イラクのクルド人自治区での独立を住民投票が行われる理由は?

このQ&Aのポイント
  • イラクのクルド人自治区での住民投票が行われる理由について、周辺国の反対や中東和平への懸念が報道されている一方で、クルド人をサポートする声が聞こえてこないことが疑問です。
  • イラクでは差別や虐待の対象とされ、マリキ政権の不平等な政策がISの出現を招いたとされています。クルド人勢力はISとの戦いで活躍し、アメリカやロシアとも結びついていました。
  • 戦争終結後にクルド人の権利要求が高まることが予測され、国際社会として彼らの苦境を放置するわけにはいかないと思われます。ただし、周辺国は懸念を抱いており、調停が必要とされています。
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クルド人自治区 住民投票

イラクのクルド人自治区での独立を党住民投票が行われます。ニュースでは周辺国が反対していることや中東和平への懸念ばかり報道されていて、クルド人をサポートする声が聞こえてこないように思えます。 何ででしょう? イラクではフセイン時代に差別・虐待の対象で、フセイン政権後にアメリカが支援したマリキ政権が、民族・宗派に平等な政策を取らず引き続き差別が続きました。そのマリキ政権の不平等な政策がISを生み出したとも言われています。そのISとの戦いではクルド人勢力は画期的な活躍をしました。初期の頃の戦いではイラクのクルド人がアメリカの支援を受けてシリアでのISとの戦いで活躍したし、終盤ではモスル奪還で大きな役割を果たしています。トルコ政府の懸念をよそにアメリカはクルド人部隊に頼り武器供与も行っています。またシリアではロシア軍とも結びついていました。 この活躍ぶりに当初からISとの戦いが終わった後で、クルド人の権利の要求が強くなると予測されていた中で、戦争が終わったら「ご苦労さん、じゃあ元の被差別の状態に戻ってください」ではあまりに気の毒だし、国際社会として理屈が通らないと思うのですが。 もちろん、イラク、イラン、トルコが懸念するのは当然だし、利権を失いたいとも思わないでしょう。特にトルコではクルド人はテロの温床やターゲットになっているグループ。かと言って、ほっといたらあらたなテロと虐待が産まれるだけと思い、少なくとも国連、アメリカ、ロシア、EUは早い段階で調停を始めるべきと思いますがどうでしょう? この手の話し、知らない事実が多すぎて、ひとつの事実を知っただけで見方が変わることが多いので、なるべく多くの事実を元に教えていただけると助かります。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.6

