歴史との向き合い方

このQ&Aのポイント
  • 日本の近現代史に興味があり、太平洋戦争とその敗戦を避ける道はなかったのか、他に選べた道筋はなかったのかとよく夢想した。
  • 歴史を学ぶ意義は、教訓を得て未来に生かすことであり、戦争の原因や背景を学ぶことも重要である。
  • 自分の国の歴史を理解し、戦った相手国の都合もよく理解することが今を生きる人の使命である。
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歴史との向き合い方

本日9月2日は、72年前に大日本帝国が連合国に降伏調印した日。もちろん降伏の意志を示したのは8月15日であり、それ以降も攻めてきて終戦のドサクサに領土と人命を奪ったソ連の所業は許せませんが、世界的には9月2日が終戦日であり、玉音放送のあった8月15日を終戦日としている所に、当時の日本人にとっての太平洋戦争というものがよく表れている気がします。 私は日本の近現代史に興味があり、太平洋戦争とその敗戦を避ける道はなかったのか、他に選べた道筋はなかったのかとよく夢想したのですが、それは現代の視点によって考えられるのであって、結局は歴史は「なるようになった」のだと思います。歴史を学ぶ意義は、そこから教訓を得て未来に生かす事でしょう。私の世代は日教組の教育方針によって、「日本はアジアで悪い事をした」「戦争末期の悲惨さ、空襲や原爆の恐ろしさ」といったトラウマを叩き込まれて「だから戦争はいけない」という結論を教え込まれました。そうゆう、総力戦や核兵器による戦争の結果を教えるのも大切ではありますが、「どうして戦争が始まり敗戦に至ったか」という方向から学ぶ事も大切だと思うのです。ヒトラーや東條英機がいたから戦争が始まったわけじゃありません。政治経済、資源や中国大陸の利権など、当時の色んな力学が働いて戦争は起こるべくして起きたのだと思います。現代では核の抑止力によって先進国間ではもう昔のような戦争は起きませんが、それ以外では人間はアホな事を繰り返しています。歴史は繰り返すと言っても、技術の発達や世界の体制の変化によってまったく同じ繰り返しにはならず、どう歴史の教訓を生かすかというのはなかなか難しいですが、我が国だけで310万人の犠牲者の霊に報いるためにも、考え続けなければいけないと思うのです。 戦争の当事者はもうじきみなさんこの世を去りますし、正直もう、加害者意識・被害者意識といったものはどうでもよく、さりとて自分の国の歴史の上に自分は立っているので、自分の国の歴史をよく理解し、また戦った相手国の都合もよく理解する事が今を生きる人の使命だと思うのです。 常々私は、自分の子供に日本の近現代史をどう伝えればいいのか考えていたのですが、先日逆に娘の方から「これ面白いよ」と薦められて読んでいる本があります。 「それでも、日本人は「戦争」を選んだ」 http://www.shinchosha.co.jp/book/120496/ 今まであまり知らなかった広範囲な視点で、わかりやすく書かれていて、とても面白いです。また、娘の中学の歴史のテストを見ると、昔のように暗記していれば答えられるような問題は少なく、因果関係を考察させ文章で答える形になっていて、歴史教育も変わってきたなぁと感じました。 ・・・ええと、長くなりましたが、ここで個々の具体的な歴史や歴史観を話し合うつもりはありません。歴史との向き合い方について、思うところのある方は語っていただければと思います。

