ゴムの特性について

このQ&Aのポイント
  • クロロプレンゴムの温度試験結果によると、常温では硬度が上がる特性がある。
  • ゴムは温度によって硬さが変化する性質を持っている。
  • ゴムの特性に関する詳細な説明を教えてください。
回答を見る
  • 締切済み

ゴムの特性について

クロロプレンゴムを70度-50度の範囲で温度試験をし、常温にて硬度を測定したところ、当初の硬度よりも硬くなりました。(硬度が上がった) ゴムには、このような特性があるのでしょうか? どなたかご教授願います。

noname#230358
noname#230358
  • ゴム
  • 回答数3
  • ありがとう数1

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.3

クロロプレンゴムは一般的に老化に対して硬化する性質があります。他の合成ゴムも大体そうですが天然ゴムは逆に軟化することが多いです。硬度の変化はどのようなゴムにも必ず発生いたしますのでその許容範囲を見直す必要があると考えられます。(例えば一般的にはゴムの硬度規格は基準値±35で定められます) 温度試験によって急激な変化があった場合は、ゴムからの配合剤の揮発が考えられます。(高温時は蒸発し、低温時は表面に液体が移行する)そういった場合はゴムの硬度調整をする軟化剤がゴムから抜き出てしまいますので硬度が上がってしまいます。

noname#230359
noname#230359
回答No.2

試験時間と硬化の程度が不明なので、一階に申し上げられませんが、、、、一般的にゴムは熱負荷を受けることで架橋が進み、硬化現象が現れます。 クロロプレンの70度は十分耐えられる温度環境ですが、試験条件にもよります。例えば繰り返し応力がかかり、自己発熱する様な環境では老化が進みます。70度の環境でも、長時間に渡る試験だと、ゴム材料の出来不出来により(大きな声で言いたくはないのですが)通常より硬化が進む事はあり得ます。 硬度の測定方法は固定されていますか、測定環境(特に温度)や計測器の精度は確認されていますか。 当職の経験ですと、測定者が違うだけで同一試験片でも2ポイント程度の誤差が生じる事が珍しくありません。

noname#230358
質問者

補足

ご回答有り難うございました。 時間的には、24時間程度の試験だと思います。やはり硬化する現象はあり得るわけですね。 その硬化は、どこか(ある硬度)で落ち着くのでしょうか?

noname#230359
noname#230359
回答No.1

吸湿性の問題だと思います。 高温、冷凍で、内部湿気が抜けて硬くなったのではないでしょうか? (もっと高温なら加硫も考えられますが・・・)

参考URL:
http://www.ctktv.ne.jp/~s-nomura/public.htm
noname#230358
質問者

お礼

ご回答有り難うございます。やはりそうですか。予想はしておりましたが、確証がありませんでした。これについて対策はありませんでしょうか?例えば、一度、温度をかけて、湿気を抜けば、硬度変化は少なくなるとか。。。ほかのゴムならばこの現象はほとんどなくなるとか。。。 また、加硫という現象はどのようなことなのでしょうか? 申し訳ありませんが、よろしくお願いします。

関連するQ&A

  • ゴム硬度

    はじめまして 2ヶ月ほど前に納入致しましたゴムローラが客先よりゴム硬度が硬くなっているとの連絡を受けました。 当社から出したときはゴム硬度65度(アスカーA 500g分銅で測定)でしたが、客先では72度あり製品を当社にて測定しましたところ同じように 72度ありました。 原料メーカーに問い合わせても出荷検査で硬度65度で問題のない原料を出しているとの回答しかかえって来ません。 ゴム材質はエピクロロヒドリンゴムです。 なぜこのように硬度が変わるのかまったくわかりません。 ご教授の程よろしくお願い致します

  • ゴムの重合について

    付加重合するもの ブタジエン、イソプレン、クロロプレンゴム 共重合するもの スチレンブタジエン、アクリロニトリルブタジエンゴム となっていると思いますが、 重合方法が違うことによって、ゴムの特性とかは違ってくるものなのでしょうか?? よろしくお願いします。

