A6063T6焼鈍しの軟化度について

このQ&Aのポイント
  • A6063T6は焼鈍しによりどの程度軟化するのか?加熱状況は1分以内に600℃まで昇温し自然冷却。
  • 非熱処理合金のH材であれば完全にO材レベルまで焼鈍されると思われるが、熱処理合金の場合はO材化するかどうか不明。
  • O材化した場合、自然時効により強度が上昇するかどうか知りたい。
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A6063T6の焼鈍し

熱処理合金であるA6063T6は焼鈍しによりどの程度軟化するのでしょうか? 加熱状況としては1分以内に600℃まで昇温し自然冷却するような場合です。 加工硬化により強化されている非熱処理合金のH材であれば 完全にO材レベルまで焼鈍されると思うのですが、 時効硬化により強化されている熱処理合金の場合は、 完全にO材化するのかどうか知りたいです。 また、仮にO材化するとして、その後自然時効により 強度は上昇するのでしょうか? ご教授願います。

noname#230358
noname#230358
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noname#230359
noname#230359
回答No.1

提示のアルミ合金は溶体化処理→焼入れ→時効効果処理により硬化されている と思いますので、O材レベルまで焼鈍するのは難しいと思います。 状態図でその組織状態を確認しながら、厳密な温度管理ももとで処理しないと 焼鈍することはできないと思います。

参考URL:
http://www.kobelco.co.jp/alcu/technical/almi/1174607_7876.html
noname#230358
質問者

お礼

O材レベルまで強度低下を引き起こす事は考えにくいという知見、ありがとうございます。

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