旋盤加工の真円度について困っています

このQ&Aのポイント
  • φ180内径仕上げ加工、深さ45mmのボーリング加工においてハート型のくぼみが生じてしまいます。対策方法をご教示ください。
  • 加工後、チャックから離さない状態でインジケーターを当てて確認すると、ハート型のくぼみが成形されています。切削抵抗の違いが原因と考えられます。
  • 対策として、様々なテストを行いましたが効果は得られませんでした。素材硬度の違いによる切削抵抗の変化が真円度に影響を与えている可能性があります。
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真円度について

旋盤加工の真円度について困っています。 φ180内径仕上げ加工、深さ45mmのボーリング加工において ハート型(リンゴ?)のような形状になってしまいます。 ハート型のくぼみの箇所は一箇所で、0.01mm~0.015mmで 規格ギリギリ(0.02)で何とか対策したいのですが・・・。 加工後、チャックから離さない状態で インジケーターを当てて確認して、ハート型です。 材料はFCD450、V=250m/min、f=0.4 刃先は超鋼NR1.2 ap=0.4、WET加工、6箇所当たりの爪、チャック圧1.4Mpa 1passです。 テストした内容は ・apを1mm増やす → 変化無し ・apを0.2mmに → より悪化 ・超鋼からサーメット → 5角形の星型 ・NR1.2から0.8 → 変化無し ・V=250から500 → より悪化 ・中古NC設備から新規NC設備 →変化無し ハート型のくぼみの位置は素材硬度が FCD450の硬度上限一杯の箇所で くぼみの反対側が硬度の下限一杯なのは確認しています。 多分1回転中に、切削抵抗が全く違うのではと 考えられるのですが、上記テスト内容くらいしか 対策手段を思いつきません。 上記にも書きましたが、加工後チャックから離さないで 計測して丸くなっていないのは、初めての経験なので・・・。 どなたか、何卒良いアドバイスを宜しくお願い致します。

noname#230358
noname#230358
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みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.2

1passなのが諸悪の根元な気が・・・硬さよりも取りしろの変動の方が影響大と思います。 しかし2passが良いのは判ったうえでの選択かと思いますが。 >・超鋼からサーメット → 5角形の星型 切れ味良いcBNならどうなのでしょう。   http://www.sumitool.com/products/cutting/sumiboron/bn7000.html >・V=250から500 → より悪化 重心が違い振られて変形してるのでは。逆に下げたらマシになる可能性を想像します。

noname#230358
質問者

お礼

アドバイスありがとう御座います。 >>2pass → 試したことはありますが円筒度の管理が困難になる   傾向になったため、採用できていません。 >>CBN → 費用対効果の面から、採用していませんでしたが   言っていられない状況なので、テストします。 >>250から下げる → 昨日試しましたが変化無しでした。チャックの   フレは機上仕上げ済みなので、0です。 色々制約というか、大人の事情ってやつが多く・・・。 ご意見ありがとう御座います。 検討します。

noname#230359
noname#230359
回答No.1

>ハート型のくぼみの位置は素材硬度が >FCD450の硬度上限一杯の箇所で >くぼみの反対側が硬度の下限一杯なのは確認しています。 これだけの証拠があるのならば、バイトが背分力で逃げているのが原因の ように思われます。ワークの硬度を均一化するようにアニール処理ができる のであれば、まずはご検討になることがよさそうに思います。 アニールが不可であれば、より剛性の高いバイトに変更するか、背分力の 少ない切れ味のよいチップに変更することで改善できそうに思います。 なお、切れ味のよいチップに変更にした場合は、寿命が犠牲になる可能性 があるので、トレードオフを考慮して、最適点を探すことをお勧めします。

noname#230358
質問者

お礼

アドバイスありがとう御座います。 材料硬度の均一化処理は、検討はしましたが コストや、大人の事情諸々の問題があり 実行不可なので一番困っていました。 バイトの剛性UPは切れ味UPと共に 早速検討してみます。 ありがとう御座いました。

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