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回答No.17

こんばんは。 僕がご幼少の砌、物心つくまでは、夜明け前の薄ぼんやりとした 空のような記憶しかなく、それ以前のことは暗闇の中でした。 それから、少しずつ明るくなって、いろいろなことが見えてきて、 今に至るわけですが、それでもまだ、全てが見えているわけでは ないです…。そして、知り尽くすこともなく、再び夜が来て、 暗闇の中に還っていくのではないかと思います。まあ、肉体と 精神と、どちらが先に使い物にならなくなることか…。 正直、学校の歴史では、敗戦前後のことを教わった覚えがないです。 流れや単語は詰め込まれましたが、それ以前の歴史の授業のように 細かく勉強はしていないです。おそらく、学期末などで時間がなく、 流す程度の授業だったと思います。記憶にあるのは、第一次世界大戦 あたりまでです。その頃には、太平洋戦争についても、教える側も、 教わる側も、醒めた見方で、「まあ、いろいろな意見があるわな」 くらいの空気になっていたように思います。 歴史は、何が事実なのか、立場によって見方も変わりますし、 真実と誤解とが入り混じっていて、当事者ですら本当のところが わからないままなのではないでしょうか。せいぜい、四つん這いから 二足歩行になったとか、火薬や印刷や羅針盤で文明が発展したとか、 それくらいが共通の歴史なんじゃないかと思います。まあ、実際は、 もう少し細かいところまで詰めてもいいんですけど…。そこから わかるのは、大きな流れがあって、なるようにしかならないって ことが、ひとつ言えると思います。また、客観的な歴史は、結局、 年号や単語の羅列でしかなくて、受験勉強でなくても、教科書のような ああいった形になるのはやむを得ないのでしょう。 歴史を学ぶ…というより、歴史から学ぶと言う時に大事なのは、 自分が主観的に見る(経験や追体験する)ことなのだと思います。 自分が史料から想像して、(史実とは異なっていたとしても) 納得のできるものを掴めるかどうか、なのだと思います。 年表の粗密やスケールを自由に動かすのも、自分の感覚次第で、 歴史上の人物の心理から、人類全体の大きなうねりまで、想像力や 感覚を駆使して考えることでしか、腑に落ちる(落とす)ことはできないのでは ないかと思います。自分の感覚で見たり考えたりするのは、つまり、歴史は、 ある意味、自分自身の感覚や思考の鏡のようなものなのかもしれません。 歴史が生き方に影響するだけではなく、生き方が歴史の見方にも影響して、 それらは、自分という意味で、イコールなのではないでしょうか。 どれほど情報量が増えて、様々な視点からの歴史観があったとしても、 自分自身が真摯に向き合わないと見えてこないものがあると思います。 (あ、亀先生の意見をパクったみたいになってしまいました…) そういう意味で、膨大な史料を研究する学者も、先代の背中だけを 追い続ける職人も、人の一生という時間や物量、思考の質では大差が なくて、意識するしないに関わらず、それぞれに自分の歴史を生きるしか ないように思うのです。もちろん、他のどんな人にとっても、同じです。 また、国家(政府)や民族の歴史と言っても、結局のところ自分の ルーツを確保したいだけではないかと思うのです。それは、本人だけが 自覚していれば済むことで、それを滔々と語ることには、さほど 意味がないのかもしれません。そんなことをしなくても、誰もが、 地球上の生命のつながりの一部であることに変わりはないわけで…。 先祖の霊や故郷を、国家や民族の単位で考えなくてもいいのかな…と。 極端な話、自分がここに存在すること自体が歴史の証明ですし、 (形式として)墓を作ったり参ったりしなくても、今をひたすら 生きることで、祖先への感謝を表すことはできると思うわけです。 (葬式も法事も、生き残っている者の、気の済ませ方次第…) いずれ、アメリカでなくても、民族はごった煮状態になるでしょうし、 世界は平和になるべきだと思うのですが…、実際には、今までと 大して変わらないまま、現状維持のすったもんだなのかもしれません。 理想を実現した世界と、戦争で人類が自滅した世界と、現状維持と、 将来の歴史は、ざっと、その三択くらいなのではないかと思います。 できれば、世界平和くらいは実現してほしいところですが、まあ、 理想について言い訳したり条件をつけているうちはムリっぽいですね。 また、資本主義に限界が来たり、飽きたりすれば、富の公平な再配分とか 言い出すかもしれません。(失敗した)お人好しの共産主義を復活させる とは言いませんが、新しい理想像が必要になるかもしれません。 そんなこんな全て、他力本願ですが、(遠い)子孫たち次第なのでしょうね…。 (あ、自分の遺伝子を遺すのを忘れてた…) 蛇足で、二つほど…。 ひとつ目は、歴史の一事象だけを切り取って考えることもできますが、 人類全体から見て、歴史はひとつのものであって、部分だけを切り取る ことは不可能ですね。ひとつの事件だけであれこれイフを考えても、 仕方がないわけで…。全体として諸事象が絡み合ってできている世の中は、 後腐れでできているといっても過言ではないような気がします(色即是空)。 それが、解れないまま、さらに撚り合わされていくばかりなのでしょう…。 もうひとつは、人間は、あまり変わらないということですね…。 ウソやデマで、ヒステリーになったりパニックになったりするのは、 昔も今も変わらないようです。昨今の炎上や風評被害も、同じことを 経験しているはずなのに起こりますし、経験しているからそこまで 騒ぎが大きくならずに済んでいるとも言えるのかもしれませんね…。 歴史について想いを馳せる今は、常に動いていて、思考停止できず、 それゆえに、歴史から学ぶべきことも刻一刻変化していると思います。 あ、あと、手元に、「ふしぎな君が代」って本があって、まだ読みかけ なのですが…。これもまた、いろいろと…。 「いろいろと、何だよ!?」( ゜д゜)/出番が…!! 「面倒くさいから、もういいよ!!」ヾ(゜д゜ )お呼びでない!!

mikasa1905
質問者

お礼

師匠こんばんは。いやはや、素晴らしい回答ですね! 「遅すぎるわ!ごまかそうとすんじゃねー!!」ヾ(゜し゜ ) 確かに学校での歴史授業では第二次大戦は流されがちでしたね。 まだ当事者が生きていてきちっと評価ができていなかったというのもあるのでしょう。しかしだからこそ、評価が定まって教科書に簡潔に総括されるようになる前に、あらゆる角度から考えて教訓としたり学ばねばならないとも思います。 そしておっしゃる通り、民族や国家の観点で歴史を考えるのではなく、人類の共通する歴史として考える事が大事だと思います。 歴史の流れは偶然か必然か・・・大きな流れは必然のように思いますが、個々の出来事は偶然のものがあり、その偶然が大きな流れに影響を与えたものもあるように思います。例えば太平洋戦争は天皇の聖断によって終わりましたが、実際継戦派の将校によって宮城事件というクーデター未遂が起きており、もし阿南陸軍大臣がそれに乗っていたなら、もし玉音放送のレコードが奪われていたなら・・・終戦は成らず予定通り本土決戦となり、泥沼の戦いの末ソ連とアメリカによって南北分断されていたであろうことは想像に難くないです。 >資本主義に限界が来たり、飽きたりすれば、富の公平な再配分とか 言い出すかもしれません。(失敗した)お人好しの共産主義を復活させる とは言いませんが、新しい理想像が必要になるかもしれません。 どうやらこれから数十年で、人間の仕事のほとんどはAIに奪われるようですから、ベーシックインカムが導入されたり、働く事の意味が変わっていき、大きく世の中の価値観が変わってくるんでしょうね。 共産主義じゃないけど「能力に応じて働き、必要に応じて受け取る」理想の社会になるかもしれないし、どいつもこいつも必要以上に受け取ろうとして醜い争いをし続ける社会になるかもしれない。 人間の本質は昔から変わらないけれど、社会システムはどんどん変わっていて、例えば戦国時代だったら戦国大名が領地を取ったり取られたりなわけですが、今は決して隣県の知事が大群を引き連れて攻め込んでくる事はありません。石高が一番大事な価値だったのが、今ではビットコインなんてものまで出てきました。 先日時流に乗って儲けようとビットコインを買って、確かにどんどん値上がりしたのですが、同時に買ったアルトコインが半値に下がって結果損・・・ 「よく理解してないのに手を出すからだ!」ヾ(゜し゜ ) ハードフォークとかなんとか?先日、ビットコインからビットコインゴールドというのが分岐して、ビットコインと同量のビットコインゴールドがタダでもらえるとかもらえないとか・・・何が何だかわかりません! ご回答ありがとうございました。

その他の回答 (16)

