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普通を知るために
わたしは作家になりたかったのですが、親に「作家になりたいなら普通を知れ」と言われたので あえて普通の大学の普通の学科に進学しました けれど 冗談は通じないし 見る目 聞く耳もないし 幼稚でわがままだし 今となっては過去の自分の信念がぐちゃぐちゃにされて スランプというか挫折状態です 個人的にはこんなことせずに信念通りに学びたいようにやればよかったと思っています さて 皆さん 皆さんなら子供が作家になりたいと言い出して聞かないときはどうしますか 才能を信じて好きにさせますか それとも それでも「作家になるためには普通を知らねばならないから普通の大学に行け」と言いますか? 私は この道で 正しかったのでしょうか?
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- LimeGreen5
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こんにちは。 グラフィックデザイナーです。 ある意味作家に近い業種ですので言及してみようかと思ったのですけれども。 子供が「作家になりたいと言い出して聞かない」としたら。 これはご家庭によって、すごくすごく選択肢が違ってきそうです。 文筆業をしている人が周囲にいるなら、相談すると思います。 けれども、子供本人が望む相談相手でなければ、 紹介しても拒絶して終わるだろうなあと、そんな風に思ったりもします。 編集者をしている人が周囲にいるなら、やっぱり相談すると思います。 作家の現状、どれくらいの数の人がその職業についているのか、つまり競争率の把握。 原稿1枚当たりの報酬、個人で入れるクリエイターのための保険など。 ただ、そうやって調べたとしても、子供本人が望む形でなければ受け入れないだろうなと思います。 ですから、子供がどこまで自分の力で調べているのかを重要視します。 現実的な着地点が見えているか。 どうやって食っていくのか、というビジョンがあるか。 誰が発注して、誰が報酬を出すのかを調べているか。 その金額と内訳はどんな感じなのか。 最後に、自分自身の実力をどのように分析しているのか。 自身の作品を周囲はどう評価しているか。その評価をどう受け止めているか。 上記の事柄に論理立てて答えられないのであれば、進路に疑問を呈すると思います。 目指すのが作家なのですから、矛盾のない理論武装ができるかを吟味して対処します。 足りない分を補う方法はいくつかありますが、それは本人次第ですのでね。 ところで。 子供の才能を信じるかと問われたら、わたしは信じません。 自分の才能を信じていないからです。デザイナーなのにね。 生まれ持った才能ではなく、継続して培う様々なことが、グラフィックデザイナーという職業に就いていられる力の源になっていることを知っているからです。 ですから才能ではなく、今現在、何をやっているのか。どれだけたくさんのものを作り出しているのか。量を見て、そこから質を吟味するだろうと思います。 どれだけ多くの人に文章を見せているのか、どんな頻度で生み出しているのか。 まずはそこをとっかかりにすると思います。 数が少ないようなら、おそらく進路の選択肢としては推奨しないでしょう。 あなたのご両親がどんな職業で、どんなつながりを持っていて、なぜ普通を知れと言われたのかについては、まったくわかりません。 けれども、端的に申し上げて、その言葉は間違っていないと思いました。 なんというか、全般的にリサーチが足りない印象なのです。 リサーチの量、インプットの量がアウトプットを支えます。書いていればいいってもんではないんですよ。 なぜこんなに理屈ばかり並べるかというと、本当にやりたい人は誰がなんと言ったって書き続けるものだからです。 70歳になっても画家でいる方は、いつでもどこでも、とんでもない量を描いていました。 息をするようにクリエイトする人、どんな状況でも、毎日必ず何かやってる人だから、その職業を続けていられると実感します。 わたしはデザイナーですから、受注したものをこなして、翌日に備えるわけですけれども。それは我々が受注産業で生活しているからにすぎません。じゃあ何もしていないのかと問われたら、仕事に関係なく何かを表現しています。 そして、作家もなんらかの受注で安定する必要が有りますが、それを越える発信が多くあるべきではないかと考えています。 最後に。 大学の価値は、在学中はもとより、卒業して10年とか20年経って活きる場合があります。 二十数年仕事をしてきて、そんなシーンを何度も見ました。 それはどういうものか、ちょっとリサーチされると良いと思いました。
