• ベストアンサー
※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:歴史との向き合い方)

歴史との向き合い方

LOLIPON35の回答

  • ベストアンサー
  • LOLIPON35
  • ベストアンサー率30% (859/2837)
回答No.17

こんばんは。 僕がご幼少の砌、物心つくまでは、夜明け前の薄ぼんやりとした 空のような記憶しかなく、それ以前のことは暗闇の中でした。 それから、少しずつ明るくなって、いろいろなことが見えてきて、 今に至るわけですが、それでもまだ、全てが見えているわけでは ないです…。そして、知り尽くすこともなく、再び夜が来て、 暗闇の中に還っていくのではないかと思います。まあ、肉体と 精神と、どちらが先に使い物にならなくなることか…。 正直、学校の歴史では、敗戦前後のことを教わった覚えがないです。 流れや単語は詰め込まれましたが、それ以前の歴史の授業のように 細かく勉強はしていないです。おそらく、学期末などで時間がなく、 流す程度の授業だったと思います。記憶にあるのは、第一次世界大戦 あたりまでです。その頃には、太平洋戦争についても、教える側も、 教わる側も、醒めた見方で、「まあ、いろいろな意見があるわな」 くらいの空気になっていたように思います。 歴史は、何が事実なのか、立場によって見方も変わりますし、 真実と誤解とが入り混じっていて、当事者ですら本当のところが わからないままなのではないでしょうか。せいぜい、四つん這いから 二足歩行になったとか、火薬や印刷や羅針盤で文明が発展したとか、 それくらいが共通の歴史なんじゃないかと思います。まあ、実際は、 もう少し細かいところまで詰めてもいいんですけど…。そこから わかるのは、大きな流れがあって、なるようにしかならないって ことが、ひとつ言えると思います。また、客観的な歴史は、結局、 年号や単語の羅列でしかなくて、受験勉強でなくても、教科書のような ああいった形になるのはやむを得ないのでしょう。 歴史を学ぶ…というより、歴史から学ぶと言う時に大事なのは、 自分が主観的に見る(経験や追体験する)ことなのだと思います。 自分が史料から想像して、(史実とは異なっていたとしても) 納得のできるものを掴めるかどうか、なのだと思います。 年表の粗密やスケールを自由に動かすのも、自分の感覚次第で、 歴史上の人物の心理から、人類全体の大きなうねりまで、想像力や 感覚を駆使して考えることでしか、腑に落ちる(落とす)ことはできないのでは ないかと思います。自分の感覚で見たり考えたりするのは、つまり、歴史は、 ある意味、自分自身の感覚や思考の鏡のようなものなのかもしれません。 歴史が生き方に影響するだけではなく、生き方が歴史の見方にも影響して、 それらは、自分という意味で、イコールなのではないでしょうか。 どれほど情報量が増えて、様々な視点からの歴史観があったとしても、 自分自身が真摯に向き合わないと見えてこないものがあると思います。 (あ、亀先生の意見をパクったみたいになってしまいました…) そういう意味で、膨大な史料を研究する学者も、先代の背中だけを 追い続ける職人も、人の一生という時間や物量、思考の質では大差が なくて、意識するしないに関わらず、それぞれに自分の歴史を生きるしか ないように思うのです。もちろん、他のどんな人にとっても、同じです。 また、国家(政府)や民族の歴史と言っても、結局のところ自分の ルーツを確保したいだけではないかと思うのです。それは、本人だけが 自覚していれば済むことで、それを滔々と語ることには、さほど 意味がないのかもしれません。そんなことをしなくても、誰もが、 地球上の生命のつながりの一部であることに変わりはないわけで…。 先祖の霊や故郷を、国家や民族の単位で考えなくてもいいのかな…と。 極端な話、自分がここに存在すること自体が歴史の証明ですし、 (形式として)墓を作ったり参ったりしなくても、今をひたすら 生きることで、祖先への感謝を表すことはできると思うわけです。 (葬式も法事も、生き残っている者の、気の済ませ方次第…) いずれ、アメリカでなくても、民族はごった煮状態になるでしょうし、 世界は平和になるべきだと思うのですが…、実際には、今までと 大して変わらないまま、現状維持のすったもんだなのかもしれません。 理想を実現した世界と、戦争で人類が自滅した世界と、現状維持と、 将来の歴史は、ざっと、その三択くらいなのではないかと思います。 できれば、世界平和くらいは実現してほしいところですが、まあ、 理想について言い訳したり条件をつけているうちはムリっぽいですね。 また、資本主義に限界が来たり、飽きたりすれば、富の公平な再配分とか 言い出すかもしれません。(失敗した)お人好しの共産主義を復活させる とは言いませんが、新しい理想像が必要になるかもしれません。 そんなこんな全て、他力本願ですが、(遠い)子孫たち次第なのでしょうね…。 (あ、自分の遺伝子を遺すのを忘れてた…) 蛇足で、二つほど…。 ひとつ目は、歴史の一事象だけを切り取って考えることもできますが、 人類全体から見て、歴史はひとつのものであって、部分だけを切り取る ことは不可能ですね。ひとつの事件だけであれこれイフを考えても、 仕方がないわけで…。全体として諸事象が絡み合ってできている世の中は、 後腐れでできているといっても過言ではないような気がします(色即是空)。 それが、解れないまま、さらに撚り合わされていくばかりなのでしょう…。 もうひとつは、人間は、あまり変わらないということですね…。 ウソやデマで、ヒステリーになったりパニックになったりするのは、 昔も今も変わらないようです。昨今の炎上や風評被害も、同じことを 経験しているはずなのに起こりますし、経験しているからそこまで 騒ぎが大きくならずに済んでいるとも言えるのかもしれませんね…。 歴史について想いを馳せる今は、常に動いていて、思考停止できず、 それゆえに、歴史から学ぶべきことも刻一刻変化していると思います。 あ、あと、手元に、「ふしぎな君が代」って本があって、まだ読みかけ なのですが…。これもまた、いろいろと…。 「いろいろと、何だよ!?」( ゜д゜)/出番が…!! 「面倒くさいから、もういいよ!!」ヾ(゜д゜ )お呼びでない!!