回答No.16

プラグマティズムの哲学者、ウィリアム・ジェイムスは、 「神を信じることによってその人が救われるのなら(その人にとって)神は確かに実在するのだ!」と言っています。 歴史とは、わたしにとっては「宗教」或いは「信仰」と同義です。 つまり歴史的事実というものは存在しない。 ニーチェの言葉に従えば、「事実というものはない。ただ解釈だけがある」のだと思っています。 例えば南京大虐殺があったと思う人には、それはあったのだし、 ホロコーストはデッチアゲだという人には、ユダヤ人虐殺はなかったのだと思います。 広島も、長崎も、沖縄戦も全て同様です。客観的事実は存在せず、ただ主観的事実のみが存在します。 何故ならホロコーストはなかったというネオナチの人間に「あったのだ」と思わせるには「洗脳」による他方法がないからです。 わたしは右も左も信じていませんし、選挙にも行きません。 指示する政党も、信頼できる政治家も存在しないからです。 けれども個人的には、60年代後半から70年代にかけての反戦・9条死守の洗脳(洗礼)を自ら選択しました。これはわたしの「信仰」です。 慰安婦強制連行があったのか? 南京大虐殺があったのか? 関東大震災時に朝鮮人の虐殺があったのか? わたしは「事実」は知りませんし、知り得ないことだと思います。 ただわたしは「あった」という「信仰」を棄てません。

mikasa1905
質問者

お礼

お礼コメ大変遅くなり申し訳ありません。 >ニーチェの言葉に従えば、「事実というものはない。ただ解釈だけがある」のだと思っています。 そうかもしれません。戦争の歴史に関してはプロパガンダで歪曲されやすく、事実が時とともにどんどんわからなくなります。 >慰安婦強制連行があったのか? 軍による強制連行は無かったそうなので、私はそれを信じます。 >南京大虐殺があったのか? 中国側が主張するような規模ではないけれど、数万単位の捕虜の「処理」はあったようです。 >関東大震災時に朝鮮人の虐殺があったのか? 確かにあったようですね。 とは言え、これらの見解は自分で研究した結果ではなく、おっしゃる通り私は事実を知り得ません。確かに歴史観というものは、歴史をどう解釈しどうゆう未来を目指すのかという「選択」なのかもしれません。 これから改憲論議が高まりますから、9条など、自分の考えもまとめねばなりませんね。 ご回答ありがとうございました。

回答No.15

お久しぶりです。毎年この時期に考えさせられる事ですね。といっても、 んhkが考えさせやがるのね、折角の夏休なのに、子供の頃から八月は哀しい…敗戦の感…。ですから終戦はミズーリ調印式の九月で大いに結構です。 しかし今こそ時宜かも。サイレントだった方々が天寿を前に語られ始めた。 「俺は見殺しにしたんだ…」戦場でも、広島でも、、追剝ぎ、掠奪、愚連隊 被曝孤児と廃兵を助けたのは組だけだった..」沖仲、機帆船海賊、朝鮮、 仁義なき戦後、市と闇の歴史。語弊ありますが今面白い。nhkも良く演ったれ! 〈歴史と向き合う,〉には、一先ず己れの立場や信条を離れて、その都度、 “ニュートラル”である事は心掛けま。完全に歴史の外には立てませんが其の分、己れも歴史の一員だと自覚す。先人の苦労で保たれた独立や、獲得された選挙権等に思いを致す…、その意味で斯様な議論も有意義で。対立者でも憎まず怯まず、は難しいです中立は。 ~仰る通り、戦後はあまりに一方的で騙され続けてきました。反戦史観 但し其れを主導したのが、日教組教育との断定は、自虐史観なる物と表裏で、一面的と思います。とっくに組織率が2割を切ってるのに、未だに国民の過半数が9条護憲と云うのは、学校教育以外の要因が大では? ~私は貴方より少し上世代ですが、共産党員の教師は二人しか居らず、組合員は今より多かったでしょが、明らさまな反戦教育は受けなかった。明らかなのは上記2名だけで。 又、殆どの学校で、授業は近代史までは届きませんし、試験にも出ない。~私は米騒動までしか記憶にないなぁ…。 只、大阪は事情が違う哉。橋下市長が問題視した、入墨教師、ヤクザ、同和、総連…、戦後の暴動、或る意味シアトリカル?._.)m ✌️訳も無く反戦!のエートスが支配的だったのは、まずもって親世代の体験が直に吹き込まれたからでしょう。ウチだと婆さんと母親、二人の子=兄が戦死で、昭和天皇を一時は恨んでた。刷り込まれました。東京大空襲の惨禍を今でも事ある毎に、自慢にも聞こえる…、処が私は戦争の話が好き、故に反戦教育に為らず、ならず者よ!^^; 🇺🇸米軍シャツを高校の時着てたら親父に怒鳴られ「婆さんの事を思え!」と。解放軍の米軍もダメなのかと思った。~母は反米で反日帝、戦中は軍国。複雑なんですね ● 戦後の知識人も本当は一筋縄じゃ捉えられないと想う。 手塚治虫や、ちばてつや「紫電改のタカ」で育った私なども両義的か、戦中の悲しい別れはつくづく嫌で、しかし特攻精神は骨の髄に染み込んでる… 戦闘を描き続けた、さいとうたかを,深作欣二も反戦を口に為れる…。共産シンパは、社会派は勿論、健さん所縁の山田洋次、降籏康男の両監督等。~マスコミは各社が偏向で明らかですが文化は隠微な分、より根を下ろしてるかも… 戦後のエトスを醸成した最たる文物だと想う…特に最盛期日米の映画。~red purgeに反対した,ボギー& バコール夫妻,他ハリウドの大勢、別段サヨクに非ず 📽木下恵介の「二十四の瞳」~皆さんも私も…誰もが泣くという、~本当は反戦にも特攻にも涙するのが、多くの日本人なのでしょう、思想信条、関係無く 主演の、高峰デコちゃんに言わせる「(戦禍は) 先生や皆なの御父さん御母さんのせいではないのよ 、」~庶民は騙された、と云う事で これに噛み付いたのが、松竹の後輩弟子の大島渚。「庶民は善良で、被害者なの…」そりゃ違うだろ ⁉︎ 〉と云うんだな。新聞を筆頭に殆どの国民も協力しただろ?と http://in-prep.seesaa.net/pages/user/m/article?article_id=3459755 レポートの是枝監督も大島渚も反戦的ではあるが、只の左翼ではないのね。 ~加害⇄被害 の反転、の事も未だですね、早く払拭されたいですが、之はぶり返します。~ソ連の悪行を仰る…私もです 同様に、やられた方は何時までも蒸し返すんだな。中韓は必要以上に怖がってる、、日本は〈 敵も怖がってる 〉事を忘れがちね。抗争を経験した人なら腑に落ちるでしょう。ヤクザは皆知ってるな。 やられた記憶は百年は続く。ユダヤ教徒は特に1492年のEuro追放以来、怖れ続けホロコーストを免罪符にして加害を繰り返してる…、欧米は脛に傷もち、制裁出来ず。~須く、歴史の総括が未だ滞ってるからですね。 〈歴史は山塊の様なモノ〉之は私見ですが、定まって不動の様に見えても地下は流動してる事がある、埋蔵資料も出てくるし…時を超え噴火もする ~時代の支配的パラダイムに気付くには、史学だけでは駄目で、哲学や批評が必要。例えばニーチェや,Michelフーコーの系譜学 URLの加藤陽子氏も其の方法論を借用したと明言?、リベラルでしょが反日ではない。~フーコーを育てた,アルチュセールは元共産党員ですが、党の息の根を止めた張本人ね。 日本だと、江藤淳~柄谷行人、右左を代表する知識人ですが認め合ってた。 柄谷も「マルクス~その可能性の中心」で資本論を救い出し、共産党を殺したな。だから左右両翼もヤクザも一目置く。~ URL書評の、ラスプーチン佐藤や福田和也も立場違えど子分ね、マルクス論も書き。彼ら全共闘以降、私供の世代からBiasが解消し始めたです。左翼のレッテルで敵視するのは不毛です、敵を間違えては徒労に終る。 ~歴史の方法論について興味御座いましたら又、追って、簡単な事ですが、実践には根気が要る。では、長文御免!パッ🗡