  • スタッドレスタイヤのゴム固さについて

    スタッドレスタイヤの固さをゴム硬度計で測定する場合、気温が何度くらいの時に 測定して、良し悪しを判断すればよいのでしょうか。 一般にゴムは暖かいと柔らかく寒いと固くなるといわれていますが スタッドレスタイヤも同じなのでしょうか。

  • りん青銅の低温(45℃)による特性変化について

    お世話になります。 圧力センサを保存試験に掛けると、出力値が保存前後で大きく変わりました。 保存条件は、45℃の環境下に3日間保存し、常温に戻します。 圧力センサのダイアフラム(バネみたいなもの)の素材としてりん青銅を使用しています。その特性が温度変化により、変化したのではないかと推定しました。 ですが、りん青銅の焼きなまし温度は200℃程度なので、特性が変わるとも思えないのです・・・。 45℃程度でも、りん青銅の特性が変化することはあるのでしょうか? また、変化するのであれば、どのようなことが起こっているのでしょうか?

  • ゴムの固着(貼り付き)

    接触させた加硫ゴム(EPDM)同士を120℃の槽で3日ぐらい放置していたら、ゴム同士が固着しはがすのが大変でした。常温ではある程度簡単にはがれるのですが・・・。 ゴム同士の固着のメカニズムを教えて欲しいです。 温度が影響しているのでしょうか?

  • ゴムの機械的特性について

    ゴムの機械的特性についてですが、 Tb:引張り強さ Eb:伸び というものは良く目にしますが、 Tb×Ebという抗長積?と呼ばれる物性を TbとEbを合わせた指標としてゴム業界では 良く使用されるようです。 こちらのTbxEbの求め方をご存知の方、 または、それの関連するURLなどご教授頂けないでしょうか?

  • ウレタンゴムの引張り強度の温度変化

    ゴム素人です。 ウレタンゴムの引張り強さについて教えて下さい。 ウレタンゴムの使用可能温度は約80℃ですが、 (1)材料:エーテル系ウレタンゴム (2)硬度:60度程度 (3)引張り強さ:常温~80℃で12MPa程度±数% のウレタンゴムはあるのでしょうか?ゴムメーカに問い合わせて見ましたが、ウレタンは硬度が低い程、温度変化に対する引張り強さの変化率が大きく、硬度60度で12MPaは厳しいかも?と言われました。 満足するゴムのHP等ありましたら、よろしくお願いします。

  • ゴムの疲労破壊について

    現在、ゴムの疲労破壊で困っております。 このゴムはフッ素系の配合ゴムですが、 硬度:65° 引張:14.3MPa 伸び:520% というゴムであり、これら特性より 機械的な耐久性に関しては問題視しておりませんでした。 しかし、ダイヤフラム形状で動作させると (伸びはFEMによると10%前後でした) 50万回程度で破壊します。 (亀裂が入って破れます。) ゴムの耐疲労性(?)の尺度はどのようなものがあるのでしょうか。 社内では、初期のTb、Eb、硬度とS/N曲線をTbの半分くらいまで 確認し評価をしているのですが、それ以外の項目で なにか尺度は無いでしょうか。 また、新規にゴムを採用される際に、 機械的耐久性を予測する特性値として何か上記以外で 参考にされている特性がありましたらご教授頂けないでしょうか。 宜しくお願い致します。

  • ゴムの硬度について

    ゴムの硬度ですが、現在CRを使っており図面に硬度50±5となって おります。 しかし大量に押し出しで成型しており、長期在庫分の硬度が 硬くなり、公差からはずれます。 温度を上げると、やわらかくなるのは分かりますが、 ゴムを曲げ伸ばし(運動させる)とやわらかくなるのでしょうか

  • 低温で可塑化する素材

    低温(50℃から60℃ぐらい)で可塑化する素材はありませんか? 常温で形を維持できて、少し温度をあげると可塑化するような素材を探しています。 できれば、硬度が柔らかいものがよくて、ゴムやスポンジのようなイメージです。 自由樹脂なるものはみつけたのですが、硬度が高すぎてもっと柔らかいものでこのようなものはないでしょうか? 以前にスキーブーツの熱成形インナーの素材で 同じような質問をしたのですが、もう少し範囲を広げて再度質問させて頂きました。