mikasa1905
質問者

お礼

師匠こんばんは。いやはや、素晴らしい回答ですね! 「遅すぎるわ!ごまかそうとすんじゃねー!!」ヾ(゜し゜ ) 確かに学校での歴史授業では第二次大戦は流されがちでしたね。 まだ当事者が生きていてきちっと評価ができていなかったというのもあるのでしょう。しかしだからこそ、評価が定まって教科書に簡潔に総括されるようになる前に、あらゆる角度から考えて教訓としたり学ばねばならないとも思います。 そしておっしゃる通り、民族や国家の観点で歴史を考えるのではなく、人類の共通する歴史として考える事が大事だと思います。 歴史の流れは偶然か必然か・・・大きな流れは必然のように思いますが、個々の出来事は偶然のものがあり、その偶然が大きな流れに影響を与えたものもあるように思います。例えば太平洋戦争は天皇の聖断によって終わりましたが、実際継戦派の将校によって宮城事件というクーデター未遂が起きており、もし阿南陸軍大臣がそれに乗っていたなら、もし玉音放送のレコードが奪われていたなら・・・終戦は成らず予定通り本土決戦となり、泥沼の戦いの末ソ連とアメリカによって南北分断されていたであろうことは想像に難くないです。 >資本主義に限界が来たり、飽きたりすれば、富の公平な再配分とか 言い出すかもしれません。(失敗した)お人好しの共産主義を復活させる とは言いませんが、新しい理想像が必要になるかもしれません。 どうやらこれから数十年で、人間の仕事のほとんどはAIに奪われるようですから、ベーシックインカムが導入されたり、働く事の意味が変わっていき、大きく世の中の価値観が変わってくるんでしょうね。 共産主義じゃないけど「能力に応じて働き、必要に応じて受け取る」理想の社会になるかもしれないし、どいつもこいつも必要以上に受け取ろうとして醜い争いをし続ける社会になるかもしれない。 人間の本質は昔から変わらないけれど、社会システムはどんどん変わっていて、例えば戦国時代だったら戦国大名が領地を取ったり取られたりなわけですが、今は決して隣県の知事が大群を引き連れて攻め込んでくる事はありません。石高が一番大事な価値だったのが、今ではビットコインなんてものまで出てきました。 先日時流に乗って儲けようとビットコインを買って、確かにどんどん値上がりしたのですが、同時に買ったアルトコインが半値に下がって結果損・・・ 「よく理解してないのに手を出すからだ!」ヾ(゜し゜ ) ハードフォークとかなんとか?先日、ビットコインからビットコインゴールドというのが分岐して、ビットコインと同量のビットコインゴールドがタダでもらえるとかもらえないとか・・・何が何だかわかりません! ご回答ありがとうございました。