mikasa1905
質問者

お礼

おひさしぶりです、そして遅くなり大変申し訳ありません。 おっしゃる通り、ニュートラルで歴史と向き合う事が大事だと思うのですが、それが難しい・・・私のような一般人は一時資料を研究するわけにもいかないので、著作や知識人の意見を聞いて学ぶしかないのですが、その資料がニュートラルであるのか評価できません。多くの著作・意見を偏らないよう読んで、総合的に判断するしかないのかなぁと思います。 私は団塊ジュニア世代、親世代がすでに戦争を知らず、戦後の思想によって自虐史観を植え付けられた世代ですのであてになりません。 >~時代の支配的パラダイムに気付くには、史学だけでは駄目で、哲学や批評が必要。例えばニーチェや,Michelフーコーの系譜学 む、難しいのが出てきましたね!フーコーの系譜学、ちょっとググった感じではとても面白そうです。勉強してみます♪ 色々ご意見ありがとうございました。

  • oya_zico
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回答No.14

「それからの三国志」という本が読みたくなって近くの書店に行ったのですが、残念ながらその本はそこにはなくて、代わりに酒見賢一さんの「泣き虫弱虫諸葛孔明」という本を発見した。 ん?あの天才軍師と呼ばれた諸葛孔明が泣き虫で弱虫?なんでやねん!と一人突っ込みを入れた後でこっそりその本のプロローグを読んでみた。 するとそこには、三国志、三国志演義、魏志に書かれている歴史の内容が三者三様で、一番信頼できないのが、民衆に一番親しまれている天才孔明が大活躍する三国志演義じゃないかと。そこで、酒見賢一氏は、誰もが天才として信じて疑わない諸葛孔明の別の(本当の?)姿を書いてみようかと思ったらしい。 まあ、陳舜臣氏の「秘本三国志」を読んで歴史の多面性を感じてからは、歴史とはまあそんなものだと思っています。 話は変わりますが、ここに至った理由原因は別にして、今の北朝鮮の孤立化は、太平洋戦争へと進まざるを得なかった大日本帝国の状況と似ているような気がします。 そういう意味では、歴史に学ぶことは大切だと思います。 その北朝鮮とアメリカ、今の日本の子供達は今の国際情勢を見て何を感じるのでしょうか?

mikasa1905
質問者

お礼

おやじーこさんこんにちは。大変遅くなり申し訳ありません。 >誰もが天才として信じて疑わない諸葛孔明の別の(本当の?)姿を書いてみようかと思ったらしい。 これは興味がありますね。おっしゃるように、歴史は多面的であると同時に、時代と共に物語化され、後付けの意味が付け加えられてどんどんオリジナルの姿が失われていくものだと思います。歴史を学ぶにはまず、一時資料と当時の著作・有識人の意見などを調べるのが大事ですね。 >今の北朝鮮の孤立化は、太平洋戦争へと進まざるを得なかった大日本帝国の状況と似ているような気がします。 そうですね。太平洋戦争は短期決戦で早期講和を狙ったのと違って、現代の北が手を出したらそれで終わりですが、経済制裁で追い詰められている状況は同じです。ジリ貧になった時、黒電話くんの暴発が果たしてあるのかないのか。 しかし東アジアに緊張があるおかげで米軍は存在意義を増し、中国はどさくさに紛れて覇権を拡大してますから、誰も本気で滅ぼそうとは思ってないのでしょうね。誰もが南北統一を叫んでいるのに誰もそれを本心では思っていないという不思議な状況。地政学的に半島国家というのは安定しない宿命なのでしょうか。 ご回答ありがとうございました。

