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ショア(Hs)85の樹脂系皮膜の切削加工に適したチップ選定と切削条件のアドバイス
- リング状の金属部品にエポキシ樹脂系コーティングを施し、機械加工で仕上げるためのチップ選定と切削条件についてアドバイスを求めています。
- 現場からのクレームがあり、硬度が高いショアD85の樹脂系皮膜の切削加工に適したチップの選び方に悩んでいます。
- 素人ながらダイヤモンドなどより硬いチップを使えば加工できる可能性があると考えていますが、チップ選定や切削条件についてアドバイスをお願いしたいです。
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・インサートの材種(コーティングor超硬、仕上げ用or中切削用) ・切削条件(切削速度、切込み、送り) ・クーラント有無、種類 ・チップのへたりの詳細(正常摩耗、チッピング) ・切りくず(粉状、分断、伸び勝手) などが分からないと、何とも回答ができません。 回答(1)さん記載の通り、超硬(ノンコート、難削材用PVDコー ティング、DLCコーティング)でも何とかなるかもしれないし、 PCDダイヤ(焼結ダイヤ)や、ひょっとしたら高硬度鋼用cBNが 適用できるかもしれません。 幸い、PCDダイヤもcBNも、住友電工さんが種類豊富なので、 フリーダイアル(番号を記載すると宣伝行為とみなされるので、 番号はWEBサイトで検索して下さい)で相談してからご購入する ことを強くお勧めいたします。 (ショアD85って、HRC62-63ぐらいですよね?) 小生は関わりから足抜けした別の質問にて >ところで、ショアDはゴム・プラスチック硬度。 >同名の金属硬度とは試験方法も器具も違います。 >業界違いなので半端な両刀使いでないと区別が難しい。 >たんにショア硬さと言うと日本は後者が多いが、英語は逆なようです。 > Shore (Durometer) test ゴム > Shore Scleroscope Hardness Test 金属 なる追記がありました。 小生は両刀使いではない金属加工野郎なので、ショアDは不知でした。 質問者さん 後学のために、当該ワークの硬度をHBとかHRCとかで表記できませんか?
- 参考URL:
- http://www.sumitool.com/
エポキシ樹脂でも、プリント基板などガラス強化品はガラスのせいで見掛けより工具摩耗が激しいが、コーティング用で何か配合されたものでしょうか? 非強化ならショア(Hs)85とはいえ極端なものではなく、ふつうの超硬で充分と思いますが、、、 >ダイヤモンドなどもっと硬いチップ 最良ですけど、少し欠けやすい欠点あり、切込み量0.3までが無難。工具としてのスピード制限はなく、早いほうが欠けにくい。 天然ダイヤ、人造単結晶ダイヤは避けて焼結ダイヤ。チップではスミダイヤなど。 http://www.monotaro.com/p/3721/0022/ http://www.benn.co.jp/detail/sumidia_da_1000.html 他でもアルミ用と称するものなら使えます。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 コーティング材の成分を見ても知らない名称で何がどうして 硬くなるのかよく分からないのですが、金属表面の補修・ ライニングなどにも使用されるのでかなり強化されている ものと思います。 テスト加工で経済的に評価するため、チップで当たって みたいと思います。まずスミダイヤを検討してみます。 ありがとうございました。