パイロットパンチの固定方法の違いについて

このQ&Aのポイント
  • パイロットパンチの固定方法には、パンチプレートに固定する方法とパッドに固定する方法があります。
  • パンチプレートに固定する場合は、パッドの加工がラフにできるという利点があり、また、パンチとパイロットの寸法関係のチェックも容易に行えます。
  • 一方で、パッドに固定する場合は、パイロットを短くすることができるため、折れにくくなります。また、パンチプレートにパイロットを配置しなくても良いため、レイアウトの自由度が高まります。さらに、パンチプレートの動きに影響されず、製品穴の変形が少ないというメリットもあります。
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パイロットパンチの固定方法の違いに付いて

皆様お世話になっております。 プレス型のメンテ者です。 プレス型のパイロットパンチの固定方法についてですが、大きく分けてパンチプレートに固定する場合と、パッドに固定する場合がありますがどのように使い分けていらっしゃいますか。 私なりに各々の利点を書き出してみましたが、他にこんなことがあるよ的な意見があれば教えていただけますか。 パンチプレートに固定する場合 ?、パンチプレートを基準とする為、パッドの加工がある程度ラフに出来る。 ?、パンチと、パイロットの寸法関係のチェックが容易に出来る。 パッドに固定する場合 ?、パイロットを短く出来る為折れにくい。 ?、パンチプレートにパイロットを配置しなくても良い為、クッションなどのレイアウトが容易に出来る。 ?、パンチプレートの動き(ストローク)に影響されないので、製品穴の変形がでにくい。 一般的にはパンチプレートに固定する方法が主流みたいですが、やはり上記のような理由からでしょうか。(当社の場合ですが・・・) パッドに固定するとパッドの精度出しが大変になったり、パッドの歪みなどで製品の寸法に影響が出やすい事は想像できますが・・。 他に何かありましたらご教示お願いいたします。

noname#230358
noname#230358

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noname#230359
noname#230359
回答No.1

毎度です。 私なりに追加します。 パンチプレートに固定する場合 ?、パンチプレートを基準とする為、パッドの加工がある程度ラフに出来る。 ?、パンチと、パイロットの寸法関係のチェックが容易に出来る。 ?、パイロットが固定のため、寸法(ピッチ)が出やすい。 ?、加工が楽 パッドに固定する場合 ?、パイロットを短く出来る為折れにくい。 ?、パンチプレートにパイロットを配置しなくても良い為、クッションなどのレイアウトが容易に出来る。 ?、PP固定の場合はどうしても上型のストローク+板厚になり、数多く量産するとパーロット穴が焼け付く恐れがあります。PTに固定の場合は、パイロットのストレート(板厚)だけしかこすらないので焼きつきを起こしにくい。 ウチでは基本的にはPT固定でしています。 昔はPP固定が多かったです。 理由は昔は単発が多く、比較的上型の可動範囲が少なかったため。 最近では順送が多いため、その上型の可動範囲が大きい製品が多いため。 参考になれば幸いです。 一つ言うのを忘れていました。 ウチで昔はPTに固定できなかった理由です。 それはNCがなかったからです。 PT固定にしようと思ったら、ストリッパーガイドが必ず必要になります。 汎用でも出来ないわけではありませんが、円弧加工が出来ないため時間がかかります。(精度を出すのに) その上、エンドミル(工具、再研磨)に費用がかかります。

noname#230358
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 いつも参考にさせていただいております。 当社(親会社の手配ですが・・・)の型は順送型でストロークも大きいのですが、基本的にパンチプレートに固定させている型がほとんどです。 そのためよくパイロットが焼きついたり折れたりしています。 型メーカーさんも昔からの考えで作っている可能性が有りますね。 (型メーカーさんの趣味・・・笑) また何かありましたらよろしくお願いいたします。

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