  • isoken
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回答No.13

mikasa さん、こんにちは。 人間というのは上手くしたもので、余りに辛く生々しい記憶を消したり、都合よく変えたりする事が、己の精神に対して或る種 ショック・アブソーバー の役目を果たすのでしょうね、 涙を堪えながら 政次 辞世の句そして取り乱した 直虎 の姿を、今週もまた見ねばならなかった私としてはそう思うのです。 歴史もそれに近いのかも知れませんねぇ、代を経るに従い河岸段丘のように少しずつ姿を変えて来た、そして一体どれが真実か分からなくなると共に検証も困難となる点に於いて・・。 >私の世代は日教組の教育方針によって、「日本はアジアで悪い事をした」「戦争末期の悲惨さ、空襲や原爆の恐ろしさ」といったトラウマを叩き込まれて「だから戦争はいけない」という結論を教え込まれました。 戦後教育の基本線は、 mikasa さんが言われる通りだったろうと思います、少なくとも可憐なお坊ちゃまであった私が、ランドセルを背負っていた昭和40年代に於ける太平洋戦争への解釈は、アジア各地で暴走する悪の日本に対して下された、アメリカに依る正義の大鉄槌・・とまあそんな感じでした。 特筆すべきは、戦争を経験した親の世代も概ねそんな捉え方であった事、例えばうちの父は典型的な戦中派・焼け跡世代ですが、そんな彼があの戦争は負けて良かったとはっきり言っておりましたものねぇ。 親と先生の両方からそう言われれば、当時純真無垢だった私としても信じない訳には行かない、もっとも mikasa さん世代も概ねそんな感じであったとは驚きですが。 >常々私は、自分の子供に日本の近現代史をどう伝えればいいのか考えていたのですが、先日逆に娘の方から「これ面白いよ」と薦められて読んでいる本があります。 学校教育も少しは変わって来たんでしょうか、本来生徒の自由な発想を固定観念へと誘導してはならないですよね、そういう意味で mikasa 家のお嬢ちゃんは可愛いだけでなく生きた勉強をしてるんですねぇ、きっとパパの背中を見て来たからなんでしょうけど。 >歴史との向き合い方 余りに重く難解なテーマである上、色んな考え方があって然るべきだろうと思う為、以下勝手に書き綴りますが、下で kamejrou さんが触れておられる多面的な捉え方というのが、歴史を眺める上での王道であろうと思うのです。 そもそも時代と立場そして切り口が異なれば、語られる歴史は180度変わって来るもの・・、例えば 忠臣蔵 や 新撰組 への評価、或いは太平洋戦争の総括もそうでしょう。 以上を大前提として言わせてもらうならば、私個人は、もっと自民族の歩んだ歴史に誇りを持つべきではないかと思う、いや・・無理に誇りを持つ必要はないが、少なくとも現実は直視すべきで、過大は無論の事決して過小評価をしてもならないと感じるのです。 例えば焦土と化した敗戦から僅か30年後の1975年、 フランスの ランブイエ で開催された第一回 サミット のメンバーは、アメリカ・イギリス・フランス・ドイツそして日本の5ヶ国、これは第一次世界大戦後 ヴェルサイユ 体制下に於いて認知された、世界の5大国とテイストが似ておりましょうかねぇ。 その双方で5大国という括りに入るのは、世界でアメリカ・イギリス・フランスと日本の4ヶ国だけ・・、取り敢えず凄いじゃないですか。 更には、日本経済がピークにあったバブル真っただ中とはいえ、 ポール・ケネディ が 『 大国の興亡 』 に於いて、この極東の島国の在り方に関して少なくない紙面を割いたのは何故か?、その答えは自ずと出て来るでしょう。 日本の現実の姿そして我が民族が歩んだ歴史が、悪意のバイアスを持つ 2 ~ 3 ヶ国を除いた諸外国に於いて、ほぼ肯定的に・・いや一部に於いては世界史上の奇跡とまで絶賛されている事実の流入を、恣意的に遮って来た第4の権力、つまり一部左派系メディアの底流を織り成す自虐史観・日本悪玉論に至っては、噴飯ものだという事もお分かり頂きたいのです。 結局ですねぇ、右に振れ過ぎた針はニュートラルを通り越して左に行き過ぎるんです・・これが戦後 ~ 昭和40年代ぐらいまで、一方左に振れ過ぎたら今度は右に戻っちゃう、これが中韓関係が拗れて以降かな? それと同じ理屈で、余りに偏った不自然な歴史評価は、人間の英知で自然なアジャスト作用が働くんじゃないでしょうか、ことに戦争というものは互いに言い分がある、敗戦国であるが故に無視され・隠蔽され・見過ごされて来た客観的事実も、時というものが明らかにして行きますし・・。 他方現在は自民党の方針案にしか過ぎませんが、2014年になって漸く、自虐史観に捉われない教科書の作成を目指すという一文が明記されました、その点は恐らく安倍さんでなければ出来なかった。 口さが無いメディアは、独裁者だ右翼だ・・と叩きますがねぇ、彼は教育というものの重さを真剣に考える数少ない政治家だろうと思うのです。 どこぞの国のような余りに行き過ぎたナショナリズムは論外ですが、 「 美しい国 日本 」 ・・大いに結構じゃないですか、少なくとも国民に纏わりついたマイナスの自尊心を解き放とうという危機バネには共感せざるを得ない、第一 ニュートラル であるべき ジャーナリズム がこの有様では、種々個人で判断して行くしかないでしょう。 とにもかくにもこの島国の住人が、 一時的とは言え マルクス そして エンゲルス が夢想した ユートピア に近い社会を形成したのは事実、幾ら国内のメディアが否定し且つ卑下しようとも、世界に誇っていい我が国の業績であろうと思うのです。 ついでに書いちゃいますが、小泉さんという方も果断な政治家との評価ですが、私は眉に唾を付けちゃう、何故なら支持率を押し下げる恐れがある議論は、ほぼ俎上にすら載せませんでしたからねぇ。 例えば消費税の引き上げは、本来小泉政権末期に道筋を付けておかねばならないテーマでした、だって彼がいいとこ取りして経済指標の上昇分を遍く先取りし、おまけに中国・韓国と政治的に構えてしまったから、彼以降の総理が苦労したのですから。 第一次安倍政権は中韓両国との関係改善という尻拭きに追われ、福田さん・麻生さんに至っては、どう知恵を出しても上がり目の無い日本経済という味噌っかすを掴まされた上に、 サブプライムローン 問題に端を発した リーマン ・ ショック が押し寄せて ジ・エンド 、悪夢の民主党政権 3年半が幕を開ける事となる。 他方小泉さんが押し進めた 「 聖域なき構造改革 」 ・・これはまあいいでしょう、もっとも私は言葉の綾だと理解しておりましたが、問題なのは無原則な規制緩和にあります。 あの当時聞かれた、猫も杓子も グローバル ・ スタンダード と規制緩和の連呼・・、一体全体この国の有権者は、その意味と齎せる結末を理解して支持しているのかと考えると、頭が痛くなりました。 つまりこういう事です、規制緩和自体は確かにパイの拡大を齎す切り札となる場合も少なくない、但しデフレ進行下に於ける各種参入障壁の撤廃は、 サプライ ・ サイド の プレイヤー 増加を、そして供給過多と価格の下落を促し、デフレを益々助長して今に至る。 朝っぱらから飲んだくれてベロベロ・・、よく分からなくなりましたから、ここいらで・・。

