質が同等以上であれば問題なし』 とあるのですが、例えば 引張強さ:490N/m?以上 降伏点:390N/m?以上 伸び:22%以上 シャルピー吸収エネルギー:27J以上 の材料は機械的性質が優れていると考えてよいのでしょうか? 引張強さと降伏点がアップしているだけで伸びも シャルピー吸収エネルギーも同じですので単純に考えれば優れていると 思うのですが・・・ 最近、臆病になって変な落とし穴がありそうで怖いのです。 材料に詳しい方よろしくお願いします。

  • シャルピー衝撃試験について

    亜鉛のシャルピー衝撃試験を検討しております。この場合、試験片は何号試験片を用いるのが一般的なのでしょうか。ご存知の方ご教示下さい。