オートバイのフロントフォークの特殊な材料選びについて

このQ&Aのポイント
  • オートバイのフロントフォークを製作する際、一般的なフォークとは異なる特殊なフォークを作るために、材料選びで悩んでいます。フロントフォークはねじれや衝撃などの力にさらされるため、強度が重要です。STKM13Aよりも強度が低いとされるSS400を使用するのではなく、STKM20Aを検討しています。また、SCM435または440を使用する場合は焼き戻し処理が必要なことがわかりました。他にもフロントフォークに向いている素材があれば教えていただきたいです。
  • オートバイのフロントフォークを特殊な材料で製作する際、強度とデザインの要求に合わせて材料を選ぶ必要があります。一般的な材料であるSS400ではなく、より強度の高いSTKM20Aを検討しています。また、焼き戻し処理が必要なSCM435または440も検討していますが、クラックが入りやすい可能性があります。他に適した素材があれば教えていただきたいです。
  • オートバイのフロントフォーク製作において、強度とデザインの要件を満たすために特殊な材料の選択に悩んでいます。STKM13Aよりも強度が低いとされるSS400ではなく、STKM20Aを使用することを考えています。SCM435または440を使用する場合は焼き戻し処理が必要ですが、クラックが入る可能性があります。他に適した素材があればご教授いただきたいです。
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SCM?STKM?SS?アドバイス下さい

カテゴリーが違うかもしれませんが、オートバイのフロントフォークを製作するのですが一般的なフォークではなく特殊なフォークのため材料選びで悩んでいます。 製作過程としては外径π38内径π22のパイプをベンダーで曲げた後削りだした部品をTIG溶接にてパイプに溶接しなければならないのですが、フロントフォークという部品上、ねじれや衝撃等様々な力がかかりますしデザイン上、シンプルにしなければいけなく、(詳細は省きます)今回は材質自体の強度(なにをもって強度と言っているのかって話でもありますが)にたよるのが大きく、自分なりにいろいろ調べた結果,当社でよく使用するSTKM13AはSS400よりも弱いという事がわかり、それならばSTKM20Aはどうなのかと。 SCM435or440は強いのはわかるのですが先日、日亜のSCM焼き入れ前に使う溶棒を使用し、溶接し、プレスで押してみたらすぐにクラックが入ってしまいました。 やはり焼き戻ししなければならないと感じました。溶接部も加重がかかりますのでそれでもやはりクロモリがいいのであれば焼き戻しを検討したいともいます。 それかそれ以外になにか向いている素材がありましたら教えていただきたいのです。 どうしても単品になってしまいますのでできるだけ自社内ですませたいのです。 そうすると一般的に手に入る材料でなければならないという事も出てきますし....ほとほと困っています。 いったいどのような物なのかもイメージがわかないでしょうし、抽象的すぎる質問なのは重々承知です。素人質問でご迷惑でしょうが皆様に少しでもご教授いただけたらと思います。よろしくお願いいたします。

noname#230358
noname#230358
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みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.5

> カテゴリーが違うかもしれませんが それなら、バイク専用のサイトで尋ねましょうよ。 (下にURL貼っておきます。) > 外径π38内径π22のパイプ そもそも、直径を表すには、JISの寸法補助記号のうち 直径記号「Φ」を使うべきです。少しは勉強して下さい。 「Φ」の読み方は「マル」です。 外径Φ38(マルさんじゅうはち)内径Φ22(マルにじゅうに)が正しい。 > STKM13Aは・・・それならばSTKM20Aはどうなのかと。 フロントフォークに電縫管を使おうという発想は、どこから来るのですか? 市販車のフォークを分解して、インナーチューブを観察する事を勧めます。 まぁ、私なら、S**C材の丸棒から削り出しますね。 実際の試作車がそうする様に。 > リーディングフォークのような、ガーターフォークのような なぁんだ、そぉいふ事ですか。 お話からは、てっきり、倒立フォークのインナーに何か付くのかと・・。 であれば、事は簡単です。 昔の松葉フォークは、電縫管です。溶接は、ロウ付け。 強度を考えるならクロモリ管で良いでしょう。 競技用自転車のフレームのイメージが正解です。 バイク好きならお分かりと思いますが、ニコ・バッカー等のフレームも同様。 松葉フォークなら、スプリングを圧縮する部材の選択ですが、 同様にSC材でいけるでしょう。 仕事と称して軽井沢等に出かけ、博物館を見てくると勉強になると思います。

