樹脂成型品の難燃性について

このQ&Aのポイント
  • ポリカーボネートの難燃性(UL-V0)について、部分的な薄肉部へのアドバイスを頂きたいです。
  • 薄肉部に引火した場合でも、火が基本肉厚部に到達すれば自己消火すると考えられますか?難燃性の考え方について教えてください。
  • 樹脂成型品の難燃性がV-0と相当する状態を構築するためには、材料の選定や基本肉厚での設計が重要です。しかし、部分的に薄肉になる箇所がある場合、火災の場合でも自己消火される可能性があります。
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樹脂成型品の難燃性(UL-V0)について

ポリカーボネートの外装部品を設計しています。 難燃性V-0の樹脂部品の部分的な薄肉について、アドバイスを頂きたく。 難燃性はV-0を想定して、材料の選定、基本肉厚で設計していますが、部分的に薄肉になる箇所があります。(部品同士の勘合箇所のインロー構造部) 薄肉部の領域は狭い為、仮に薄肉部に引火した場合でも、火が基本肉厚部に到達すれば自己消火すると考えられるのですが、そのような状態でV-0(相当?)といえるもでしょうか? 難燃性の考え方についてご教示ください。 よろしくお願いいたします。

みんなの回答

  • kon555
  • ベストアンサー率52% (1754/3367)
回答No.1

 細かい規格は忘れましたが、難燃性の定義には燃焼秒数も規定されていたはずです。なので自己消火するまでの秒数がその規定を満たすならば、V-0と言えます。逆にその秒数を超えるならば、V-0と謳う事は出来ません。  ただ実際の使用環境を考慮した場合、その薄肉部である「部品勘合部」は接炎するのか? という問題があります。なので規定秒数を満たさない場合であっても、実務上は発生しえないシチュエーションであればV-0相当とは言えるはずです。  まあこの辺りの『~~相当』とか『~~程度』のような書き方には特に規定は無い(はず)ので、何かしらの注記等は入れるべきでしょうけど。 「部品単品では基準外部位あり。ただしASSYではV-0基準を満たし、製品使用上の懸念ないため、V-0相当と記載する」のような。

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