関連するQ&A

  • なぜ敗戦の日って言わないのですか?

    日本は戦争で負けたのですよね。 日本が降参して戦闘をやめたのですよね。 戦争は勝手に終わったんじゃないですよね。 であれば、敗戦の日、降伏の日、敗北の日とか、 どこかの国のように「国恥記念日」なんてのでもいいですが、 「終戦の日」「終戦記念日」ってのはあんまりじゃないのでしょうか? そこで質問です。ドイツやイタリアなど負けた国は、 どんな名前で呼んでいるのですか? また勝った国では、どう呼ぶのが普通なのですか?

  • 歴史の出来事と天気

    どしゃぶりの雨、雪、炎天下・・・歴史の出来事が映画やドラマで再現されるときに、史実としてその日の天気が描かれる事で舞台装置として機能し、自分が生まれるはるか前の事でもその場に居るかのようなリアル感が出ますよね。 私はやはり、日本国民がラジオの前で玉音放送を聞いているときの炎天下が印象深いです。ジリジリと太陽に灼かれセミの鳴くなか「耐え難きを耐え忍び難きを忍び・・・」ってのは、当時を生きた人の共通体験なわけですね。玉音放送は実際はかなり聞き取りずらかったらしいですけどw 敗戦という最悪の結果が国民に突きつけられた歴史的なシーン。その日に居たるまでにB29の空襲から逃げ回り、沖縄戦、原爆投下、宮城事件なんかも起きて嵐のような日々だったのが、嵐が去ってすべてリセットしたかのような、晴天という天気がどこかあっけらかんとした感じにしている気がします。また同時にこれから戦後の苦しい生活の幕開けを象徴しているようで、演出(じゃないけど)として良く機能しています。これがもし土砂降りの雨だったら、戦後の歴史が変わってしまったんじゃなかろうかと思いますw そもそも「8月15日の終戦記念日」というのが、日本国民にとっての太平洋戦争をよく現してるんですよね。世界的にはWW2終結は、日本が戦艦ミズーリで降伏文書に調印した9月2日。またポツダム宣言受諾を決定・通達したのは8月14日。8・15は天皇が国民にラジオで終戦を伝えた日でしかない。天皇に言われればスッパリ気持ちを切り替えられる国民性。また「敗戦」じゃなく「終戦」と言うことで、人智を超えた災害が去ったかのような印象になります。実際当時を生きた人達にとってはそうだったのだろうし、そう捉えて前を向くしかなかったんでしょうけれど、戦争を知らない私たちは、「敗戦」という事に立ち返って、「開戦して戦って負けた」という事実に一度は向き合うべきだと考えてます。 話が逸れました。あなたが印象に残っている「歴史の出来事と天気」を教えてください。

  • 敗戦と終戦

    8月15日が近づくといつも思うのですが、 日本は戦争に負けて敗戦したのに何故、終戦記念日と言うのですか? 敗戦と終戦とはどちらの言い方が正しいのでしょうか?