mikasa1905
質問者

お礼

イソケンさんこんにちは。大変遅くなり申し訳ありません。 >歴史もそれに近いのかも知れませんねぇ、代を経るに従い河岸段丘のように少しずつ姿を変えて来た、そして一体どれが真実か分からなくなると共に検証も困難となる点に於いて・・。 そうなんですよね、人は歴史や記憶を「物語化」しないと消化できない生きものなんだと思います。物語化する事でどんどん後から意味を付ける。その後世の後付けを排除して、当時の視点で見つめ直さないといけないと思います。しかしやはりどうしても意味を求めてしまう。偶然の連続なのかもしれない歴史を必然の繋がりと考えてしまう。必然と考えて次に何が起こるか予想すると、偶然の出来事にひっくり返されてしまう。歴史の知恵を未来に生かすのはとても難しそうです。 >戦争を経験した親の世代も概ねそんな捉え方であった事、例えばうちの父は典型的な戦中派・焼け跡世代ですが、そんな彼があの戦争は負けて良かったとはっきり言っておりましたものねぇ。 >親と先生の両方からそう言われれば、当時純真無垢だった私としても信じない訳には行かない、もっとも mikasa さん世代も概ねそんな感じであったとは驚きですが。 そうなんですよね。私たち世代はその視点でしか戦争を伝えられていないんです。だから大正デモクラシーや「モガ・モボ」など世界恐慌前に日本が自由な気風で発展していたのは無かったことにされ、富国強兵、日清日露戦争から太平洋戦争まで一気にファシズム化したように思い込んでいました。 >もっと自民族の歩んだ歴史に誇りを持つべきではないかと思う、いや・・無理に誇りを持つ必要はないが、少なくとも現実は直視すべきで、過大は無論の事決して過小評価をしてもならないと感じるのです。 是非はともかく、我が国は今では想像できないような大事業をやってアジアを発展させ、戦後もODAという形の賠償金を払い発展に寄与しつつ、一時は世界第二位の経済大国に復興したとんでもない国。しかしながら先の大戦を過ちとして反省し決して奢らず、諸外国が自国の歴史に誇りを持ち正当化するのが当たり前な所、我が国は反省のために歴史を振り返ってきました。ドイツなどもそうでしょうけれど、そうゆう自責の念があってこその発展という面もあるように思います。しかし、そういった過去の十字架をこれからの世代にも背負わせたくはありません。私たちまでの世代で平和思想を色んな意味で成熟させてそれを渡すべきであり、自国の歴史への変な疑念はもう持たせたくないですね。 大変ためになるご回答ありがとうございました。

  • ithi
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回答No.12

mikasa1905 さん、こんにちは。 実質的には8月15日に日本国民は無条件降伏を受け入れた。だから、戦意なんて置きませんよ。「これ以上戦をしてはならぬ」と大元帥陛下のお言葉をもらったんだもの。9月2日は世界的になセレモニーのようなものですね。正式降伏がミズーリ艦上で成立したからです。

mikasa1905
質問者

お礼

ithiさんこんにちは。お礼コメ大変遅くなりました、申し訳ありません。 よくドラマや映画で再現される、炎天下で玉音放送を聞く人たち。(実際はその場では何を言っているのかほとんどの人がよくわからなかったそうですが)あの泣き崩れる人たちの気持ちというのは、体験していない私には想像するしかないのですが、悔しいと同時に「やっと苦しい戦争が終わった」という安堵もない交ぜになってたのでしょうか。実際は戦争が終わった後の暮らしの方が配給などが無くなり苦しかったらしいですが、空襲や灯火管制や勤労動員などが無くなり戦争で死ぬ心配は無くなった。しかしそれまで軍国主義一色だったのが、一気に自分や家族のその日生きるための日々が始まるというのは、とんでもない環境の変化だったのではないでしょうか。 ご回答ありがとうございます。

