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開発の進め方
- 開発とは儲かる製品(商品)、仕組み(システム)を生み出す行為です。
- 開発には予算が必要であり、限られた予算の中で複数の開発を行うことが難しい場合もあります。
- 開発費用の捻出や売上からの開発費の捻出が重要であり、日本の開発分野が少なくなっていると感じる人もいます。
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開発の理想はそうだとは思うけど、そこ(無料奉仕・業務の枠を越えた作業や活動・人脈を使った無償協力)に過度に期待するのは難しいのでは?個人ならまだしもチームで動くのなら、それは出来ないでしょう。また、開発に対して成功報酬が個人にリターンされるのならいいですが、通常はそれも難しいと思います。 開発って会社経営にとって、リスクの大きい先行投資ですよね。(ただ、メーカとして避けては通れない道でもあると思います。) 私が投資する事に対して前向きになるとしたら 1.ローリスク・ローリターン(投資:小中大,利益:小,実現度:大) いわいる会社の固有技術を活用した水平展開 2.ローリスク・ミドルリターン(投資:小,利益:中,実現度:小) 当たったら大きいしダメージは少ないので、ダメもとでやってみな! 3.ハイリスク・ハイリターン(投資:中大,利益:大,実現度:小中) 新分野に社運をかけて挑戦! 他にもあると思いますが、こんな感じでしょうか? 不景気の今は1で利益を確保し経営陣に信頼と実績を、2で開発スタッフのOJT教育と技術向上を図りながら会社の懐があったかくなるのを待ち、3で勝負をかけるのがいいのでは? 実際はそううまい話はなくて、ミドルリスク・ローリターンなどのバランスの悪い話が多いと思いますが、出来るだけ事前検討なり、デザインレビューなりで改善なり撤退なりをする事で、ポイントを絞り「先は暗いのは見えたが引くに引けなくなった」状態に陥らないことでしょうか。
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#8のものです。 正直、自分も引くに引けない状況です。半分経験談でもあります。うちは中小なのでいい話はこないし、営業が持ってくる話もリサーチが???の場合も多いです。しかも製品化が成功してもうまくいかない場合や初号機のみなんて事もありますし・・・ 追記の話では安く作るためには量産投資のリスクをさらに負わないといけない。会社や営業は「それはできないので設計的なコストダウンで対応して」と言うが限界がある。などでしょうか(^^; こういう話は現状ではつきない話題ですね。
お礼
有難う御座いました。 「量産投資のリスク」を追うような話しばかりです。 これからはIT化が進んでくると中国、インドなどへの 進出企業がさらに増えて大変な時代が来ると思います。 しかし、ぼやいていてもしようが無いので何か考えて行きたいものです。
>私が悩んでいることは「ミドルリスク・ローリターンなどのバランスの悪い」 >開発をやっているせいかも知れません。 たぶん今の世の中このタイプばかりでしょうね ミドルリスクもサービス残業でやればローリスク(会社側から見れば) リスクは自分が過労○する危険を背負うだけ 技術系中間管理職にとってはこのリスクを取るか? それとも何もしないでリストラされるリスクを取るかの2つに一つかな 転職しても、自営にしても技術屋であるうちは宿命として憑いて来る
お礼
有難う御座います。 #8さんの回答に共感するものがあり、その後回答 を同じような回答を頂いて、意を強くしました。 ただし、過労○は嫌ですから私は給料が少なくなってもかまわないから、これと決めた物に専念するようにしたいと思っています。 そのためには会社に縛られない道に進みたいと思っています。
金の捻出;日頃の成果を,社内発表会で発表する,論文にして発表する,特許を出すなどに努める。1年毎に新製品を発売する。社内に,「ああ,やっているな!」とPRするためです。そして,開発テーマは,できるだけ自分で発案して,数字を上げて説明し,偉い人をだます(世界一,莫大な利益とかをいえると強い)。 人の捻出;普段から根回しして,自分の弱い技術分野のキーマン(優秀な)を確保しておき,たまにおごって買収し続ける。加工や試験の人も,たまにおごって買収し続ける。壁にぶち当たったときのために,自らは勉強し続けて,問題が解決できないときは,ズバリ解決策を提示する。できないときは,相談できる人や機関に迅速に連絡しお願いする。 ポイントは,自分たちがやっている開発は,社内でも期待されていて,高度なのだと思わせる(上記のように,ことあるごとに発表して)。そして,これをやることによって,あなたは必ず世界一の技術者になれると励ます。
お礼
有難う御座いました。 大風呂敷を広げる手はあまり使えないのではと思います。
