AC電源のPCB設計でのコモンモードフィルターのパターンギャップについて

このQ&Aのポイント
  • AC電源のPCB設計において、コモンモードフィルターのパターンギャップは、1mm程度の間隔を空けることがあります。このギャップには意味があり、どういう効果があるのか知りたいです。
  • また、パターンギャップに関する説明が記載されているHPや文献があれば教えてください。
  • AC電源のPCB設計におけるパターンギャップの役割や効果について詳しく知りたいです。
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AC電源のPCB設計

はじめまして、よろしくお願いします。 AC電源に使用されるコモンモードフィルターのPCBパターンにおいて インダクター間に図の様な1mm程度のギャップを設けたPCBパターンを 見かけるのですが、どういう意味があるのでしょうか? また説明が記載されいるHPや文献があればご教授をお願い致します    ------[L1]------   |  | |   AC ----> <----(パターンギャップ)   |    ------[L2]------     | |     ----> <----(パターンギャップ)

noname#230358
noname#230358

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noname#230359
noname#230359
回答No.2

放電ギャップを設けることはたまにやるのですが, 電源部分で果たして効果があるかは不明です。 メーカーによるのですが,指定される場合もあり ます。 たとえば,コネクタ部分で静電気が入っては困る 部分に,コストとの関係でとりあえず入れるなどは よく見かけます。「本当はダイオードやその他の素子 を使いたいのだけど。」と言うときのお呪いです。 しかし,ここで注意しなくてはならないことは,2 次放電が有ることが本当にいいのかということです。 故意に放電させた場合,その部分は当然電圧変動が 局所的に発生します。その場合の回路の挙動は想像 以上に大きいので,反対に逃げた静電気が板金など を伝わり他の部分で悪さをしたりします。 このあたりを注意して使用するといいのでは。 最初はコンデンサーと同じで,なしの状態から始める ぐらいで様子見しましょう。

noname#230358
質問者

お礼

ご返信ありがとうございます。 やっぱりお呪いなんですね。 ギャップ間隔の目安等はご存知でしょうか? 銅箔シールを貼って雷試験をすると、効果が確認されたので PCBに反映したいと思って投稿しました。 ホントはちゃんとした対策部品を使用したいのですが コストを実装の関係で対策部品を追加できない状態です・・・ 御指摘の通りギャップパターンを設けうる事による弊害も 確認必要ですね。注意して確認します。

その他の回答 (4)

noname#230359
noname#230359
回答No.5

実際のパターンを見ないとはっきりとは言えませんが,L1とL2の絶縁強化のためのギャップだと思います。沿面距離が伸びるので設けているのだと思います。

noname#230358
質問者

お礼

ご返信ありがとうございます。 PCB自体をエグッていないので沿面距離を伸ばす 対策ではなさそうです

noname#230359
noname#230359
回答No.4

雷サージ対策は実際にその電圧をかけてテストしないとそのギャップで放電するかどうかわからないこともありますので、ギャップを実施されるのでしたら 工業技術センターなどで試験をお勧めします。 http://www.alp-plp.co.jp/techical_surge.html http://www.techno-s.co.jp/seminar/0613kaminari.htm http://www.haneron.com/item_5-2.php

noname#230358
質問者

お礼

ご返信ありがとうございます。 雷サージと言っても色々あるんですね、参考になります。 ギャップ間隔を変更して試してみましたが、試験機を数台確認 すると完全な対策にはならないようです。

noname#230359
noname#230359
回答No.3

誘雷や他の機器のSWのON/OFFによるACラインからのサージ電圧をアースに逃がし、機器を保護するためと思われます。 フィルターのAC側と反対側は両コイルともコンデンサーでアースに接続されているはずです。 誘雷やサージ電圧はパルス状なのでコイルで阻止されてコンデンサー経由でアースに逃がせないため放電用のギャップがコイルと並列に入っているのだと思います。 2線式であれば誘雷のようなコモンモード(2線ともに同相に加わる)のサージには効きませんが、ノーマルモードであればそのルートで放電されると思います。 ノーマルモードの対策であればアレスターなどのサージプロテクターをAC入力間に入れることが多いのですが、これだけの情報では設計者の意図ははっきりわかりません。 他の回答者がおっしゃっているように、誘雷、サージ、静電気等に対する対策はハード、ソフトで複数の対策をするのが一般的ですし、機器の重要性、たとえば生命維持装置とオーディオ機器では対策の内容はおのずから変わってきます。 すっきりしない回答で申し訳ありません。 すいません。 アレスターは電圧が常にかかっている電源等には使えませんでした。 これもまた、舌足らずで申し訳ありません。 「アレスタには動作した時に、ある電圧以上がかかっている回路では続流という性質(放電しっぱなしになる)があって使えない。」が正しいです。

noname#230358
質問者

お礼

ご返信ありがとうございます。 御指摘の通りコイルの両側にX-キャパシタが接続されています。 但しAC入力は2線式なのでアースには接続されていません。 サージ入力をギャップのコンデンサ→Xキャパシタ→AC入力に戻すと いう考えで正しいでしょうか? 少ない情報からアドバイスいただきありがとうございます。 >アレスターは電圧が常にかかっている電源等には使えませんでした  これ知りませんでした。ありがとうございます

noname#230359
noname#230359
回答No.1

状況を理解していないので、外してるかも知れませんが L1,L2を実装しない場合のショート用じゃないでしょうか? PCBを他の製品と共通で使用している場合に良くやります。 例えば、AC用、DC用等と分けている場合 やはり外してましたか・・・ 雷サージ対策だったようですね。>反省

noname#230358
質問者

お礼

ご返信ありがとうございました。 入力端子、出力端子のところに逆三角形 (三角形の頂点同士が向かい合ってる)のベタ部分を形成しており ショート用ではなさそうです。 雷等のサージ保護用に、この様なパターンを設けるらしい事まで わかったのですが、詳細についてはまだ分らない状況です・・・ いえいえ、少ない情報から アドバイスをいただきありがたいです!

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