  • staratras
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回答No.11

なかなか考えさせられるご質問ですので日ごろ思うところを書きます。 回答者は戦後生まれですが、学校の先生には小学校から大学まで戦争体験者、それも実際に兵士として戦った経験者がいました。その中には保守的な先生もいれば組合活動に熱心な先生もいて、政治的な立場はさまざまでしたが、「あのような戦争を2度と行ってはならない」という一点では思想信条の如何を問わず見事に一致していました。 教科書には書かれていない戦争の実態(中には捕虜の首を切った自分の体験を語ってくれた教師もいました)について、歴史の授業以外でも学ぶ機会が相当ありました。当時の学校現場には「それぞれの先生の実体験に基づく戦争に対する歴史観」があり、それは文部省の学習指導要領や日本教職員組合の考え方には必ずしも収斂しなかったように思います。 両親は軍需工場での軍用機生産や農作業などに勤労動員された世代でしたが、伯父の中には昭和20年に満州に侵攻したソ連軍の戦車に小火器で立ち向かって九死に一生(実際の戦死者の比率はこれ以上です)を得た者や、敗戦後も中国大陸に残留して国民党と共産党との内戦に巻き込まれ戦後8年も経って帰国した者がいました。 このように実際にあの戦争を体験した世代から学校や家庭で、嫌でも戦争の話を聞けた戦後しばらくの時代と比べますと、戦後70年以上経った現在では、「あの戦争は書物やネット・テレビなどの世界にしか存在しない」状態に近くなっています。その結果生きた人間が理不尽な生命のやり取りを強いられる戦争の実態を学ぼうとせずに、単にシミュレーションゲームを楽しむような感覚で戦争を語る風潮も目立ちます。 戦争の実態を学ばなければ、「そこから教訓を得て未来に生かす事」など不可能です。もちろん戦争が起きるに至った経過やその背景にある経済・社会の動き、政治思想・大衆心理などにも目を向ける必要があることは言うまでもありません。 ではどうすればよいか、その人によって方法はさまざまでしょうけれど、回答者の場合はできるだけ当時の本や新聞・雑誌などを直接(引用でなく)読むことにしています。そうすることによって、最新の歴史書(を読むことも大切ですが)ではわからないことが見えてくる場合も多いからです。この場合はいかなる政治的な立場でのどのような勝手な主張であっても読む必要があります。 それから現代に書かれた歴史書を読む場合にはできるだけ実証的で、史料の引用が恣意的でないものを選んでいます。自分の説に反する史料や主張は無視して都合のいい史料の都合のいい部分だけを切り取っている(断章取義)ものはダメです。自分の主張に都合の悪い史料の存在にも触れたうえで、それでも主張が成り立ちうることを論証する必要があります。 史料の扱いが恣意的でない実証的なものであれば、著者の思想が自分の考え方とは異なっていても歴史書としては一読の価値はあります。「左翼(右翼)だから読まない」というのは「広い世間を狭くする」もので得策ではありません。 これから10年ほどが「実際に戦争を体験した世代から戦争の話を聞ける」最後の貴重な機会だと考えられます。このために証言をアーカイブス化する試みも様々なところで行われていますが、身近にそうした体験者がいれば、若い世代は特に聞いてみるべきだと思います。高齢の世代の中には「生きているうちにこれだけは言い残しておきたい」と考えている人も多いようですから。

mikasa1905
質問者

お礼

お礼コメ大変遅くなり申し訳ありません。質問してから一ヶ月過ぎてしまいました・・・汗 >「あのような戦争を2度と行ってはならない」という一点では思想信条の如何を問わず見事に一致していました。 「教え子たちを死地へやってしまった」という後悔。日教組の考えも分かるんですよね。ただ、アレルギーのようにとにかく戦争は悪として、それがどうやって始まったのかを考えず思考停止してしまってはいけないと思います。 >教科書には書かれていない戦争の実態(中には捕虜の首を切った自分の体験を語ってくれた教師もいました) 例えば南京虐殺については、中国側の主張をそのまま受け入れるわけにはいきませんけど、捕虜が多すぎたために万単位で「処理」したのは確かのようです。日本人は戦陣訓「生きて虜囚の辱を受けず」を叩き込まれていたから、相手に対してもそれが当然という感覚だったようですね。国際ルールを守って戦った日清・日露戦争に対して、やはり大東亜戦争の頃は(こうゆう言い方は好きじゃないのですが)「狂っていた」と言えます。 >満州に侵攻したソ連軍の戦車に小火器で立ち向かって九死に一生(実際の戦死者の比率はこれ以上です)を得た者や、敗戦後も中国大陸に残留して国民党と共産党との内戦に巻き込まれ戦後8年も経って帰国した者がいました。 8/15以降の大陸などでの引き上げ時の混乱やシベリア抑留も忘れてはいけませんね。 また、他方では終戦後もインドネシア独立を戦った日本人残留兵もいました。 >ではどうすればよいか、その人によって方法はさまざまでしょうけれど、回答者の場合はできるだけ当時の本や新聞・雑誌などを直接(引用でなく)読むことにしています。 なるほど、こうゆう研究は私はまったく足りていません。心がけて読むようにします。 >史料の扱いが恣意的でない実証的なものであれば、著者の思想が自分の考え方とは異なっていても歴史書としては一読の価値はあります。「左翼(右翼)だから読まない」というのは「広い世間を狭くする」もので得策ではありません。 そうですね。私なんかはまだまだ判断力がなく、どうゆう著者か知らないまま「読み散らかしている」状態ですが、インチキな本も多いようで、多くの知り得た情報を突き合わせて自分で判断しなければなりませんね。ものすごく難しいことですが・・・ >身近にそうした体験者がいれば、若い世代は特に聞いてみるべきだと思います。高齢の世代の中には「生きているうちにこれだけは言い残しておきたい」と考えている人も多いようですから。 そうですね。しかし戦後70年を経て生存者も減り、ご存命でもご自身の当時の経験に色んなフィルターを掛けてしまっていたりすることもあるように思います。やはり当時の記録を読むのが良さそうです。 ご回答ありがとうございます。

noname#244657
noname#244657
回答No.10

こんばんは^^ 昔、ピクミンというゲームがありました。とても可愛らしいキャラクターのピクミンを操って怪獣を倒してゆくというゲームなのですけれど、まるで太平洋戦争のような。。と思ったものです。 娘はピクミンを1匹も死なせちゃだめ!と言うのですが、”犠牲なくして勝利なし”。 また、ロケットに回収し忘れたピクミンは、翌日には死んでいます。 日本は多大な犠牲を払いました。けれど、私は負けたとは思っていません。今の日本を築いてくれた方々に、感謝の念しかないのです。 そんななか、日本からみてのA級戦犯がのうのうと生き、天寿を全うしたことには憤りを感じます。 インパール作戦を指揮した牟田口少将。 「5,000でとれるだろう」つまり、日本兵の5,000人は死ぬだろうとの意味です。 今の日本、独立国家としての日本を後世に遺して下さったのは、他でもない英霊方です。

mikasa1905
質問者

お礼

お礼コメ大変遅くなりました、申し訳ありません。 ピクミンはやったことないのですが、なるほど太平洋戦争のようですね。ロケット回収というのは撤収戦のようで、島に置き去りにされた日本兵を思わせます。 >日本は多大な犠牲を払いました。けれど、私は負けたとは思っていません。今の日本を築いてくれた方々に、感謝の念しかないのです。 私もそれ思います。300万人超の犠牲と全土が焼け野原になりましたが、戦争目的を達したかという視点では、戦争に負けたことで達したと言えます。それは貴い犠牲の上で生き残った人たちが頑張ったおかげです。 >そんななか、日本からみてのA級戦犯がのうのうと生き、天寿を全うしたことには憤りを感じます。 >インパール作戦を指揮した牟田口少将。 そうですね。連合国によって戦争裁判が行われたことで、日本人自身で戦争を総括できていません。 しかしながら、今まで私の中でのA級戦犯だと思っていた松岡洋右は、本心は国連脱退してはいけないという考えだったそうです。戦争を総括するには多くの事を学ばないといけませんね。 ご回答ありがとうございます。

