金めっきの筋状の外観不良

このQ&Aのポイント
  • 金めっきを施した接点用の部品に、金めっき表層に筋状のものが出ている。
  • 目視で見ると傷かクラックのように見え、結晶のように筋が発生している。
  • 鉄上のニッケルめっきのみ塩水噴霧試験を行ったが、他の部品では同様の不良は出なかった。
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  • 締切済み

金めっきの筋状の外観不良

鉄素地にニッケルめっき(3μ)、金めっき(0.3μ)をした接点用の 部品に関して金めっき表層に筋状のものが出て困っております。 はんだ付けをする部品ですがはんだ付け前から出ているようです。 めっきは電気めっきでバレルです。 目視で見ると傷かクラックの様に見えます。 例えるのが難しいのですが、雪の結晶の様に筋が所々に発生しています。 顕微鏡レベルで見ると下地のニッケルは露出しているようには見えません。 ピンホールによる錆びかどうかは、過去の質問を検索すると 『緑色のゲル状』という記述を拝見しましたがそれではないと思います。 自身の経験では鉄上のニッケルめっきのみ品を塩水噴霧試験に かけると灰色、もしくは白色の腐食性生物を見た事がありますが それでもないと思います。 バレルめっき時の傷かと思いましたが、ほとんど同じ形状の他部品を そのラインで流しておりますが他部品ではその様な不良は出ていません。 成分分析は現在調査中であり、漠然とした内容で恐縮ですが この様な外観不良に関して知見ありましたらご教授頂けると幸いです。

noname#230358
noname#230358

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.3

鉄素地上のめっきで、いつも問題になることは、素地の状態がよくない ことです。 引き抜き材の場合は、油や錆びなどの巻き込みがあり、表面にわずかな 筋または亀裂がある。 ひきもの場合は、バイトが切れないと表面が不連続状態になる。などがあり 以上の理由から、鍍金の前処理と鍍金の厚みが重要になります。 お話のニッケル鍍金3ミクロンでは、鉄素材の欠陥を埋めることはできません。 一般に理想的な金属表面に、5ミクロン以上の鍍金をつけないとピンホール は無くならないと言われてろいます。 私の見解は、鍍金仕様に無理があり、すじ状のものは鉄素地の欠陥から出た 錆びのようなものと考えます。

参考URL:
http://www.hikifune.com
noname#230358
質問者

お礼

お返事ありがとうございます。ご指摘頂いた内容の検証方法は、めっきを 剥離しても素材に同様の筋や欠陥が有るかどうかだと思いますので、 確認させて頂きたいと思います。

noname#230359
noname#230359
回答No.2

ウイスカまたはホイスカ(whisker)と呼ばれるもの? 詳細はネット検索してください。

noname#230358
質問者

お礼

お返事ありがとうございます。SEMでの外観写真を見る限りスズや亜鉛の ウイスカとは違うような感覚を持っておりますが、参考とさせて頂きます。

noname#230359
noname#230359
回答No.1

始めにはっきりさせないといけないのは、「そのキズらしきもの」は どこの工程で発生するか(発見される工程ではありませんよ)を 確認する事が先決ではないでしょうか。 文面から察するに、はんだ付前の部品単品から出ているという事は、めっき工程(脱脂,洗浄,酸洗い,洗浄,Niスト,Niめっき,洗浄,Auスト,Auめっき,洗浄・・)のどこかで付いていて、各工程ごとで抜き取って確認してみる必要があります。(後ろから見ていった方が早そうですね) 同じような形状部品を同じラインで流しても、籠に入れる投入数やめっき条件が異なれば、出来栄え(特に厚み)も違います。 ちなみに、Auめっきピンホール部から雪の結晶のようなNiを検出した経験があります。Auめっき厚は1μm以上ないとピンホールを無くす事は不可能です。 0.1~1.0μmと、厚くなる程ピンホール数は比例して減ります。 ただ、はんだ付前品といっても、部品製造からは3ヶ月くらい経っていたもの出なければ見受けられませんでしたが・・。 この季節は、湿度も高いので、短期間に局部電池作用でピンホール部の腐食が発生するかもしれません。

noname#230358
質問者

お礼

お返事ありがとうございます。ご指摘の通り、工程を順に辿っていこうと 思います。

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