参考URL:
http://o-bikers.jp/
noname#230358
質問者

お礼

すいません、Φの出し方がわからなかった物で...失礼しました。 そうですね、実際はシームレスを使おうと思っています。 ボトムケースがあり、ダンパーロッドがあり、インナーチューブ、スプリングがあり....という一般的な フォークではなくリーディングフォークのような、ガーターフォークのような 少し変わったフォークを制作しようと考えていまして、使用したい材質にシームレスがあれば理想的です。 S**C調べてみます。アドバイスありがとうございました。 それと今後は質問するサイトをよく考えて書き込みます。 ご迷惑かけました。

noname#230359
noname#230359
回答No.4

先ず、材料の記号には、以下の様に意味があります。 http://www.shinyokai.gr.jp/shinetsu/kousyusenntei.htm http://www.inv.co.jp/~yoshi/sozai/tekkou.html そして、 大まかな特性は、以下の様に http://www.matec-inc.co.jp/NewsInfo/dictionary/information_metal03.htm SCMには、以下の ≪素材データベースのニッケルクロムモリブデン鋼を確認≫ http://www.forming.co.jp/database/index.html STKMには、以下の http://www.jfe-wp.co.jp/nkwp02/hyo_h.html#001 SSには、以下の http://www.coguchi.com/data_s/tokusyu/tokusyu1/ 特性があります。

noname#230358
質問者

お礼

わざわざ材料記号、特性等一つ一つ教えていただきありがとうございました。 一種類ずつ確認して勉強いたします。 ご丁寧にありがとうございました。

noname#230359
noname#230359
回答No.3

一般に強度を上げるために炭素やマンガンを増やしたり、焼入れ性を高める為 にクロムやニッケルなどの合金を入れることが多いと思いますが、一方、溶接 は炭素当量っと言って溶接の難易度をしるす数値は前述と逆に高くなりますね ですから溶接の際は、材質により予熱+後熱などの温度管理が必要になります 下記の参考URLの「機械構造用高張力鋼鋼管」というのは、これらの弱点を カバーする材料らしいが、私も今迄知らなかったが調べて勉強になりました ただ、望みのφ38.1xt8の寸法が存在するかどうか。メーカーに相談してみて

参考URL:
http://www.jfe-steel.co.jp/products/koukan/youtobetsu/kouzou.html
noname#230358
質問者

お礼

そうですよね予熱、後熱、なんですよね。 溶接棒メーカーに問い合わせたところ調質前材は予熱はいらないとの事でした。 既に焼きが入っているような材料は予熱、後熱必要との事でして 以前バイクのミッションのメインシャフトを機械加工後溶接した物は未だに全然平気なのですが やはりもっと溶接もそうですが材質について勉強しなければいけませんね。 機械構造用高張力鋼鋼管、初めて聞きました。 メーカー、問屋に問い合わせ、相談してみます。 とてもいいアドバイスありがとうございました。

noname#230359
noname#230359
回答No.2

バイク屋さん、というよりカスタム屋さんですか? 自転車の世界もそうなんですが、妙なクロモリ信仰がありますよね。 SCMなどの合金鋼は、調質(ほどほどの硬さに焼きいれ+焼き戻しすること) によって強さを発揮するので、生材で使ったらSS400と変わりません。 焼きの入りやすい成分になってるので溶接部は焼き戻し必須でしょう。 バイクも溶接も専門外なのでこれ以上はなんとも言えませんが、 調質品を溶接した時、熱影響部がどうなるか、あるいは、 溶接済み品をまるごと調質できるか、など、熱処理屋さんと相談なさっては?

noname#230358
質問者

お礼

おっしゃる通りです、カスタム屋勤務です。 私も自転車のサイトも色々と回覧しましてクロモリという言葉をよく見ました。 tigでつける人、ロウ付けの人、いろいろいましたし、 溶接後、調質する人、しない人....まだまだ自分は無知すぎますね 小生のくだらない質問に答えてくださってありがとうございました。 とても感謝しています。 いっぺん熱処理やさんに相談してみます!

noname#230359
noname#230359
回答No.1

SCM材は、強度など材料自体の機械的性質の規定がありませんので、 最低限必要な強度とかいうのがあるなら、熱処理が必要でしょう. SCMのモリブデンはSCrに対する焼き入れ性の向上くらいなので、焼き入れを行わないのであれば SCrやSNCという選択肢も出て来るのかも知れません. STKM13Aの引張強さは、日鉄鋼管さんでは370N/mm2以上となっており、 →http://www.nittetsu-steelpipe.jp/products/variety/kikaitanso.html SS400ではこれが確かmin.400N/mm2ですから若干弱い可能性がある訳ですが、 これはあくまで規格上の下限ですから、実際には個体差や製造元毎の若干の違いがあるハズで、 実物を調べて比較してみなければ「明らかに弱い」とまでは言えないでしょう. ちなみに、この鋼材メーカーではSTKM13Bが440以上、STKM14Aが410以上、STKM20Aでは540以上という事になっています. 熱処理をするのであれば、クロム系鋼材で意外とあなどれないのがSUJ2ですね. JISでは「軸受鋼」という括りに入れられていますが、何のことは無く高炭素クロム鋼です. SCrの親戚みたいなものです. SCM440でも炭素量は0.4%程度ですが、SUJ2では1%もの炭素を含んでおり、 焼き入れにより相当硬くなりますが、その割にはクロム添加のために靭性があります. 高価ですけれどね. 設計は専門外のため、何が良いというのは言えませんが、何はともあれ参考までに.

noname#230358
質問者

お礼

とてもご親切なアドバイスありがとうございました。 自分みたいな素人にもとてもわかりやすくとても参考になりました。 SCr、SNC等詳しく調べてみます。 本当にありがとうございました。

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