銅合金の酸化について

このQ&Aのポイント
  • 銅合金の酸化による導通不良の問題を解決するための処理法を教えてください。
  • 酸化膜の除去方法として、簡単な液体を塗布して拭き取る方法を教えてください。
  • 銅の後処理で導通性を確保しつつ酸化を抑制する方法を教えてください。
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銅合金の酸化について

当方、電気部品の導通検査装置の電極として 耐摩耗性を考慮しベリリウム銅を使っていますが、 酸化が激しく、酸化膜による導通不良が頻発しており困っています。 銅の後処理として導通性を確保しつつ、酸化を 抑制できる処理法がもしあれば教えていただきたいと思っています。 また、発生した酸化膜の除去方法として、現在は 電極を磨くなどのメンテを日々行っていますが、 出来るだけ簡単な(液体を塗布して拭き取る) 方法をご存じの方がいらっしゃいましたら ご教示いただけますよう、よろしくお願い致します。

noname#230358
noname#230358

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.5

SH-2さんのご回答にある「KC-12A」は当社も使っています。 銅合金の洗浄には効果あります。 さて、金めっきや接点復活剤などをお使いになられて凌いでこらたとのこと。それでも不安定なときがあるのならば、ベリ銅からの材質変更も検討されては如何でしょうか。 具体的には ・銀-タングステン合金 ・銀-タングステンカーバイト合金 ・超硬合金 などです。 当社が取り扱っている素材で、各種導通検査装置の電極として実績があります。 参考URL内で「接点材料製品」「超硬合金」に飛んでください。 上記URL内で問い合わせいただければ、より適切な助言が可能かと思います。「紅生姜」名指しで構いません。 (こういう宣伝は技森ルール違反かな?)

参考URL:
http://www.nittan.co.jp/goods/g_zaishu_setten_index.htm
noname#230358
質問者

お礼

紅生姜 様 本件投稿後即アドバイスいただいた方から 再びコメントをいただけるとは思ってもいませんでした。古い話にもかかわらずフォローいただきありがとうございます。 実を言いますと、アドバイスいただいた当時、即御社の銀-タングステンカーバイド合金を購入し電極を製作しております。 即トライを行う予定でおりましたが、当時まがりなりにも生産対応が出来ており、現在使用している材料との導電性の違いが検査特性値に変化を生じさせないかとの懸念から、トライを保留しておりました。 アドバイスいただきながら申し訳ありません。 今後、時期を見てトライを行っていきたいと思います。近日中に同種の検査機の増設を予定しており、この立ち上げ時にトライしてみようと思いますので、結果が出ましたら、別途連絡させていただきたいと思います。 また何かありましたら相談させていただきたいと思いますので、よろしくお願い致します。 回答ありがとうございました。

noname#230359
noname#230359
回答No.4

連絡ありがとうございます。 使用している製品は”日本メカケミカル”製の ”ラストリムーバーK-200”という製品ですが、他にも銅、真鍮用の錆落とし?として”KC-12A”というものもあるようです。 当方では銅合金を加工した後に発生する酸化膜の除去にこの製品を使っています。 よろしければ参考にしてください。

参考URL:
http://www.nichi-mecha.co.jp/
noname#230358
質問者

お礼

早速の回答ありがとうございます。 早速トライしてみます。 また、当該案件以外に「錆」のトラブルも多いため ご紹介いただいた製品の適用可否を確認したいと 思います。 また、結果が出ましたらご連絡いたします。

noname#230359
noname#230359
回答No.3

もう解決してらっしゃるかと思いますが、多少でも参考になればと思いお伝えします。 ペーパーを使わず電極を磨くのにワイヤーカット後の硬化層除去用の液体の製品があります。うちではそれを使ってます。

noname#230358
質問者

お礼

この様に古い質問にお答えいただき誠にありがとうございます。 昨年の投稿の後、何点かいただいた回答を参考に 当方では、 ?金メッキ ?接点復活剤(スプレータイプ) を併用し、ライン流動させており、生産上は何とか 対応できていますが、メンテを怠るとやはり測定エラーによる不良が出てしまうような状況にあります。 問題が完全に解消していないとはいうものの、こんなもの、と妥協しておりましたが、この回答をいただきまして、再度改善に取り組む意欲がわいてきました。 そこで、差し支えなければその製品をご紹介いただきたいのですが、よろしいでしょうか。 以上、連絡が遅くなり申し訳ありません。是非トライしたいのでアドバイスよろしくお願い致します。 情報いただき本当にありがとうございました。

noname#230359
noname#230359
回答No.2

電気配線の業者さんが、接点復活剤(商品名ではなかったと思います)のスプレー缶を使用しているのを見たことがあり、「これは便利だよ」と言っていました。 アバウトな回答ですいません。

noname#230358
質問者

お礼

ご教示ありがとうございます。 恒久的には、接点復活剤を使わなくても良い状態に しなければ成りませんが、当面はこれでしのいでいこうと思います。 これから情報収集をして、トライいていこうと思います。

noname#230359
noname#230359
回答No.1

銀めっきを施すのが一番と思います。銀の酸化物は極々軽微で、接触抵抗の増加は無視できます。よって電極を磨くメンテも不要になると思います。 ただし、接触点が摺動してめっきが摩耗する、高温になるなどの要素があれば、下記URLの銀合金電極をご検討ください。高価になりますが、めっきではなく、電極材そのものが耐酸化性があり、高温硬さもそこそこの銀合金もあります。 ベリ銅の酸化被膜除去としては、酸系溶剤で簡単に取れます。硝酸もしくは硫酸で濃度5%程度に薄めれば、数分浸漬すると酸化被膜は除去できます。5%程度なら手に着いてもすぐ水洗すれば問題ありません。濃度を濃くすると浸漬時間を短くする事ができますが、取り扱いには注意が必要です。

参考URL:
http://www.nittan.co.jp/goods/g_zaishu_setten_index.htm
noname#230358
質問者

お礼

早速のご回答ありがとうございました。 早急にトライすべく準備を進めたいと思います。 具体的には、ベリリウム銅を使用している以上、 メッキでは摩耗は避けられないと思うので、銀電極 をトライしてみようと思います。(予算との相談には なりますが。) それと酸化膜除去ですが、電極の脱着がかなり 面倒なので、日々浸漬することは難しいので、 ご教示の溶液を塗布して拭き取ることを試したい と考えております。 最後に、迅速かつ的確な回答をいただき本当にありがとうございました。

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