開発をまとめる人の、日ごろの積み重ねだと思います。 開発計画は、一生一度きりということはないはずで、 予算も毎年ですし、開発の予算を考える立場なら、 おそらく一年の間に複数の案件を、同時進行させていると思います。 そんななかで、人や物の融通をどうつけていくかを 常に考え、実行しているはずです。 その中では、内々のやりくりもありますが、 普通は、アイデアを発展させた次の展開のための 予備実験を、その前の段階の計画で、きちんと 進めておきます。 そのためには、実験予算の獲得が必要ですから、 根拠となる情報やシミュレーション結果などを さらに小さい予算(あるいは予算不要な額)で 準備します。 プロジェクトXは演出上ドラマチックな展開になっていますが、 実際に開発に携わっているなら、窮地で突然何かを 始めるのではなく(そう見えても)事前に構想を温めて、 したたかに進めているものです。
お礼
有難う御座いました。 アイデアを発展させて予算をとる所までは何とか なってもそれから先、開発が進んで売り出す段階に なると思った程売れず挫折しているケースが多いと 思います。 そうなると、開発の見通しが甘かったということを 自分自身反省しているケースが多くあります。
やはり、人脈が第一だと思います。 社内他部署との日ごろのコミュニケーション。 旧友とのつながり、 これらが結構有効です。私はそうです。 基本的に、開発=金がかかる は考えません 奇麗事ですが、初めから金(予算)は無し、そこで 「ではどうするか?」 から、開発が始まっていると思います。 湯水のように金を掛ければ、大体のことは可能です、 でも、それは”開発”ではなく、”生産”のようなきがします。 やはり、奇麗事ですね。で、現実は最小限の金がかかる。 これをどうするか! ここで、仲間に助けてもらう訳です。 実際、原価割れや、無償でずいぶん助けられたり、助けたりで、私はやってます。 最後に、12m24さんは学生さんながら、すごい実行力と、能力がありそうですね、 私もそのような進め方が好きです。
お礼
有難う御座いました。 仲間内で助け合いながら出来るうちは良いのですが それには限度があるのでは思います。
まだ学生ですが、クラブでの経験からすれば、 ・飛行機工場のスクラップからもらう(結構でかいんです) ・どうしようもなく壊れた工作機械をもらってきて無理やり修理・交換する(私のは卓上でしたが、やはりプロがやらないとがたが・・・) といったことで材料と加工機をそろえ、測定では、 ・自らきさげがけで、塊から定盤を作る(初めてでは時間がかかりますが、ひとたび作ると精度を上げていくことができます) ・マイクロメータ、ダイアルゲージで済ませ、必要なら自分で回路を組んで測定器を作る。 などということをやっています。
お礼
有難う御座いました。 私も回路、ソフトなど自分で出来ることはやっていますが、そればかりやると本来やるべきことが出来なく なります。
皆さんと同じ意見です。 とにかく閃いたことをお金をかけずに実験。 いけると思ったところで予算交渉といったところです。 皆さんが仰る通り、水増し発注や人間関係も技術のうちで、それがうまくいかないと業務事態がうまくいかないなんてことも。。。
お礼
有難う御座いました。 初期の仕込み作業は金を掛けないでやることが 肝要ですね。
こんばんは。 おおむね、lumiheartさんと同じですが「水増し発注」は管理の厳しい所ではちょっと難しいかも。 取りあえず不良在庫、スクラップの山は宝の山です。 また、ちょっとした工作は自分で出来るようにしておきましょう。 溶接、フライス、旋盤、プロ級の精度仕上がりがいらないものは自分でやってしまいましょう。 どうしても、技術のある腕が必要な時は「明日昼飯おごるから」と言って休み時間にちょこちょこっとやってもらう。 社内にいなければ協力会社の気心の知れた担当に頼む。 これなら加工工数、外注費はは表に出ない。 こう言ったことを気軽に頼めるように日頃の人間関係形成も大事です。
お礼
有難う御座いました。 休みにちょっと出てもらって済まなので、ついつい 自分でやっていますが限界があります。
これは常識的にサービス残業と無断休日出勤しか無いでしょう 購入品は出入り商社に無理を言ってサンプルをタダで貰う 他のプロジェクトの購入品に水増しして発注 (本来の必要個数は10個のところ15個発注とか) 他のプロジェクトので不良品、廃品を集めて隠しておく これで伝票上の開発費は無料! この辺りをうまくごまかすのも技術の内 ある程度技術的な目途が立ったら正式な見積もりと稟議にかけて 再度予算請求する
お礼
有難う御座いました。 私も同じようなことをしています。ただ、盆も正月も 無いようなただ働きは嫌ですね。
お礼
有難う御座いました。 私が悩んでいることは「ミドルリスク・ローリターンなどのバランスの悪い」開発をやっているせいかも 知れません。 「先は暗いのは見えたが引くに引けなくなった」状態 に陥っているように思います。