平行ピンの位置決めについて

このQ&Aのポイント
  • 平行ピンの位置決めについてのアドバイスをお願いします
  • 平行ピンの種類と圧入側のはめあい公差について教えてください
  • 外ノックにおける平行ピンの位置決め方法についてアドバイスをください
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平行ピン 外ノック

製品端面に平行ピンを当てて位置決めをしようと思います。 圧入側のはめあい公差はどの程度を考慮すべきでしょうか? その場合平行ピンの種類はA,Bどちらが好ましいのでしょうか? アドバイスお願いします。

noname#230358
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noname#230359
noname#230359
回答No.4

資料としては   http://fa.misumi.jp/pdf/fa/p2837.pdf   はめあい選択の基礎 / 寸法公差及びはめあい     JIS使い方シリーズ製図マニュアル(精度編)より抜粋     JIS B 0401(1998)より抜粋 前者の元ネタは日本機械学会「はめあい選択基準調査分科会 報告書」(1977年) 圧入に H7/p6 が挙げられており、教科書もそう書くものあるが、これがダメ。 すきまばめなら、軸/穴の寸法差だけ考えれば済むが、圧入は圧入シロが必須なのと、過大な圧入は塑性変形やカジリが生じて不良になるため計算が必要。 実際に H7/p6 の軸上限/穴下限の組合せで計算すると圧入力および応力が過大との結論を得る。     過去質問     No.30681 平行ピンの圧入力について     No.34036 圧入強度 平行ピンは JIS B1354。その要約   http://www.pin-otsuka.co.jp/catalogue/pdf/parallel.pdf ★ B種は h7(JISでは h8) だから穴基準では使えないし公差が甘い A種は m6 。穴をH6 で使うなら。中間ばめ・軽圧入の範疇 ← ■■■■ とりあえず答え 圧入には平行ピンよりもダウエルピンを使う方が好ましい。   http://www.ohkitaweb.co.jp/information/pdf/p_kaisetsu_daueru.pdf   JIS B1355 ダウエルピン   JIS B5062 金型用ダウエルピン     平行ピンとの相違点   ・面粗さが1/2   ・硬さはHv550~で2倍   ・公差は同じ m6 と、サイズ無関係の +0.010/+0.005 ミスミでは +0.002/0 の精級、別メーカでは m5 など、更に厳しい公差のものを用意。 昔は冒頭の H7/p6 にしたがい存在した p6 公差の平行ピンは消滅しつつあり、現存するのは1品種。   内ねじ付きダウエルピン。ネジ穴の空洞が効いてムクより圧入力軽減   http://www.himibeikoku.co.jp/pdf/dowelpin-tmdp.pdf ミスミの段付き位置決めピンでも m6 または p6 の選択可能。   http://jp.misumi-ec.com/ec/ItemDetail/10300562830.html アルミなど圧入が易しい相手なら H7/p6 でも問題少ない。鋼なら穴を H6 ハズレの H7 に調整してやる。 圧入とは、面粗さ、硬さ、公差が厳しくないと安定して機能しないもの。 穴側の工作精度は向上し、ピン側もJISはある程度追随してきたが、★注釈のようにメーカが平行ピンにもダウエルピンの面粗さを適用したり、さらに厳しいものを提供するようになっているが、冒頭のはめあい選択は改訂されず生き残っている矛盾。 ■補足■ ■>はめあい選択の基礎 JIS B 0401-1 には機械学会・・報告書を基にしたと思える【付属書】なるものがあるが、細区分を省略しているので、より問題を拡大するキライがある。 ■H6/m6 でφ6なら 穴:0/0.008 軸:+0.004/+0.012 なので、すきまばめになり得る計算。 ピンについては量産品で、工程能力は公差範囲にたいし余裕あるため殆ど中間値付近で収まっている。 穴は個別のリーマ加工で公差範囲一杯に振れることが有得る。 その実態があるから大抵は、すきまばめにはならず圧入が実現していると言える。 軸を1ランク太く n6 にするなら大丈夫だが、規格も流通も m6 なので如何ともしがたい。 それでも H7/p6 なら <過去質問 No.30681> 圧入力(静加重)が最悪ケース2ton、中間値としても1ton!・・・のような無茶、カジリの危険を冒すよりはマシ。

noname#230359
noname#230359
回答No.3

ケースによって異なります。 ですが、圧入又は嵌合部の穴公差は、H8~H7が一般的です。 > 平行ピンの種類はA,Bどちらが好ましいのでしょうか? 新JISの場合ですよね。(ピンの公差が異なるケースで、形状ではないですよね) > 製品端面に平行ピンを当てて位置決めをしようと思います。 ですが、平行ピンの圧入又は嵌合部面と製品端面コーナーが接触している場合は、 平行ピン種類A,Bどちらでもよい。 接触していない場合や、2箇所に差がある場合にはA種(m6)を使用した方がベター。(取付精度や目的にもよりますが、ピンの傾き誤差が発生し易いので。) ピンに雌ねじが切っているタイプかや、貫通穴であるか等の取り外しが容易であるか、 またピンが抜けてはいけない構造の必要性があるか、によってもことなります。 単なる取付目安であれば、B種(h7)が一般的で、 ◆ そのままセットする ◆ 接着剤と共にセットする <数が多い場合> ◆ 穴の周囲を少し傷付け、(圧入的)セットをする <数が少ない場合> にてセットしていました。

noname#230359
noname#230359
回答No.2

位置決めピンの場合は抜き差しする前提ですから、強固なはめあいは使いま せん。はめあいの選定についてはJIS B0401を参照下さい。 >平行ピンの種類はA,Bどちらが好ましいのでしょうか? A種のピンのはめあい等級m6、B種はh7(または8)です。穴側にH7級 のリーマを使うとしたら、B種の方が使い易いと思われます。JIS以外の はめあい等級の物も市販されていますので、穴公差に合わせて、選定するこ とも可能です。

参考URL:
http://koza.misumi.jp/mold/2008/02/349.html
noname#230359
noname#230359
回答No.1

圧入でなくてしっくりした挿入にしています。 抜けないようにネジロックを付けています。ねじ止めする場合もあります 両端面が丸面取りしてある焼き入れ平行ピンを使っています

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