- demio
- ベストアンサー率13% (200/1473)
作家で成功できない場合に備えて普通に就職できるように普通を知れの意味でしょう、 才能が有る無いよりも現実的ですね 悪いことをして刑務所に入って中の様子の本をだして売れて映画の原作にもなった作家がいましたから正しい道なんて誰にも解らないでしょう
- ithi
- ベストアンサー率20% (1972/9602)
isomasa さん、こんにちは。 作家になるためにはすでに高校、中学時代にある程度、文章の描写力が優れていないと、難しいですね。文芸クラブにに所属しても20,30人のうち、2、3人の中に入るような人でないと難しいと思いますよ。大学の文学部に入り、小説クラブに入ったとたんに、プロデビューとかになったりして…でもそうなるかならないかは親になったら、その文章を読んでみると、大体なれるかなれないかが分かると思いますよ。 私は この道で 正しかったのでしょうか? 別に不満がなければ、正しかったんでしょう。
>皆さんなら子供が作家になりたいと言い出して聞かないときはどうしますか 才能を信じる信じないではなく、本人の意志を尊重しますね。 >「作家になるためには普通を知らねばならないから普通の大学に行け」と言いますか? 言いません。 「作家になるためには普通を知らねばならない」というようなことはあるかもしれませんが、だから「普通の大学へ行け」なんて発想にはならないですね。どんな大学だって、「普通」に満ち満ちているではありませんか。 >私は この道で 正しかったのでしょうか? 正しいのです。なぜなら、最終的には貴方が決めた道なんですから。 ただ、親のせい、他人のせいにしている歩み方に問題があるのでしょうね。
「潰しが効く」という意味では正しかったんじゃないかな? 大学へ行けるというのは、親の経済力が保つ内なのです。 昨今の不景気では、大卒でも正職員の仕事に就くのが昔に比べて難しい。 そこをご両親は考えたのではないでしょうか。 作家になって売れる(=食べていける状態)になる事が確率的に難しい事は目に見えます。 そこで、親としては保険をかけたかった。そういうことでしょう。 また、作家なら学生生活を送りながらでも書けるわけで 大学へ行くことはそんなに重荷ではないと思うのですが…。 他の仕事(専門学校など)を目指していたなら別ですが…。 しかし、親御さんの意見に反するようで申し訳ありませんが 物書きというのは、多くの人生経験や知識・幅広い見聞が作品の肥やしになることは確かです。 なので作家になるには親御さんの言う「普通を知れ」という事ではなく 「多くの経験を積みなさい。多くの本を読みなさい」これが物書きを目指す人への正しいの助言ではないかと思います。 その意味では、今の苦しみも「心理的な経験として」良い肥やしとなるでしょう。 【諦めずに、書き続けるならば。】 悔しい思いはわかります。売れる・売れないは別としても、書く意欲の高い時期に没頭できなかったという悔しさはよくわかります。 ですが、人生は長いのです。 今は休憩して、また書く気力が湧いてきたら書き出せば良いのです。 親が倒れてOLを辞め、親の介護に明け暮れる日々のなかで…ふと思い立ち、物を書き始めてヒットした作家もいます。 学生時代から物書きに憧れて、卒業後は夜間警備の仕事をしながら書き続けて(何作も応募した末に)ヒットして、映画まで上映された作家もいます。 作家になるには、おそらく王道なんてないのでしょう。 年齢も関係ありません。 「売れない作家」も作家なのです。 ヒットするのがいつか、という違いだけです。 作家になりたいというご自身の思いを信じましょう。 そして今は、気楽に風任せで生きましょうw モチベーションは、ふとした時に アイデアとともに降ってくるのかもしれません。 ^^ 今少し、待ってみてはいかがでしょうか。