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コンベアのテンションローラー位置についての質問
- 駆動部をコンベアフレームから下側にぶら下げて製作する際、テンションローラー位置をモーター回転により、ベルトの弛み側のテンションローラーを押して張れるようにするのが基本ですが、製品によって反対側にテンションローラーが付いていることがあります。
- ベルトをどこで張ってもベルト全体で見れば張れているため、気にする必要はないのでしょうか?
- テンションローラーを張り側に配置した場合、長い機長では問題が生じる可能性があります。また、オートテンションではないため、ベルトが緩んだ場合は再度張り直す必要があります。
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>ベルトの緩み側では無く、張り側にテンションローラーを配置した場合の問題点 張り側のときは従動車側にテンションローラーを配置して下さい。ただし 緩み側配置に比べ下記のように条件が悪くなります。 緩み側配置に比べ,ベルト張力のバランスが悪くなるので,脈動の起きる可能 性があります。相対的に大きな荷重が加わるためテンションローラーの耐久 性が低下する可能性があります。
私も何処でテンションを掛けても同じと思いますが、ただ気になるのはよく ベルトコンベヤの場合は、カラ運転で蛇行調整をすることになろうかと思うが その際、張り側にテンション装置があると、装置の大きさにより危険がある つまり、一般に緩み側にて[より巻き込まれ難い側]に設置なのだと思います 設計屋は、とかく機構や構造ばかりに目が行き過ぎて失敗することも多いので 私自身も含めて、使う立場になった考え方も心掛けないといけないだろうね
経験から。 たぶん、ベルトの蛇行調整に差があると思います。 ベルト交換をなさる時に、メーカーできっちり貼られたベルトであれば もしくはベルトセンターに梁のある蛇行レスベルトなら まず問題は、どちらでも起きないのでしょうが、 自分のところでベルト接着を行うと、まっすぐに貼ることが難しいために 蛇行がおきます。その調整を行うのですが、 緩み側に張るというか、駆動ロールの直前にテンションロールがあると テンションロールのクラウンによって、片利きを起こすことが出来、 結果、ベルトの蛇行調整が出来るということだと思いました。 現場を離れてずいぶん経つので、そうだったかなという程度ですが。 参考になれば。 回答(5)さんを見て、自分が何を言いたいかが 不足していたように思ったので、追記します。 蛇行調整をする際に、張り側にロールがあると 張り側だけにベルトの張り分、調整時に大きく力が必要で、 緩み側であれば、調整は容易。 幅600mmみたいなベルトで、張り側に調整ロールがあると 張りが緩むのと、蛇行調整とが一緒になり調整に手間取る。 (ロールの固定方法にもよりますが、例えば、ただの長穴だったら、 調整に固定をゆるめた とたんに ロールが長穴一杯に飛ぶ・・・ なんて設計は今は無いでしょうが 張り側ではネジ送りであってもネジに多くの負担がかかるのでは) 緩み側なら、蛇行調整は楽という理由。 幅が狭くてベルト張力も大きくなければ、どちらにあってもかまわない という理屈に思います。
>>テンションローラー位置をモーター回転により、 ベルトの弛み側のテンションローラーを押して 張れるようにするのが基本と習いましたが 意味合いが違いますが張ってるところは一緒なのでいいか >>会社の製品では反対側に これは オートテンションというテンション法が使われてます (呼び方は違うかもしれませんが) コンベアーなどで可変で動かすとき逆転させたときに 対応できるようにしたものです >>テンションローラー位置をモーター回転により、 ベルトの弛み側のテンションローラーを押して 張れるようにするのが基本と習いましたが やっぱりこの意味が理解されていないのがイケないのでしょう 自転車(変速機なし)のものを考えます 進行方向は右から左 ペダルは反時計回りに回ります チェーンは引っ張られる側と 押し出し側が出てきます 引っ張り側は常時引っ張られていますのでテンションがかかってます 押し出し側はだぶつき緩みます 緩みがひどくなると後輪のギアチェーンが入らず 外れます ちなみにに力は一瞬では伝わりません タイムラグが発生してます そのため加速時は引っ張られる側では供給不足が増え 押し出し側はだぶつくのです 加速時は 緩みが増大する テンションの位置は 引っ張り側は必ずテンションがかかっているので意味がありません だから緩み側につけるんです では、引っ張り側にテンションをつけた場合どうなるのか? 固定のテンションの場合 抵抗により調節しているだけなので 入ってくる方はだぶつきます 自転車の後輪の引っ張られ側(上部) につけた場合 ペダル側-テンション-後輪-ペダル ペダル側-テンション間はいつもよりテンションがきつくなる テンション-後輪は だぶつきます外れます ペダル-後輪-テンション-ペダル にしておけば ペダルー後輪はもちろん後輪-テンション間でもテンションがかかり 外れにくくなくなるわけです ちなみに自転車のテンションは後輪を引っ張るようになってます 外れやすい場合後輪を緩め 引っ張ってください ↑ 同様な構造でテンションレスもできるが この場合モータ側で調節した方が簡単
基本は、基本です。 正転や逆転のベルトコンベアがあれば、逆になります。 それをベースに、一定方向コンベアを製作すると、コストパフォーマンス が優先されます。 また、駆動ローラー径と、従動ローラー径が異なる場合等々で、ベルトの ローラー巻き付け角を取る必要がある駆動ローラーの場合、ない従動ロー ラー場合でも異なります。 一度、前述の観点から確認してみて下さい。
お礼
ご回答有難うございます。 質問を追記しました。 もしご経験がありましたら、アドバイスをお願いします。 巻き付け角は十分に取れており、その意味でのローラー配置ではありません。 宜しくお願いします。
テンショナーの取説を添付します。
お礼
ご回答有難うございます。 質問を追記しました。 もしご経験がありましたら、アドバイスをお願いします。 宜しくお願いします。
お礼
ご回答有難うございます。 質問を追記しました。 もしご経験がありましたら、アドバイスをお願いします。 宜しくお願いします。 丁寧なご回答有難うございます。 1点ご確認、ご指導願いますか? ベルトでもチェーンでもテンションを加えるという事は、それ自体にスプリングの機能が発生する。 どこで張っても全体に均一に張力が発生するのではなく、縮もうとする力はテンションを張ったその場所近くが一番大きいので、緩む箇所にテンションを張る。 この考えで合ってますでしょうか? すみませんが、宜しくお願いします。