No.3です わざわざお礼を記入頂きありがとうございます 歴史を余りたどる必要はないのでは? とありますが下記のサイトをご参照下さい。 非常に根が深い問題だということをご理解いただけるかと思います。 参考 クルド人悲願「独立国家樹立」を阻む難題の山 | アジア諸国 | 東洋経済 ... toyokeizai.net/articles/-/189847 抜粋 第1次世界大戦後のオスマン帝国分割に関する1920年のセーブル条約には、クルド人の独立が盛り込まれたが、トルコ建国の父ケマル・アタチュルクが反対して1923年のローザンヌ条約で構想は消えた。 中略 第2次世界大戦後のソ連占領下のイラン北西部マハーバードで、「クルディスタン人民共和国」が独立したが、ソ連の庇護を失い、1年も持たずに崩壊。 中略 イラク北部のクルド人はサダム・フセイン政権(当時)の激しい弾圧を受けてきた。イラン・イラク戦争(1980~1988年)でイランの支援を受けたクルド人勢力の反政府活動に手を焼いたイラク政府は、この戦争で優位に立った1980年代後半、クルド人居住区で「アンファル作戦」という掃討作戦を実施。5万~10万人が死亡したとされている。 特にクルド人地域の東部ハラブジャでは1988年3月に化学兵器が投下され、1日で約5000人が死亡した。 作戦ではクルド人が村や町から追われたほか、新たにアラブ人を移住させる「アラブ人化政策」も同時に推し進められた。 原油産出地帯にある北部キルクークなどの人口構成が人為的に変えられたのだ。クルド人側は、キルクークは伝統的なクルディスタンに位置するとして、将来的な国家に組み込む意向を示している。 しかし、キルクークはアラブ人やトルクメン人らも住む多民族都市で、原油資源とも絡んで独立問題の最大の争点になりそうだ。 こうした中で、クルド人にも追い風が吹き始める。湾岸戦争終結後の1991年4月、イラク周辺国への難民流入を防ぐため、米英仏はクルド人保護のため北緯36度以北にイラク軍機の飛行禁止区域を設定したのである。 これを機に、クルド人は実質的な自治を開始して、独自の軍隊や行政機構を持ち、自治政府として北部地域を統治してきた。 このような自治は約25年間続いており、イラクの他地域に比べて治安が安定し、経済的にも発展しつつある。 現在では、政治以外にも社会、文化的にもイラク離れが進み、30歳以下のクルド人の9割はアラビア語を話せない。 現地のクルド人は「われわれは民族的に差別されてきた。宗派対立に明け暮れるアラブ人とは距離を置き、自らの手で平和な国家を建設するときが来た」と意気込みを語る 中略 イランも独立に反対しているほか、米政府も過激派組織「イスラム国」(IS)掃討作戦への影響を考慮して投票の延期を求めた。 独立に賛成しているのは、イラクの解体が進めば、潜在的な脅威が減るイスラエルぐらい。クルド人国家は、敵対的な国々に囲まれた中東では数少ない親イスラエル国家になるとみられているからだ 中略 クルド自治区も政治的には一枚岩ではなく、バルザーニ議長のクルド民主党(KDP)とゴラン(変革)党、クルド愛国同盟(PUK)の順で3大勢力を占めている。民兵組織間の対立、自治政府による汚職や縁故人事、政府の非効率といった問題を抱えており、独立した場合には対立が深まる懸念もある。 上記の記事では触れていませんが第一次世界大戦とそれに先立つクリミヤ戦争について、いかなる性格の戦争だったのかという点まで遡る必要があります。 現在まで影響を及ぼしている植民地主義時代以降のヨーロッパ諸国の思惑の根源がご理解いただけるかと思います。 最近はこれにアメリカが関与してきて問題を複雑化させています。 なお、国連が関与すべきではないということではなく、国連は各国の思惑が錯綜していて関与できないということですので誤解なきように願います。 上記記事にもありますようにイスラエル問題にまで飛び火する可能性が含まれています。 何らかの関与決議をしようとしても内容次第で常任理事国のいずれかの国が拒否権を行使する可能性が多分にあります。 何かあれば追加補足質問を願います。 ただし当サイトは議論の場ではありませんのでご注意願います。

koncha108
質問者

お礼

再度詳細な回答ありがとうございます。URL読みました。勉強になります。 ただ、結局のところ複雑な事情が説明してあって、独立は難しいと言う話で、独立ができなかった時のリスクには言及がないですね。サイは投げられてしまったかのようにも見えるのですが。 必然的な回答がある話では無いので、ベストアンサーに選ばせていただき、質問を終わろうと思います。またの機会にも質問に回答いただけると幸いです。

その他の回答 (5)

回答No.5

ン~どうなんでしょう‥‥。 中東問題は小生たち日本に住む者にとっては「わかりにくい」んです。ヘタに手が出せないんですねぇ~。なにしろご存じのように「ここは俺んとこの土地だっ、てめぇーら出てけぇ~」と長いことやってる。「クルド問題」ですが「近年に限って」云えば「ヴェルサイユ条約」で「一応『クルディスタン』の独立」は「認めれた」んです。で「当然ながら」クルド人は「悲願の独立」とよろこんだんですが‥‥。「冗談じゃね~」と怒ったのが「トルコのアタチュルク」であり、「イランのレザー・シャー」です。それを利用し、援助したのが「ソ連のレーニン、スターリン」です。もちろんソ連にも「シッカリ下心」があったワケです。「ここで恩売って『石油』をいただこう」と云う‥‥。またアタチュルクにしてみれば「せっかく大臣のイス用意してやったのに‥‥」と云う思いがあったのです。(それにチャッカリ「座ったヤツ」もいるんですね)で「武力闘争」となるワケですが「西側諸国『クルディスタン見殺し』にしたのです」(それは何も『クルディスタン」だけでなく「アルメニア」も「東トルキスタン」、「チベット」もです。なぜなら「その方が都合がよかった」んです)で、アチラコチラで「騒ぎ」起こす。「事実確認」取れていない話しですがどうも「シオニスト政権」が「イランこと」しているようです。(小生、「アラブ人」や「イラン人」に友達いますので「イスラエル」なる「単語は使いません」)だから「ややこしい」‥‥。

koncha108
質問者

お礼

ありがとうございます。 中東問題は確かにわかりにくいです。情報も限られています。ただ、世界が密接につながっている現代では、決して日本も無関係でいられないと思います。