  • 歴史上一番戦争好きな国は?

    こんにちは 歴史上一番長く戦争している国ってどこなのか 教えてください 日本だと徳川時代の前はほとんど戦争<内戦ですが>ですね 太平洋戦争は4年間で・・・

  • 太平洋戦争(第2次世界大戦)での日本の敗戦について

    太平洋戦争(第2次世界大戦)での日本の敗戦について 太平洋戦争で日本は敗戦しましたが、自分の感覚では降伏のタイミングを誤ったために大きな犠牲を払う結果となったと思えます。そのために良くも悪くも今の日本の姿があると思います。 ただ勉強不足のためか、日本の敗戦のきっかけ、原因がイマイチわかりません。 質問ですが 先の大戦での日本の敗戦の原因は何だと思われますか? 宜しくお願いします。

  • 日本が戦争をした国を教えてください

    日本が今までに戦争をした国を教えてください。 中国、アメリカ、ロシア、はわかるのですが、第一次世界大戦、第二次世界大戦の相手国ともすべて直接戦争していますか?ドイツとも戦っていますか? 第二次世界大戦終結は日本の降伏が最後となり、他の国はすでに降伏していたのですよね?最後は日本とアメリカのみが戦っていたのですか? 降伏日がちがっても世界的に第二次世界大戦終戦記念日は1945年8月15日と統一されているのですか? また、世界大戦中は味方同士の国が一緒になって戦う事はあったのですか?別々に戦っていたのですか? 教えてください。

  • 太平洋戦争

    史実では太平洋戦争は日本の敗戦に終わりました。しかし珊瑚海海戦やミットウェー海戦では日本が勝つ可能性もあったし、その結果歴史は変わったかもしれません。 後知恵ですが当時の両軍の戦力や国力から考えて、史実のような悲惨な敗戦を避けるためには、日本軍のとるべき最適の戦術と戦略や講和のタイミングはどのようなものでしょうか。敗戦するにしても、史実のようなあそこまで悲惨な終戦を迎えることは避けられると思うのですが。

  • 歴史的建造物を守って焦土にしなかった国は?

    以前ラジオで、「早々に降伏して、占領されるのも辞さなかったため、国が焦土とならず、今でも歴史的建造物が数多く残っている」という話を聞きました。チェコの話だったように思い込んでいたんですが、チェコと戦争で検索すると、ずいぶん戦争が多そうな国ですね。 ヨーロッパの国だと思うのですが、「早々に降伏して、占領されるのも辞さなかったため、今でも歴史的建造物が数多く残っている国または町」がどこか知っていたら、あるいは思いつく所がありましたら、教えてください。 残念ながら、どの戦争のことなのか、全ての戦争時のことなのかも分かりません。 よろしくお願いいたします。

  • おもしろく、易しく、正しい日本の歴史がわかる本はありますか?

    はじめまして。中学高校ときに歴史をほとんど勉強してなかったので、戦国時代から近代史(坂本竜馬や新撰組が何をしたのかも知りません。。)、どういう経緯で日本が太平洋戦争に進んでいくことになったのか、敗戦から今日に至るまでの歴史を今ごろになって勉強したいと思うようになりました。 そこで、日本史について、決して難しい本ではなくて、漫画や小説等ジャンルはなんでもいいのですが、わかりやすく、おもしろく、かつ正確な(偏ってないという意味で)歴史の本があったら是非教えてください。宜しくお願いします。

  • 歴史について

    歴史の授業がよく分かりません。 幕末・明治の始め~太平洋戦争に負けてまでの日本の歴史を教えて下さい。 お願いします<(_ _)>