アルミダイカスト品の耐圧試験で発生した洩れ現象について
- アルミダイカスト品の製造を行っているが、水没耐圧試験において洩れの問題が発生した。
- 洩れの対策を実施しても効果がなく、インライン試験機ではOKだったが水没耐圧試験ではNGだった。
- 水温と商品の温度の差が洩れ現象に関係がある可能性があり、商品の温度と水温を調整することで洩れを防止できた。
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アルミダイカスト品の耐圧試験での出来事
お世話になります。 当方、アルミダイカスト品の製造を行っております。自動車部品で、耐圧 商品(実機使用圧力 3MPa)になります。 日常量産品の抜き取り検査を水没耐圧試験(1.5MPa)にて洩れの確認 をしております。 そこで、起こった出来事なのですが、抜取り対象品の全数が洩れる事態が 発生しました。アルミダイカスト品の信用度も低いので、含浸を実施しまし た。洩れの対策を実施しました。しかし、どの対策を実施しても、効果がな く、洩れは止まりませんでした。 不本意ではありますが、洩れが認められた商品をメーカーに送り、インラ インの耐圧試験機に掛けて頂きました。インライン試験機では、OKの判定 でした。ですが、当社の水没耐圧試験では、NGでした。 水没耐圧試験の方法を見直しました。そこで、私は水没試験の水温に着目 し、長年、水温を変えていませんでしたが変更しました。35度から20度へ。 すると、洩れの現象が認められませんでした。 次に、商品の温度と水温の差に着目し、差が大きいと洩れ現象が現れ、 小さいと洩れ現象が認められなかった。(差を小さくして試験したものを 再び、差を大きくして試験は実施していません。) この結果より、私が、ふと思い出したのは、お風呂の湯船に浸かった時 に起こる現象です。皮膚にたくさんの気泡がつきます。あの気泡はどこか ら、やってくるのでしょうか。取っても取っても発生してきます。この内 容に関係があるのではないかと考えました。湯船の温度と人間の体温の関 係があるのではないでしょうか。 水没耐圧試験の洩れとしていた気泡は、実は内部からの洩れではなく、 表面で起こっている物理現象なんでは無いかと考えています。 私どもにとって、この難題をすっきりさせていただける、ご回答の方、 何卒、よろしくお願いいたします。
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35度の良い湯かげんのようですが、水中に熔けている気体が温度の低い部分に 集まって気化すると考えるとすれば、テスト品を10分か20分お風呂につけて 温度を一定にしてからテストしたらいかがでしょうか。 結果に興味あります。 もうひとつの仮説は、欠陥の穴径が温度を上げることに膨張して大きくなり ガスの通路になってしまうかも。 漏れの確認法は、泡を目視確認していますか?
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補足
早々のご回答有難うございます。テスト品を一晩つけて耐圧したところ、 洩れはありませんでした。ちなみに、商品と水温の差は、非接触式温度計で 1度でした 洩れの確認方法ですが、目視になります。 当方としても、仮説を立てました。ダイカスト品の加工表面に目では判別できない巣があり、水温による膨張したのではないかと・・・