  • ithi
  • ベストアンサー率20% (1960/9577)
回答No.4

koncha108 さん、こんばんは。 クルド人だって、周りのイスラム教徒から相当いじめられています。多少の土地をイラクからいただき、新生クルディスタン共和国とでも名乗って、建国してみたところで、各国から承認を受けることはあっても、ばちは当たらないと思います。イスラエルの場合は彼らがイスラム教徒と調和しないのが問題なんです。 いつかそんなことにならなければいいんですが…

koncha108
質問者

お礼

ありがとうございます。 確かに、イスラエル・パレスチナ問題ですら何十年かかっても解決しないですから簡単じゃないとは思いますが、でも人類も進歩しても良さそうなもんです。

回答No.3

クルド人問題についてISを主軸にしてお考えになられているようですが、クルド人問題というのは古くて新しい問題です。 IS掃討問題はその一環の一つに過ぎません。 クルド人と一括りにしておられますがクルド人内部も「民主統一党」(PYD)クルド人民防衛部隊(YPG))クルド労働者党(PKK)クルド労働者党(PKK)ペシュメルガ、等と幾つかの集団に分かれています。 彼の地の問題が分かり難いのは民族、宗教、宗派、言語が違う集団が複雑に錯綜していることによります。 共和国護衛隊、ヒズブッラーの武装部隊、自由シリア軍、自由シリア軍砂漠諸派、ユーフラテスの火山、東部獅子軍、アフマド・アブドゥー軍団、カルヤタイン殉教者旅団、革命特殊任務軍、部族自由人軍、等々数多くの集団があり合従連衡を繰り返しています。 このような観点からすればISも一つの武装集団に過ぎません。 クルド人をサポートしろと言われてもどの時点のどのグループの行動をサポートするのかという問題が生じます。 現にアメリカやロシア、EUなどがその時々の自国の思惑でサポートしています。最近は中国もしゃしゃり込んできています。 サポートする集団が異なることで大国間で軋轢が生じています。 トルコをはじめイラン、イラク、ヨルダン、イスラエル、パレスチナ、などの周辺国にとってはクルド人問題というのは自国内の問題です。 取り扱いを間違えると内紛が生じます。 >少なくとも国連、アメリカ、ロシア、EUは早い段階で調停を始めるべきと思いますがどうでしょう。 国土の分離独立問題というのは世界中の国がそれぞれに抱えている問題です。 参考 独立主張のある地域一覧 - Wikipedia ja.wikipedia.org/wiki/独立主張のある地域一覧 中国は台湾、チベットに加えイスラム教徒である回族の多いウイグル自治区を抱えています。 ロシアはウクライナからクリミヤ半島を強奪しました。依然問題はくすぶったままです。 イギリスはEU離脱をきっかけにスコットランドの独立問題が再燃しています。 カナダも一時フランス語を公用語とするケベック州の独立が話題になったことがあります。 日本も他人事ではなく尖閣諸島問題、北方四島問題を抱えています。 うっかりトルコやシリアに向かって領土を割譲しろとは言えません。 自国内の分離独立派を勢い付かせるだけです。 かと言ってクルドの人々に向かってあきらめろとは言えません。 このような複雑な事態があることから報道機関も腰が引けています。 最近トランプ大統領と険悪な関係になっているアメリカの報道機関がトランプ氏を批判する手段の一つで積極的に取り上げるようにはなってきています。 >この手の話し、知らない事実が多すぎて、ひとつの事実を知っただけで見方が変わることが多いので、なるべく多くの事実を元に教えていただけると助かります。 まずは中近東諸国の歴史と現状をおさらいして見てはいかがでしょうか。 国民国家という概念は17世紀以降に確立した考え方です。 世界的に見ますと国境という概念が極めて曖昧なものだということにご注意下さい。 特に中近東やアフリカの国境はだれが引いたのかという問題をおさらいしてみて下さい。

