樹脂製品のUL(V-0)最少肉厚について

このQ&Aのポイント
  • 樹脂製品のUL(V-0)最少肉厚についての質問。
  • 樹脂製品のハウジング設計において、難燃性の要求を満たすUL(V-0)が求められる。
  • 複雑な形状や部分的に薄肉になる場合でも、難燃最少肉厚を確保した設計が必要かどうかを知りたい。
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樹脂製品におけるUL(V-0)最少肉厚について

現在 樹脂を用いたハウジングを設計しております。 要求性能として難燃性 UL V-0があります。 例えば、樹脂材料メーカのカタログを見ますと、V-0最少肉厚1.5mmなどがありますが 内容物の制約上、部分的に薄肉になる場合などは V-0としては保証されないことに なるのでしょうか? ある程度、複雑な形状をしている場合、肉厚を均一に設計することは困難な場合があります。 そういった場合は、最も薄肉になる部分で難燃最少肉厚を確保した設計が必要でしょうか? (仮にその部分が全体の数パーセントだとしても) また、極論的な言い方になるかもしれませんが、上記の材料を用いて平均肉厚を1.5mmで 設計し、はからずもヒケや抜き勾配などで部分的に肉厚1.5mmをきるような箇所が発生した 場合でも、V-0としては保証されないことになるのでしょうか? なにぶん難燃要求のある樹脂製品の設計については初心者でして、知識、ご経験のある方の ご助言をいただければ幸いです。宜しくお願い致します。

noname#230358
noname#230358

質問者が選んだベストアンサー

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noname#230359
noname#230359
回答No.1

V-0の最小肉厚が1.5mmとなっていれば、それ以下の肉厚については保証はしないでしょう。 ただ、V-0の最小肉厚が1.5mmでも、抜き勾配なので先端部が1.4~1.3mmになっていても実際には、V-0の難燃性を有していると思います。 当社の製品をUL規格申請する際に基準寸法部が最小肉厚を有していれば、抜き勾配で先端が若干薄くて(解らない範囲)最小肉厚以下であっても、問題なくUL規格を取得できております。(本当はダメかもしれませんが) ただ、明らかに最小肉厚より薄い部分や寸法指定があれば、NGになります。

noname#230358
質問者

お礼

ご回答有難うございます! 抽象的な質問内容であったため、回答は頂けそうにないかと少々諦めぎみでした。 実際にUL規格品を製品化されておられるとのことで、特に抜き勾配、基準寸法の話 などは大変参考になりました。なんとか設計の糸口が見出せそうです。 大変有難うございました。

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