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甲状腺機能について
甲状腺機能低下症の人は、甲状腺ホルモンの分泌をさまたげる ゴイトロゲンという成分を含むキャベツ・ブロッコリー・かぶなどのアブラナ科の野菜と、納豆などの大豆製品は食べ過ぎないようにした方がよいと聞きました。 しかし、主治医は特に制限はしないので食べてもいいと言います。 甲状腺ホルモンの治療をしているのに、全く逆のことなのでどちらが正論なのかとても混乱しています。何か情報をご存知の方がおられましたら教えて下さい。
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- ebisu2002
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回答No.1
ゴイトロゲンとはヨウ素の取込みを阻害するものの総称です。 甲状腺のヨウ素は、甲状腺ホルモンの形成に必要ですからヨウ素が欠乏すると低下症の原因となり、甲状腺の肥大、つまり甲状腺腫(goiter)を引き起こすこととなります。 世界的にはヨウ素欠乏が問題である地域の方が圧倒的に多いのですが逆にヨウ素摂取量が多すぎるくらいの国もあり代表的なのが日本です。 日本人のヨウ素摂取量の多さは海藻、特に昆布によるもので、昆布そのものも食べますし、だしとして使った料理を日常的に食べるためにヨウ素をふんだんに摂っているのです。 ヨウ素が充分ならば ゴイトロゲン=甲状腺ホルモンの分泌低下ではありません 甲状腺機能低下症はヨウ素欠乏ばかりでなく橋本病など自己免疫疾患が原因で生じ、日本人はほとんどが後者です。 よってゴイトロゲンのことは気にする必要はありません