koncha108
質問者

お礼

卓越した知見でのご回答ありがとうございます。勉強になることが多すぎて、それぞれの事実を調べるのに時間がかかりそうです。 > クルド人問題についてISを主軸にしてお考えになられているようですが、クルド人問題というのは古くて新しい問題です。 あくまでも中東全体のバランスと地政学的な視点で考えているので、ISを主軸に考えてはいないです。ただこの質問の中ではISとの戦いの中でのクルド人の活躍が、その後の中東の和平に対しての火種になるだろうとは思っていたし、報道でもそう言う懸念は示されていました。それがこんなに早く現実になりつつあると言うことです。 卓越した知見の中でも理解できなかったのは、もともと中東の安定の中でリスクを抱えた状態になった中で、そのリスクを一歩先にすすめる状況がおこっているというのが住民投票とそれに続くと思われる独立運動。ichikawa2017さんの回答は、イラクのクルド人自治区が独立に動くと周辺国の安定が崩れるけれど、欧米諸国や国連が介入すべきではないと言うことと思いますが、それはリスクが高まってもほうっておくのが正しいと言うことでしょうか?それともどうしようもない?ただ、今のリスクを作り出したのは、歴史をそう昔までたどる必要もなく、アメリカ、イギリスのフセイン政権への不法な攻撃と転覆、その後のマリキ政権の悪政とISの台頭。クルド人を利用してISと戦わせたアメリカとロシア。そのくらいまでの遡りで十分と思いますがいかがでしょう。

  • eroero4649
  • ベストアンサー率31% (10506/33044)
回答No.2

国内に世界最大のクルド人を抱えるのは、トルコです。そしてトルコでは昔からクルド人による独立運動が盛んで、トルコ政府は時に軍を投入してクルド人独立運動を抑えています。トルコ政府はクルド人が住む地域へ外国人が立ち入ることを厳しく制限しているので、トルコ国内のクルド人居住区域でどのようなことが起きているのか外国はよく分かりません。この地域に立ち入ってISに捕まり処刑された日本人がいたように、外国人がこの地域に立ち入るのは極めて危険です。 イラクにおけるクルド人自治区が独立国となると、当然トルコ国内のクルド人勢力はこの独立国への合流、もしくは自分たちも独立することを強く求めるのは火を見るより明らかで、当然のことながら新独立国クルドも同胞を支援することでしょう。 また黒海を巡って地政学的にトルコと対立関係にあるロシアも、トルコを不安定化させるために独立勢力に支援をすることも明らかです。 ちょっと前にシリア政府を支援するためにシリア国内に派遣されていたロシア空軍機をトルコ軍が撃墜し、両国は戦争寸前の一触即発になったこともあります。 現在トルコ国内はIS系によるテロも頻発しており、国内情勢は不安定な状態です。そのためエルドアン大統領は自身に権力を集中させてこの難局に対抗していますが、大統領に権限が集中しすぎることに欧米からは反発する声もあります。 しかしトルコはNATOの一角であり、対ロシアの安全保障上のことを考えるとトルコがこれ以上不安定化することはヨーロッパ諸国にとっても避けたいところです。トルコリラは不安定な通貨のひとつでもあるため、もしトルコがクルド人独立問題から内戦状態にでもなればギリシャ問題のようなトルコ発の金融不安が発生する懸念もあります。 ですので、現在のアメリカはイラクのクルド人勢力の味方である一方、クルド人にとっての最大の敵でもあるトルコの同盟国でもあるというダブルスタンダードを抱えている状態です。 ISなどのテログループへの対抗上、クルド人は味方につけたい。けれども同盟国のトルコが不安定になるのも避けたい。これが現在のアメリカ・ヨーロッパ諸国が抱えるジレンマです。

koncha108
質問者

お礼

いつも明晰な回答ありがとうございます。 周辺国がイラクでのクルド人の独立の動きを警戒するのは理解できるのですが、問題はその心配がすでにおこり始めたこと。現状維持で微妙なバランスを保ちながら永遠と続けばありなのかも知れないのですが、そのバランスが崩れ始めた時にどうすべきかと言うのが私の疑問の大元です。 諸般の複雑な事情があるから、現状を変えられないと言う状況が、一歩進んで勝手に変わってしまうかも知れない時に現状維持と言う考えは無いように思うのです。

  • mpascal
  • ベストアンサー率21% (1136/5195)
回答No.1

イスラエル建国のにのまえになることを懸念しているからでは?

koncha108
質問者

お礼

ありがとうございます。 イスラエル建国からの問題を経験した人類はもう少し知恵をつけていても良いとも思うのですけどね。

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