回答No.9

歴史には、真実と嘘や間違いが混在してるし、今またそれを世の中に知らしめるべきものもあるし、そうでないものも有ります。 いたずらに、敵対心を煽るだけの物や、そんな扱い方をするのなら、埋もれているほうが良いです。 普通の人が、普通に生活するのに、知らなくていいことが殆どです。 下手をすると、気違いに刃物になりかねません。 仲の良い夫婦の過去を、お互いが詮索して良いことなどありません。 亭主の携帯は、妻が見て幸せになることはありません。 歴史の全てを、正確に読み解き、冷静に判断し行動できるほど、人類はまだ達観できていません。 知らぬが仏の部分も多いのです。 扱いは慎重にすべきです。 ただ、ロシアや中国の国民性は、十分に認識しておかないと、痛い目に合いそうな気がします。 良いことは、どんどん、みんなに知ってもらいましょう。

mikasa1905
質問者

お礼

お礼コメ大変遅くなりました、申し訳ありません。 確かに、近隣諸国と論争になっている近現代の歴史はプロパガンダによって歪められているし、何より歴史というのは勝者が作ったもの。正しい歴史観を身につけるのは難しいし、そもそもそんなもの無いのかもしれません。 しかし、当時のパワーバランスや経済状況など大局的なものに関してはおおよそ正しいデータが得られ、そこから読み解くことは可能なのではないでしょうか。 >ただ、ロシアや中国の国民性は、十分に認識しておかないと、痛い目に合いそうな気がします。 それはありますね。何を言われてるのかもわからないのでは言われるがままですから、ある程度知識は持っておいたほうがいいと思います。お隣の国に関してはもう放っておきたいですが・・・ >良いことは、どんどん、みんなに知ってもらいましょう。 そうですね。エルトゥールル号などの美談は友好が強まるでしょうから、広めた方がいいですね。 ご回答ありがとうございます。

  • 441moe
  • ベストアンサー率16% (75/449)
回答No.8

同感です。 将来の為の勉強が歴史と思います。 向き合い方は 「歴史に正解はない」と言われます、 私は死体無き殺人事件の犯人確定、 だと思います。 事実と思える資料を元に事実と思われる結論を出す事だと思います。 整合性が最重要視されます。 そして当時の価値観で当時を判断し、 現在の価値観で判断するのは間違いの元です。 いにしえ、卑弥呼の都はどこか? 百家争鳴です。当然です。 多く魏志倭人伝の邪馬台国と言われます、 しかし邪馬壹国としか書かれていません。 指摘した教授は業界で袋叩きに合います。 一次資料である魏志倭人伝には邪馬壹国と書かれ、他の文献は全て邪馬台国と有るので、それが正しい。となります。 一次資料の魏志倭人伝に邪馬壹国と書かれていれば、間違いでも邪馬壹国なのです。 何の価値観も改竄も入りません。 その上での研究・勉強です。 何年に戦争が起こったより 何故戦争が起こったを研究するのが歴史だと思います。 そのベースが事実と思われる資料と当時の価値観と整合性です。 日本が侵略した時は(今もですが)侵略が正義です。その前提で判断すべきと思います。 昔、異母妹は他人です、結婚問題ありませんでした。今の価値観では近親姦です。 当時は女系主義と想像出来ます。 当時の価値観で判断し、現在の価値観を考えるから将来の良い姿が見えると思います。 事実受け止める勇気必要です。 終戦日の確定問題になります。 14日ポツダム宣言受諾通知 15日武装解除命令 9月2日対米降伏文章調印 米国が15日を終戦日、日本が9月2日を敗戦日としても正解な筈です。 でも何故戦争に至ったか?が一番重要な筈です。

mikasa1905
質問者

お礼

大変遅くなり申し訳ありません。質問してから2ヶ月過ぎようとしてます汗 >日本が侵略した時は(今もですが)侵略が正義です。その前提で判断すべきと思います。 韓国併合あたりまでは当時の国際法に照らし合わせても合法ですよね。 しかしどうやら、満州事変以後の侵攻は当時においても国際社会から非難を浴びた行き過ぎた侵攻だったようですね。日本は第一次大戦をほぼスルーしたため、戦争に疲れた列強の「無茶な領土拡大はやめような」という空気が読めてなかったんでしょうね。 ご回答ありがとうございます。

回答No.7

>私の世代は日教組の教育方針によって 私の高校は朝日新聞を読めと教わりました 偏ってますよね >昔のように暗記していれば答えられるような問題は少なく、因果関係を考察させ文章で答える形になっていて へぇー そうなんですか 随分と変わりましたね ウチら昭和世代はもう古臭いです 教科書も事実をきちんと書き、検定合格させるべきです 韓国の慰安婦問題って確か1行って? いつまで謝罪を要求するのか、訳分かりません 野尻湖のナウマンゾウなんてどーでもいいことです もっと近代・現代に重点を置くべきではないでしょうか?

mikasa1905
質問者

お礼

みったん大変遅くなり申し訳ありません。質問してから一ヶ月過ぎてしまいました・・・汗 >野尻湖のナウマンゾウなんてどーでもいいことです >もっと近代・現代に重点を置くべきではないでしょうか? おっしゃる通り。邪馬台国なんかも、どこにあったかもその後の日本の政権とのつながりもわからんのだから、割とどうでもいいことで、「歴史ロマン」的に学ぶ程度でよく、それよりも近現代の歴史から教訓を学ぶ方が大事だと思います。何かであったけど「現代から過去へ遡る歴史教育」の方が、現代を生きる自分たちとつながる歴史を学べていいんじゃないかと思います。 ご回答ありがとうございました。

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