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ﾌﾟﾚｽﾌﾞﾚｰｷ金型材質について
- ﾌﾟﾚｽﾌﾞﾚｰｷ金型の材質について教えて下さい。ある金型屋はS45C(炭素鋼）を使用し、ある金型屋はSCM440(ｸﾛﾑﾓﾘﾌﾞﾃﾞﾝ鋼)を使用しています。素材の違いにより製造過程は大きく違うものなのでしょうか？また、それにより大きくｺｽﾄに差がでるものなのでしょうか？
- ﾌﾟﾚｽﾌﾞﾚｰｷ金型の材質はS45CとSCM440の2つの種類があります。これらの材質の違いにより、製造過程やコストにも影響を与える場合があります。詳しく教えてください。
- 金型屋がプレスブレーキ用金型の材質として使用するのは主にS45CとSCM440です。これらの材質の違いにより、金型の製造過程やコストにも影響があります。具体的にどのような違いがあるのか詳しく教えてください。
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少し異なったアドバイスになりますが、焼き入れ処理で S45CとSCM440を比較しますと、 ★ S45C 比較的安価。 炭素含有量が多く、焼き入れで硬度がHRC20～25の硬度が得られ 局焼き（高周波焼き入れ）ではHRC40程度の硬度が得られる。 前述の硬度差で、表面は硬く内部は軟らかい靱性が得られる。 硬度と引張強さは、ある範囲間比例関係は知っていますよね。 ☆ SCM440 比較的高価（レアメタルの含有量が多くなっている等で） 炭素含有量は、S45Cより若干少ないが、レアメタル等でS45Cより 焼き入れ硬度が若干上となる。 局焼き（高周波焼き入れ）等での表面と内部の硬度差の他に、 レアメタルにて靱性が大幅に向上する。 以下が、そのURLです。 http://www.venus.dti.ne.jp/~sando/other/scm/scm435.html また、硬度と引張強さが比例関係にある硬度換算表は、以下です。 http://www.khkgears.co.jp/gear_technology/gear_reference/img/KHK486_table_2.gif 以上の特性に基づき、金型でも使い分けします。
1955さんの回答以外では、金型素材で工程が違うのでなく、製品形状、製品素材で使用する（設計する）金型素材を変えます。 曲がっていればいい程度の部品から、直角度、内R等の厳しい指示が有る場合など色々有るので、、、。 又立ち上がり先端に返しが付いていたりして、上刃を”く”断面にする必要が有るなど、製品形状で上刃の強度を考えて、材質を決定します。 ベンダー屋さんは、手持ちの刃から選ぶでしょう。
製品が絞り、曲げ、抜き、によって材質を変えます。またロット数によっても 変わります。 もちろんコストにもひびきますが数倍までは変わらないはずです。
