金属材料のつぶし力の計算方法と公差について

このQ&Aのポイント
  • 材質A1050の金属材料の板厚について、JIS規格による公差は2.0mm±0.08であることがわかりました。
  • プラス公差が最大になった場合、この金属材料をつぶすために必要な力の計算方法を知りたいです。
  • 大きさが20mm角の金属材料であることから、適切なプレス力を求めるため、どなたか知識のある方に教えていただきたいです。
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金属材料をつぶす力の算出方法

はじめまして。初めて質問いたします。 材質 A1050で、板厚が2.0mm±0.025という図面がありまして、材料屋さんに聞くと、JISでは板厚2.0mmなら出来てくる材料の公差は±0.08になると聞きました。 マイナス公差は縮める(-0.02)としても、公差幅が少なくなると材料費がたかくつくのでプラス公差側は、ある程度(+0.05ぐらい?)見ようと思っています。 もし、プラス公差一杯にあがってきた場合、この材料をつぶす時に、どれだけの力がいるか計算式がわかりません。(あまり大きいプレスがないものですから。。。。)ちなみに、大きさは、20mm角です。 どなたか、お知りになっている方がいらっしゃればお教えください。 よろしくお願い申し上げます。

noname#230358
noname#230358

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noname#230359
noname#230359
回答No.3

弾性変形と塑性変形の説明などは添付URLで分かり易く解説あります。 また、塑性変形による応力とひずみの実験値と数式モデルのグラフと 数式もありますので質問の回答にはぴったりではないでしょうか? この資料によると、A1100に於けるひずみと応力の関係は σ=175(εp)^0.29 のようですね で、今回の例を計算すると 必要なひずみεp=最大公差0.08-必要最大公差0.025        =0.055mm この時の応力σ=175(εp)^0.29       =175*0.055^0.29       =75.5MPa(75.5N/mm^2) この時に必要な力F=σ・A/9.8         =75.5MPA*20*20/9.8         =3082kgf         ≒3t 意外と小さい力となりますね

参考URL:
http://www.mech-da.co.jp/mechnews/2000-3/00-3-2.html
noname#230358
質問者

お礼

ご回答誠にありがとうございます. 大変分かりやすく説明していただき、納得することが出来ました。 これくらいの力なら、弊社のプレスでもなんとかいけそうです。 一度、試作してみます。 ありがとうございました。

その他の回答 (2)

noname#230359
noname#230359
回答No.2

材料をつぶす力が分かっても、求める公差内に入れることは できないですよ。 力と歪量の関係に関するノウハウなければ。 基本式は E=σ/e σ=F/A F=E・e・A E:ヤング率、σ:応力、e:ひずみ、F:力、A:面積 但し、弾性変形と塑性変形の兼ね合いで板厚の寸法が決まりますので 試行錯誤が必要な可能性あることは、時間・費用的に見る必要あると 思います。 上記の式は比例限度内での力と歪の関係式ですので、 塑性変形では上記関係を超える所の話です。 よってもっと大きな力が必要です。 また、塑性変形の場合の力と歪の関係を表す式は知りません。 表すことは出来ないように思います。

noname#230358
質問者

お礼

ご回答たいへんありがとうございます。 お教えいただいた式により一度計算してみまして、試作型を作ってやってみます。 ありがとうございました。

noname#230359
noname#230359
回答No.1

私も計算式までは分かりませんが、基本的にプレスで鉄板をつぶすにはかなりの力が要ると思います。(プレスにかなりの負荷がかかります。)私の感覚では60トンもあれば十分つぶれるかな?という感覚です。 そして、鉄板をつぶす金型にもかなりの強度が必要です。(簡単に出来ると思ったら大間違いです。) 費用がかかっても、公差幅の少ない材料を購入するほうが無難だと思います。 参考になれば幸いです。

noname#230358
質問者

お礼

ご回答大変ありがとうございます。 材料の見積がまだ出てきていませんが、コストをもう一度見直してみます。 ありがとうございました。

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