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何故海外に比べて日本の給料は安いのか

友人は海外の給料と待遇がよほど良いように見えているのか、 日本の待遇と給料について悪いように言います。 多分、ドイツやフィンランドと比較していると思われます。 「 海外の給料は高いのに日本は何故安いのか?」 に対する答えをお願いします。 注意:友人が国内で高額な給料を貰える仕事をしていて、その不満という訳ではありません。現在学生で、企業に就職はしません。

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  • hue2011
  • ベストアンサー率38% (2801/7249)
回答No.5

海外というと茫漠としていますから、ドイツとかフィンランドならドイツ、フィンランドというべきです。 生活に必要なお金と収入を比べるべきであって、為替レートで換算して日本円での生活と混同するのは、賢い人間のやることではありません。 たとえば中国だと、いわゆる20台前半の一般社員レベルなら月800元が普通の収入であり、計算してみるとわかりますけど1万円程度です。 日本で月収1万円だったらまず生きていけないと言って構いませんが、あの国ではまあそれぐらいあれば、贅沢しなければ食べていけます。 フィンランドなんかは、消費税率20%ぐらいじゃなかったでしたっけ? そういうところで生きていこうと思ったら、他の消費税8%の国に比べたら11%高い給料じゃないとやっていけませんし、0%の国だったら20%高い給料じゃないといけないことになります。 同じ物価水準だと仮定して考えても、フィンランド人は2割増しの収入がないとやっていけないのです。 また、慎重に言わなければいけませんが、日本と同じ種類のものがそろっているかという話もあります。魚の種類は鮭だとかホッケだとかにしんだとかばかりじゃなく鰹もマグロもブリもとれ、深海魚も含むと相当な選択肢がある日本と、北海系のものしか近海でとれないフィンランドでは、同じ暮らしをしようと思ったらものの値段が10倍近いものが出てきたりします。 同じお金をもらっても全然リッチじゃないというのが感覚的にご理解いただけるでしょうか。 また、資本主義社会なのか、擬似社会主義社会なのかによっても違います。 日本は擬似社会主義社会です。共産国家とは言いませんが。 労働法により、基本的に会社の役員の好き嫌いで人間を解雇することはできません。また習慣的に正社員なら定年までは、どんな使い物にならない馬鹿でも雇い続けなければいけないのです。 そうすると、そういう役に立たない社員の給料のために、使い物になるメンバーが余計働いて売上を上げないといけない話になります。 アメリカなんかだったらそういうつまらない法律はありませんし、正社員もなにもありません。即クビをとばし、使える社員以外は排除することができますから、稼いだ人間が稼いだ分に見合った報酬を要求することができます。 アメリカが共産主義を悪と決めつけ赤狩りをしても絶滅させようとしたのはここにポイントがあります。働かざる者、というか成果を出さざる者は不要である、そういう労働者に給料とか福利厚生を提供するのは社会の害だという考え方です。 つまり、仮に100万という売上があった場合、日本だと人件費分半分で50万、その中で10人の社員がいたらひとり5万しか払えないことになります。その売上がある特定の社員ひとりだけで稼いだものであっても、です。 アメリカだと仮に会社の取り分を半分としても、その人間に対して50万は支払うことができます。ここで報酬が5倍違うということが発生します。 これが純粋な資本主義社会なんです。 働ける人間は活躍可能であり、働いた分の報酬は要求できるのです。 社会主義社会だと、最初から個人のスタンドプレイは認めませんから、全部を管理者がとり、そのなかからエサをくれるというだけです。エサの多寡は管理者が決め、死なないんだからありがたがれという見方が、正社員伝説というものになるのです。 日本はその泥沼に足をつっこんでいるのです。 そこから抜け出すために、非正規雇用者が増えてる社会になりつつあるのです。成果もないのにボーナスとか、何も功績がないのに退職金とかを払うのをやめ、個別に契約で金額を相談し、その分の成果をきっちり出してもらう前提でお金を払うようになってきたのです。成績がいい人には契約更新継続を依頼しその都度お金を相談するのであれば、健康な回転をする経済が実現するからです。

その他の回答 (6)

  • ithi
  • ベストアンサー率20% (1972/9602)
回答No.7

sekitan1789 さん、こんにちは。 どっかの誰かさんが言ったように日本の労働者は年平均300万円だとすれば、日本はそりゃ悪いに違いないです。だって、まだ失われた何十年を続けているんだもの。ほかの国はどんなにリーマンショックがあっても順調に成長してきた国々です。アメリカを除いてはね。同じさ300万円でも価値が違うんですよ。

noname#230414
noname#230414
回答No.6

海外は税金が高い。 世界の年収。 アメリカの若者の給料15万円。 1位 アメリカ  平均495万円 税金31% 2位 ルクセンブルク  平均465万円 税金37,7% 3位 ノルウエー 平均400万円 税金37% 4位スイス 平均400万円 所得税49,8% 5位 オーストラリヤ 平均377万円 税金27,7% 6位 ドイツ 平均373万円 所得税49,8% 7位オーストリヤ 平均372 万円 所得税 49,4% 8位カナダ 平均350万円 税金31% 9位スウェーデン 平均349万円 税金42,4% 10位フランス 平均344万円 税金49,4%  日本の平均年収414万円 国税庁発表。 日本の方が高い。

  • SPROCKETER
  • ベストアンサー率26% (2129/8001)
回答No.4

 賃金が安いだけではありません。技術開発で特許を取っても会社のものになってしまって、開発者はポスト以外は何も貰えない。米国では一つの特許を取っただけで、特許料の半分が入り、巨額の金を手に入れて、自分の会社を持つ人が珍しくないのにです。何から、何まで、個人が成功出来るチャンスを全て奪い取って来たのが日本の企業社会です。  その結果、やる気が無い社員ばかりになって、事件が多発するようになり、賃金が安いので消費も伸びず、成功するチャンスが無いので未来に希望を持たなくなり、大企業でも潰れ始めるほど追い詰められる結果になりました。  シャープ、東芝、ソニーと言えば、アイデア勝負で大きな業績を上げて来た会社ばかりですが、その御三家が傾いたのが日本の実態を反映していますね。  日本にエジソンがいても、成功出来ずに自殺するしかないとまで酷評されるのは、それが理由です。

  • citytombi
  • ベストアンサー率19% (1721/8628)
回答No.3

そもそも能力主義になっていないし、能力主義を取り入れて入れても、給与を下げる方便に使われているからです。 要するに、社員を正当に評価しない経営者が多すぎることに原因があります。

  • okok456
  • ベストアンサー率43% (2768/6408)
回答No.2
noname#228985
noname#228985
回答No.1

日本はヨーロッパと比べれば途上国だからです 日本国内でも日本から見れば途上の東南アジアの一流大学の卒業生が日本人の高卒と一緒にリサイクル業者をやっています

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