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甲状腺刺激ホルモンと甲状腺ホルモンの分泌量

脳下垂体を取り除いたとき、甲状腺刺激ホルモンと甲状腺ホルモンの分泌量はそれぞれどうなりますか?

みんなの回答

  • suiran2
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回答No.1

脳下垂体はホルモンの中枢と呼ばれます。それは各内分泌腺を刺激するホルモンを分泌することにより、それぞれの内分泌腺が放出するホルモン量を調節しているからです。脳下垂体前葉が分泌します各内分泌腺の刺激ホルモン量と各内分泌腺のホルモン量とはパラレルです。 甲状腺の場合にも、正常ならば下記のような仕組みで甲状腺ホルモン量が調節されています。 脳下垂体前葉→(甲状腺刺激ホルモン量増加)→甲状腺機能亢進→(甲状腺ホルモン量増加)→下垂体に戻り、前葉を抑制→(甲状腺刺激ホルモン量減少)→甲状腺機能抑制→(甲状腺ホルモン量減少)→下垂体に戻り、前葉刺激→以下戻る ですからご質問の脳下垂体を摘出しますと甲状腺刺激ホルモンも分泌されません。よって甲状腺は機能せず、甲状腺ホルモンも分泌されません。これが長く続くと、甲状腺の機能が低下し、甲状腺は萎縮します。

w-agent
質問者

お礼

ありがとうございます。  参考になりました。

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