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金属材料の材質の違いと特徴
- 金属材料の材質の違いや特徴を詳しく解説します。
- S45C, SCM415, SCM435のそれぞれの材質の違いや用途について解説します。
- これらの材料の特徴や違い、硬さや熱処理の影響について詳しく説明します。
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この森のNo.30026でも似た内容の質問があり、回答しました。 この森の投稿検索で、S45C SCM435 キーワード検索 すべてからの検索 で検索しても出てきますので、確認してみて下さい。 さて、 ? S45C,SCM415,SCM435の硬さや熱処理は、資料?素材データベースの 機械構造用炭素鋼鋼材(S45C等)の[材料特性]をクリック確認 クロムモリブデン鋼鋼材(SCM415,SCM435)の[材料特性]を ↑ して下さい。 そして、硬度と引張応力は、ある程度までは比例するので、その 資料は、資料?硬度換算表データベースを確認下さい。 また、他の材料は、以下URLを素材に関する資料の鉄鋼記号の分類別 一覧や鉄鋼記号の見方を参考に、資料?素材データベースで確認下さい。 それに、基本的な内容は、 * 機械構造用鋼の選び方と熱処理特性 の特に4.JISによる機械的性質の比較を * 熱処理のやさしい話 は全般を 確認してみて下さい。
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厳しいようですが、この手の質問は学問になります。 金属材料学の書籍を一冊でいいから購入すべきです。 微量元素混入がどのような効果をもたらすのか。 炭素当量とは何か。 鋳鉄、鋳鋼、非鉄金属の違いは何か。 S45C、SCM435、ScMnH、Hcr等の英数字の他に日本語表記があるはずです。 日本語ですので必ず理解できます。
お礼
ありがとうございます。さっそく本を探して勉強しています。
炭素鋼は炭素の量で焼入焼戻し後の強さが決まります。 JIS G 4052-1979 焼入性を保証した構造用鋼鋼材(H鋼)を ながめてみると違いがわかってくると思います。 炭素量の低いものは、浸炭焼入れ焼き戻しなどが基本となります。 曲げ強度や摩耗が必要で、塑性加工が必要なときに選択します。 SCM435などは、高強度ボルトの大量・低コストの際えらびます。 高強度の割りには塑性加工しやすいです。 鋼材・ステレス・アルミの材料選びの初歩を学ぶなら、 どこかで、ねじのJISハンドブックの強度関係を手に入れて、それぞれのボルトやねじの機能と要求と強度をもとに材質・熱処理を比べると、初歩の金属材料選択の基本がわかってくると思います。 昔の経験からのアドバイスです。 ねじの総合カタログにも付録に抜粋がある。http://www5a.biglobe.ne.jp/~nejimats/nejikata_new.htm
お礼
遅くなりすいません。詳しいアドバイスありがとうございます。
S45Cは炭素鋼、SCMは合金鋼です。(詳しくは下記URLを参照下さい。) 数字は炭素量を表していますが、(S45Cなら炭素量0.45%)その他成分でも 変わってくるので一概には言えないのですが、炭素量が違うと熱処理後の硬度が違います。(炭素量の多いほうが、硬度が上がります) 治具等の設計時には、あまり気に掛けませんが、年間で数万・数十万個の製品設計の場合は材料費が大きく、利益に響きます。 ですので私は、構造・機能的にオーバースペックにならないように材料を選定しています。 ちなみにここで上げたS45Cよりもクロムモリブデン鋼(SCM***)のほうが、材料費 は高いです。
お礼
ありがとうございます。材料費までは考えたことがありませんでした!
私が初心の頃に勉強しました「JIS鉄鋼材料入門 著者:大和久 重雄」は、 現在改訂版となっているようですが、初心者にも判り易くしかも意外に詳しい のでコレ等の文献を自費でも構わないと私は思うが購入し勉強する事を薦める
お礼
ありがとうございます。さっそく探してみたいと思います。
お礼
ありがとうございます。大変参考になりました。